皆様いかがお過ごしでしょうか?
雨降りの日も増え、気温もグッと下がってきています。
手洗いの際にお湯が出てきたらいいな、とも思います。
体調管理に十分注意が必要になります。
さて、今回は『手すりをつけてみよう』と題しました。
住み慣れているご自宅でも寄る年波に勝てず、
①思うように足が上がらない
②何か掴まらないものがあると安心できる
③掴まるものがあればトイレへ行けそうだ
④心身の負担や不安なく日常生活を過ごしたい
⑤黙っていたけど転んだことあるんだよね
えっ!!
等様々な相談を頂戴します。
では、早速手すり取り付けの例を。
以下は実際にあった例です。
2か所設置しましたがそのうち1か所のご紹介です。
現状:浴室から出る際につかまるものが無くて、自分で足を上げるのが困難でヘルパーさんに手伝ってもらうが、不安だし、自分でできるものなら行いたい。
どうすれば行えるのか?:つかまるものがあれば、足があげられそうだし、上げられなくてもつかまっているものがあればヘルパーさんにも安心してお願いできる。
手すりを付けることで期待できる効果:安心安全な浴室の出入りが行える、できなかったことができるようになる、ゆくゆくは、自分でできることが増え自立度が上がる、自分の持っている能力を活用できる、または介護者の負担が軽減できるなど。
ここの手すりの狙いは、写真の見方で言いますと、手前が浴室で奥がリビング。ちょっと見にくいですが壁面に手すりを付けずにあえて角に手すりを付けることで出入りそれぞれにつかまれるように効果を付した形になっています。
ケアマネだけではなく、施工業者や、福祉用具担当者、本人、家族と相談した結果、ご本人様に一番使いやすい取付位置となりました。
動作が容易になるだけでなく、本人のやればできる!も引き出せそうです。