いつもお世話様です。
何だか暗い世の中ですね。
電車に乗っても学生はいないし、満員電車も少しは余裕がありますね。
早く落ち着くのを願うばかりです。
今回は頑張るお母さんと題してみました。
最近では押し入れ等で使われる唐紙。襖のほうがわかりやすいかな?
ここの家では廊下と和室の仕切りに使用していたのだけれども、破っちゃった。
それを見た娘様は過去にも母親が補修をしたことがあるとの事で、お母様に補修すように進言。
実はお母様、娘様もご存じの通りリウマチで手が思うように動かないのですが…。
なんと桜の形で作ってしまうんです。
センス良いですね。
おや、歴代の桜と遜色なく作れています。
母は強し、です。
作り方を伺うと
①紙を用意
②桜の葉を回想して、紙に書く。
③書いた線に沿ってはさみで切る。
④のり付けをする。
⑤自分に貼り付けないように・・・、慎重に襖に近づき、
⑥いよいよ狙いを定めて、自分がぶつからないように貼り付ける。
ここまでの工程は、様々な能力を活用しないと難しいと思います。
・うまく指を動かしてい紙を折る
・桜の葉ってどんな形だっけ?と頭の中を巡らす
・鉛筆を持って紙の大きさに合わせて書く
・はさみを持って切る(ここが難しいかも)
・糊の蓋を開けて適度な量を考えて出して塗る
・出来上がった作品を落とさずに、かつ自分が転ばないように歩く
・いざ、頭を襖にぶつけないように、立位バランスを保ちながら貼り付ける
ざっと上げるとこんな感じで、頭と体をフル回転なんですね。
母親にはそれができると見込んだ娘さんに拍手です。
腐らずに挑戦したご本人様にも拍手です。
やればできる!!
ここで学んだのは、できる能力が皆様まだまだあって活用する機会がなかなか少ないのかもしれません。できる能力を活用できれば、個人ではなくて、個人が集まったら何かできるかもしれません。
それが大作だったり、美味しいものだったり。
考えただけでムフフです。
美味しいものでしたら箸を持って駆け付けます。
皆様、引き続きご指導宜しくお願い致します。
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