あとらくと

ゆるゆるいきたいの。

ていのう

2023-11-16 01:14:04 | いつもの

母といるのは良くないなと感じつついること。

 

女の3人は難しい。

必ず誰かがのけ者になる。

 

と聞いたことはないですか?

我が家はまさに今、この状況なんだと思います(笑)

 

母は、強い方へ流れる気がします。

私は、顔色を窺うタイプで、

妹は自分の意見を言って何が悪い、という考え方の人です。

 

誰が一番強いかなんて、一目瞭然ですよねぇ。

 

私が顔色を窺っているのは、同居している母へ文句を言う、とわかっているからです。

こいつを不愉快にさせておくと、

「姉と何を話したんだ」「何の打ち合わせをしたんだ」「あれは母が言わせたのか」

と問い詰めることがわかるからです。

 

うん。だから、私は妹に負けているのではなくて。

遠慮しているだけなのよ。

 

でももうそれもしなくてもいいかなって状況が来ているわけなので。

妹は私が理詰めで追い詰める口達者を知ってはいるものの、

妹自身が追い詰められたことはないので高をくくっていると思います。

…やろうと思っています。

その時には、泣き言言いつけられないように、妹夫も同席で。

 

 

母が今回、病気で倒れる前の話になりますが。

母は父が亡くなってから、この家を売ろうかどうしようかと迷っていました。

大した金額にはならない(老後の助けにはならないだろう) というのは予測できていて。

けれどここを残して維持していくのも…と。

 

私の実家はアパート経営なのですが、店子が娘の私一軒という状況だったのです(笑)

大規模な修繕工事を予定していたため、住人が出てから数年、入居者を入れていませんでした。

修繕が済んだので、募集を再開しようかどうしようかと悩んでもいました。

 

私の意見としては。

母はここにいた方がいいんじゃないかと。

住人が入ってくれれば、少ないながらも家賃収入になる。

一軒でも埋まってくれたら、固定資産税は軽く埋められる。

修繕などは必要になるけれど、大規模なものは終えたので、しばらくは大丈夫。

細々はあるだろうけれどね。

それを予算して、店子がいても経費や税金で家賃収入はゼロと考えたとしても。

母の体の不自由さを考えたら施設だろうなと思うし、入所して何倍もの予算がかかるよりは

ずっとずっといいのではないかと経済的な面から。

 

あとは、私も老人介護を経験した身ではないので、周りで見聞きしてきたことがほとんどですが。

環境を変えるというのは、良くないのではないかと思うこと。

認知が~とかそういうこともちょっとは心配だけれど、

体の不自由な母が、バリアフリーと褒めてもらえるわけではない自宅で、

今はうまい具合に生活できています。

これが、住むところが変わった場合に、また一から慣れなければならない。

施設ならその点心配なのかな、バリアフリーだよね。

でも母の介護度数で施設は現実的でもないしねぇと経済的な面もやっぱり絡んでくる。

 

母にも、本音のところはどうなのかと聞いたことがあります。

もちろん、そこに現実がついてくるから叶うとは限らないけれど、と。

「ここで暮らせるのなら暮らしたい」というのが本音だと言っていたので、

母自身も、不自由だ、不便だと思う家の中でも、慣れもあって、うまく順応している証拠なんだなと(笑)

そうだよねぇ、この家が建って30年以上、母が最初に倒れて不自由になってから15年強。

この不自由になってから今年まで、母は不自由ながらも家事もしていた。

今からここを出て、ここよりも生活しやすい家なんて、多分ないでしょう。

いや、新築注文住宅ならわからんけど、そんなお金があるなら、良い施設に入ろう(笑)

 

何度か世間話的な雰囲気で、私と二人で話した母との結論はこんな感じで。

私は終始、「ここで暮らしていけるのなら、ここがいいと思うよ」と伝えていました。

 

