杏歌の独白

主にゲーム音楽の耳コピー話中心の予定ですが、美味しかった物や日頃思いついた事もつらつらと。

撃たれたフリをする理由

2015-10-15 | 日記・エッセイ・コラム
以前「秘密のケ○ミンショー」で
大阪の人間は見ず知らずの人がピストルを撃ったり、斬りかかる真似をすると、ちゃんとノッてやられてくれる、というのをやってました。

仕掛けてくる性別、年齢にも依りますが
確かに、よほど急ぎでない限り
一瞬胸を押さえて「うっ」とうつむくとか、「ぎゃー」とか普通のテンションで言いながら片手伸ばす位は付き合うような気がします。

とうしてか?

仕掛けてきた方は、多分盛り上がって
遊びたくて仕掛けてきたんだろうから
完全に水をさすような事はしたくないじゃないですか。

もし完無視するか、白眼視すると
仕掛けた方が、きっとすごく恥ずかしい気持ちになってしまう。

ノッた事で逆にこちらが より笑われる事になっても、相手一人に恥ずかしい思いをさせて知らん顔するよりは
こちらの精神的なダメージも少ない気もする。

さらに、恥ずかしいながらも こちらがノッた事で、微妙な連帯感が生まれて
ちょっと楽しくなる事もある。
特に仲良くはなりたくないけど、そういう通りすがりのほっこり感は悪くない。

でも、ケ○ミンショーでやってたくらいだから、他府県の方々は あまりのらないんでしょうね。

まあ、あかの他人に仕掛けたことも、
そのつもりも無いんですが
もし友達を撃つ真似をして 友達がうまくよけてしまい、向こうにいた 他人が流れ弾に当たったフリをしてくれたら、ちょっと好感度が上がる気がする。

そう考えると、ノリの成分は「思いやり」や「気遣い」と言えるかもしれません。
率先してバカはやらないけれど、ちょっとだけなら参加しますよ?的な感じ、これは多分バファ○ンと同じで
半分やさしさから出来ているのかもしれません。
まあどっちにしても恥ずかしいから
あまり巻き込まれたくないのが本音。

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