岩瀧山 往生院六萬寺のブログ

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9/23 往生院「日想観法要」再興のご報告

2017年09月23日 | 往生院六萬寺 縁起
9/23 往生院「日想観法要」再興のご報告



あいにくの曇りとなり、夕陽を拝することは叶いませんでしたが、有り難いことに、一般参加5名、関係者6名にて、17時20分開始、日没丁度の17時54分に、まるで計ったかのように最後の磬を鳴らして法要を無事に終えることができました。

これを端緒として、更に式次内容を充実させて、これから、年2回、彼岸中日には、日想観による極楽誓願をしっかり成して参りたいと存じます。南無阿弥陀仏 合掌





次第「住職挨拶・開経偈・般若心経・阿弥陀経・発菩提心偈・日想観文・念仏・普回向・真言・日想観回向文」

「日想観回向文」(平成二十九年九月二十三日)

「本日、秋季彼岸中日・平成二十九年九月二十三日、ここ河内国岩瀧山往生院六萬寺において、うやうやしく香華灯燭、茶菓珍羞を備え、謹んで現前の清衆を集め、聖経を読誦し、日想観法要を執り行いしは、南無西方極楽世界大慈大悲阿弥陀如来の聖号を称揚し、往生の資助を得るところにより、有縁無縁三界萬霊位、本日参加皆様の先祖代々の各霊位、往生院六萬寺墓苑に祀られし全霊位の為にし奉り、報地を荘厳せんことを。さらにこいねがわくは、本日読経回向したる殊勲は、一切の衆生へと巡りて、やがて皆が苦界を超え、涅槃へと至らしむる善利とならしめたまわんことを。十方三世一切仏 諸尊菩薩 摩訶薩 摩訶般若波羅蜜」

当日貸し出し経本


当日参加者への特別ご朱印二種


番外編・・

翌日(9/24)の夕陽・・また次回以降に期待です。


阿弥陀経の修練

直前、三日間の合間での修練でしたが、本番でしっかりと読経致すことができました。

一週間の彼岸墓前回向廻りの四日目にて、かなり喉もやられていましたが、響声破笛丸で復活させました。



彼岸中日、真西に沈む夕陽を観じ、まさにここ極楽の東門から、浄土往生を望みての極楽誓願を再興せんと欲す。

9/23 往生院「日想観法要」再興・フェイスブック・イベントページ
https://www.facebook.com/events/1906767309648572/?ti=icl

「往生院・日想観法要」再興開催(9/23・雨天中止)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/72469634.html

9/23 往生院「日想観再興法要」特別ご朱印
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/72689038.html

チラシ「夕陽の彼方に観た浄土」

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http://yaplog.jp/hidetoshi/image/5527/5505

往生院・日想観
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/7830179.html

「大阪春秋」最新166号・春号・特集「夕陽のまち おおさか」紹介・日想観と往生院
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/70160379.html

往生院六萬寺サイト
http://oujyouin.com/

9/23 往生院「日想観再興法要」特別ご朱印を二種ご用意

2017年09月19日 | 往生院六萬寺 縁起
9/23 往生院「日想観再興法要」参加者配布用の特別ご朱印を二種ご用意致しました。限定数(各10枚ほど)となります。









「往生院・日想観法要」再興開催(9/23・雨天中止)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/72469634.html

平安時代後期に記された「拾遺往生伝」(三善為康公著)によれば、往生院の開基となる川瀬吉松公が、告夢と共に訪れた念仏聖である安助上人の指示により、荒廃した六萬寺のあったとされる一帯の地に立てたお堂が、河内往生院(現在の往生院六萬寺)の創建となっています。

安助上人は、「當天王寺之東門、定知極樂東門之中心也、加以西天迎晴夕日可觀」として、夕陽を観じての五念門を日々修され、やがて阿弥陀如来様の浄土である極楽へと往生の素懐を遂げられました。以来、往生院には念仏行者が絶えることがなかったと「拾遺往生伝」に記されています。

この度、大阪市天王寺区の四天王寺さん、一心寺さんに続きまして、当寺院でも「日想観法要」の再興へ向けた検討を進めて参りました。

その結果、本年秋の彼岸中日に、以下のように開催をさせて頂くことと致しました。

「往生院・日想観法要」再興開催

日程・・ 平成29年9月23日(彼岸・中日)雨天中止

時間・・ 17時20分から(日没・17時54分)18時頃まで

場所・・ 往生院・表階段上の台地にて

次第・・ 開経偈・般若心経・仏説阿弥陀経・日想観文・念仏10返・回向文・阿弥陀如来真言3返(予定)