それが今回、「売る方向も考えている」と母が言いまして。

母も再度倒れたことで妹と同居にもなったし、考え方も変わったのかもしれない。

私としては困るけれど、母の決断に「おかしいでしょ」と異を唱える立場ではないと思ったので

それに関しては今でも否定するつもりはありません。

「売ろう、この家。来春までには部屋も家も見つかるでしょ、来年の夏には売るから、それまでに引っ越して」

そういったのは妹でした。

妹は元々、父が存命の時から「売れ。こんな古い家、邪魔くさい」という考え方だったので。

 

私は、妹が「家を売ろう」と言い出した時に、

・引っ越し先がないと思う。

 我が家も妹宅もペットの多頭飼育だから。

 今お付き合いのある不動産屋さんの管理の方の話だと、市内含めて近隣の市内では

 多頭飼育をOKしている物件はほぼゼロだと思っていいと聞いているから。

・我が家は引っ越しをするのなら、市内にはいないと思う。

 夫の通勤が短くなるだろう場所へ移るのが現実的になるから。

・今、私以外にも店子さんがいらっしゃる。入居したばかりなのに出ていけというのは…

 まったくの他人さまでお客様です。

上記3点を問い返しました。

 

・引っ越し先? 探せばある。いくらでもある。

 隣の市にならあるんだよね~(私たちの転居予定先とは真逆の町)

 探せばあるんだから、春まで探せば見つかるでしょ。

・いいんじゃない?好きなところに引っ越せば?

・半年前に出ていけと言ったら出ていくのが当たり前。そういう法律なんだから。

 

妹の言い分は上記の通りで、取りつく島もなし。

 

私が自分の引っ越し先がそちら方面だというのを訴えたのは、

自分がイヤだということもあるのですが(笑)

今、妹夫婦が同居しているとは言っても、母のことで多少は手を貸しているからです。

妹夫婦に頼まれているわけではないんだけど、母から頼まれてってことね。

同じ市内なら離れてもそれが可能(毎日ではないし)

けれど私と妹たちがそれぞれ隣の市へ移って離れると、移動時間は1時間くらい。

手伝いに来るのは非現実的になるし、と思ったから。

妹はその辺はまったく感づかなかったようです。

まあ、そうだね。私程度のできることなんて、賢い妹夫さんがやれると思っているんでしょう。

つくづく、見下げられてるものですね。

 

店子さんの件に関しては、つくづくバカなんだなあって思って反論しませんでした。

じゃあ何のための更新契約なんだっつの。少しは考えろ。

これについては、母も同意見だったものの、あまりにも当然と言った口調で言い返した妹に

「そういうものなの…」と飲み込むしかなかったため、意見できなかったと。

 

そして一番ざまあ見ろと思っているのが。

転居先が見つからないこと(笑)

 

いやーまあー…私らも見つかってないので笑い事ではないのだけどー…

でも笑ってやるぜうへへ

私が言ったとおりの理由で、見つからないそうです。ざまあみろ。

人のことをバカにして話を聞かないからだ。

 

というか、「お前の"そう思った"だけの発言で、我が家は巻き込まれてバカを見てるの?」

って言ってやろうと思ってタイミングをうかがっているところです。

私は「思った」のではなく、「業界の方から聞いた情報」として意見したんだから。

意見の違い、とは言わせないわ。

 

月10万円出しても賃貸戸建+ペット飼育があるようなないような…みたいな。

見つけても妹たちが考えている生活圏ではないようで。

そして母の本音は「隣の市へは移りたくない」ですって。

 

母といるのは良くないなと感じているのは、

母の意見を二人きりで聞いていると、かなり妹の希望から外れてきているから。

 

それが母の本音なのかもしれないけれど、

聞いてくれる娘である私がいるから、我慢したくないという気持ちになってしまっているのか

本当に本音なのか、測りかねてしまって。

 

私が母の意見に賛同している部分もあるので

(そもそも母が今回倒れる前に私が提案していた内容もあるので)

