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メルヒェンとメルヘン Vol.1 "ハーメルンの笛吹男"

2012-01-13 17:48:54 | 乙画廊 特別企画展
メルヒェンとメルヘン Vol.1 "ハーメルンの笛吹男"
1月20日(金)~28日(土)会期中無休 ◆21日(土)16時からパーティー
Hmeruniwasawa
?メルヒェン作家
□□ 石原朱麻□岩澤慶典□こうぶんこうぞう□榮真菜□□
□□清水真理□長尾紘子□福長千紗□古川沙織□□
◯内容:
◆ Anno 1284 am dage Johannis et Paul ◆ war der 26. junii ◆
◆ Dorch einen piper mit allerlei farve bekledet ◆
◆ gewesen CXXX kinder verledet binnen Hamelen gebo[re]n◆
◆ to calvarie bi den koppen verloren◆
□ 1284年聖ヨハネとパウロの記念日 □ 6月26日 □ 色とりどりの衣装の笛吹男に□
□ 130人のハーメルンの子供らが誘惑され □ コッペンの近くの処刑場で消えた □

  Märchen・Fairy tale・contes de fée ~Volksmärchen・ Kunstmärchen
子供の為にお約束の魔女退治や王子様のお迎えストーリーは 何処からヒントを得たのだろう。恐らく忌みじくも生々しい逸話から、かいつまんだのは周知の事実で、実話が 説話となり寓話となって伝説へと時を重ね創作童話となったのである。メルヒェンはドイツ語 読みだが 英語では メルヘン。私には欧羅巴の寒村で 何世紀も遥かむかしに「昔々のその昔~」と子供達が想像を巡らせ伝え聞いた スペイン王フェリペ2世の愛した Hieronymus Boschの”快楽の園”の世界、これこそが”メルヒェン”で、後の創作的なものが”メルヘン”だと思えてならない。
さて、そのメルヒェンとメルヘン展の Vol.1は、1284年6月26日にピエロの如き風貌の男が ザクセン人の村から130人の子供を連れ去った事件がテーマ。精神異常者ミラーズ顔負けの気違いじみた小児性愛者が弄ぶ目的で起こしたとしか思えない、別名「ハーメルンの鼠取男」を もとに作家各人の解釈に因る展観になる。是非 お越し戴きたい。
                             乙画廊 廊主

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