※どなたでも自由にご参加して頂けます。経本と焼香、椅子席(15名限定)を用意しています。参加ご希望の方は、開始10分前までに表階段上までお越し下さいませ。

※当日は、表階段上台地での開催となります。山内へは、午後4時45分にて閉門となっているため、墓苑へのお参りはできませんので、どうかご了承下さい。

※駐車場は第2・第3駐車場をご利用できますが、台数に限りがございますので、ご注意下さい。

※予想よりも大勢の方が参加されそうな場合には、開門し、急遽、墓苑内での開催となることもあり得ます。

以下、「拾遺往生伝」の往生院についての記述箇所参照・・

拾遺往生伝巻上・第一九六巻・・

「安助上人者、河内國河内郡往生院之本院也、其性潔白涅而不緇、只以轉經爲業、以念佛爲事、同高安郡坂本村有一古老 姓川瀬氏名吉松、本與上人契在師壇矣、長暦年中、檀越吉松夢、有所領苑、苑中有林、林中有室、室中上人變成金色身、即相示日、汝成人之後、不嗔恚哉否、宅中安佛像、焼香不断哉否、毎日唱佛名哉否、壇越答云依實皆尓也、即讃云、善哉々々、汝有此善、又示日、汝於此所可逮道場、答云、教誠、未訖、忽然夢驚、即有叩門者、其音鼕々、先問其人、安助上人也、即開門迎之、展席謝之、爰上人語云、汝所領園林者、當天王寺之東門、定知極樂東門之中心也、加以西天迎晴夕日可觀、翼建一小堂、送我餘算者、壇越以爲、此言與夢合矣、即任約言、建立一堂、上人住之、修五念門禮拝、讃歎、作願、観察、回向是也 及三箇年、又迎月三五、集衆講論、薫修有日、以期來際、干時長久三年八月十五日、壇越齎來米菓、奉獻上人、上人受之、併供佛前、鳴聲白己、依此壇越之助、將遂我往生之望、以此因縁、生々世々、生一佛土、期三菩提况亦命終日、相見此夕也、啓白再三、流涙漣粫、爰壇越不熟此言、問弟子日、上人日來惱有氣哉、将有狂氣哉、答云、更尤殊事云々、壇越奇而去、其明朝門人來告云、上人去中夜、端坐佛前如眠入滅云々、遠近聞者、莫不哀傷、故此寺俗呼日往生院、自尓以降、念佛行者寺中不絶」

往生院六萬寺サイト
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「往生院・日想観法要」再興開催(9/23・雨天中止)

2017年09月06日 | 往生院六萬寺 縁起
往生院「日想観法要」再興のご報告
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/72764900.html


「往生院・日想観法要」再興開催(9/23・雨天中止)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/72469634.html

平安時代後期の「拾遺往生伝」(三善為康公著)によれば、往生院の開基となる川瀬吉松公が、告夢と共に訪れた念仏聖である安助上人の指示により、荒廃した六萬寺のあったとされる一帯の地に立てたお堂が、河内往生院の創建となっています。

安助上人は、「當天王寺之東門、定知極樂東門之中心也、加以西天迎晴夕日可觀」として、夕陽を観じての五念門を日々修され、やがて阿弥陀如来様の浄土である極楽へと往生の素懐を遂げられました。以来、往生院には念仏行者が絶えることがなかったと「拾遺往生伝」に記されています。

この度、四天王寺さん、一心寺さんに続きまして、当寺院でも「日想観法要」の再興へ向けた検討を進めて参りました。

その結果、本年秋の彼岸中日に、以下のように開催をさせて頂くことと致しました。

「往生院・日想観法要」再興開催

日程・・ 平成29年9月23日(彼岸・中日)雨天中止

時間・・ 17時20分から(日没・17時54分)18時頃まで

場所・・ 往生院・表階段上の台地にて

次第・・ 開経偈・般若心経・仏説阿弥陀経・日想観文・念仏10返・回向文・阿弥陀如来真言3返(予定)

経本と焼香、椅子席をご用意致します。参加ご希望の方は、開始10分前までに表階段上までお越し下さいませ。

※当日は、表階段上台地での開催となります。山内へは、午後4時45分にて閉門となっているため、墓苑へのお参りはできませんので、どうかご了承下さい。

※駐車場は第2・第3駐車場をご利用できますが、台数に限りがございますので、ご注意下さい。

※予想よりも大勢の方が参加されそうな場合には、開門し、急遽、墓苑内での開催となることもあり得ます。

以下、「拾遺往生伝」の往生院についての記述箇所参照・・

拾遺往生伝巻上・第一九六巻・・

「安助上人者、河内國河内郡往生院之本院也、其性潔白涅而不緇、只以轉經爲業、以念佛爲事、同高安郡坂本村有一古老 姓川瀬氏名吉松、本與上人契在師壇矣、長暦年中、檀越吉松夢、有所領苑、苑中有林、林中有室、室中上人變成金色身、即相示日、汝成人之後、不嗔恚哉否、宅中安佛像、焼香不断哉否、毎日唱佛名哉否、壇越答云依實皆尓也、即讃云、善哉々々、汝有此善、又示日、汝於此所可逮道場、答云、教誠、未訖、忽然夢驚、即有叩門者、其音鼕々、先問其人、安助上人也、即開門迎之、展席謝之、爰上人語云、汝所領園林者、當天王寺之東門、定知極樂東門之中心也、加以西天迎晴夕日可觀、翼建一小堂、送我餘算者、壇越以爲、此言與夢合矣、即任約言、建立一堂、上人住之、修五念門禮拝、讃歎、作願、観察、回向是也 及三箇年、又迎月三五、集衆講論、薫修有日、以期來際、干時長久三年八月十五日、壇越齎來米菓、奉獻上人、上人受之、併供佛前、鳴聲白己、依此壇越之助、將遂我往生之望、以此因縁、生々世々、生一佛土、期三菩提况亦命終日、相見此夕也、啓白再三、流涙漣粫、爰壇越不熟此言、問弟子日、上人日來惱有氣哉、将有狂氣哉、答云、更尤殊事云々、壇越奇而去、其明朝門人來告云、上人去中夜、端坐佛前如眠入滅云々、遠近聞者、莫不哀傷、故此寺俗呼日往生院、自尓以降、念佛行者寺中不絶」

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