母もちょっとずつその気になってしまっているんだろうかとか。

 

そして母が母の意見として言っても、妹は言うでしょう。

「姉と何か話したのか、姉に言えと言われたのか?!」

妹は、都合の悪いこと、自分の思い通りにならないことは、周りのせいにしがちだし。

それこそ、母のことをバカだと思っているんじゃないかと思ってしまうこともある。

そんなこと、母一人で考えられないでしょと。

 

低能はお前だ。

勉強ができたかできなかったかは、人として生きていくうえであまり重要ではない。

けれど、こういう理解力みたいなのには結果としては影響があるんじゃないかと思ってしまう。

そのくらい、妹はアホだと感じる。

 

妹はそもそも、家族の言うことを小バカにした態度ではあった。

母の意見は「昔の話でしょ(昔の価値観でしょ)」

私の意見は「世間知らずのくせに・経験もないくせに」

こんな感じの態度で聞く耳持たなかった。妹が信じるのは、友達の言葉だけ。

結果、母の意見した内容や、私の予測した結果になることは多々あった。

それが妹の言っていた意見と真逆であっても、間違いは認めませんでした。

「いやー、実は○○な結果だったんだよね~」

うん、そうだね、お前以外の私や母はそう言ってたんだけどね、びっくりでもなんでもないよね

って思っていたけど、その辺は私も母も大人なのでへーそーなんだねーでおしまいです。

 

母が今回、意見を翻し始めているのは、私の説得とかじゃないです。

私にはそんな影響力はない(笑)

母がお友達たちに「やめなさいよー」と反対されたことが大きいようです。

リハビリ仲間さんたちなので、同じように体が何かしら不自由な方たちで、

同じような年代~ちょっぴり上の方々で。

その方たちに、慣れた家で暮らした方がラクだよ、

今から新しいところへ移って、またその家に慣れてと始めるのは疲れるよ、

私ら、年寄りなんだよ~(笑)ってゆっくり話せていることが大きいみたいです。

 

転居先が見つからないと話している妹に、

このままもう少し、あと5年でも10年でも、ここで暮らしていてはダメなの?

家賃もかからないんだし、よくないかい?と声をかけたところ、

あまり否定はしなかったという妹。

ただはっきりと「売らない」と明言したわけではないので、世間話の域は出ていない。

でも母の気持ちとしては、もうそっちに大きく傾いてるのかなと感じます。

 

 

あれ?

じゃあ、私は?

我が家は、そんな適当な、妹の「私は思う」程度のあやふやな意見の下、

こんな苦しい思いしてるの?

私、吐くわ泣くわで、体の表も裏も痛いんだけど(多分、筋肉痛。慣れないことはするもんじゃない)


かくご

2023-11-16 00:43:23 | いつもの

それも覚悟の上だったんじゃないのか、と思っていること。

 

妹たちが同居を始めてから、妹がイライラしていると感じていた母。

それを「その通りだ」と妹は認め、当たり前のことだと言いました。

「でも、それを言ってはいない。感じているのは仕方ないでしょ」

というのが妹の言い分。

 

妹の言い分は間違っていないとは思う。

感じるななんてことは言えない。

でもそれを「相手に感じさせるな」とは言いたい。

同居によって合うところ合わないところが生活面で出ることくらいは

承知した上で申し出ていたんでしょうに。

 

私は、血縁関係の間柄でも、相手に対する気遣いは必要だと思ってる。

愛想笑いまでしろとは言わないけれど。

相手に不愉快な思いをさせる言動や態度は慎むべきなんじゃないのか。

 

そのイライラを、できるだけ同居人に感じさせないような態度をとるのは

覚悟の上だったんじゃないのか、と。

 

そう思うのは、私自身がそうだからです。

今は亡き父の顔色も窺った。

この人は機嫌の悪いままにしておくと母に八つ当たりをするから。

母の顔色も窺った。

イライラさせるのは病状的にもよろしくないし(笑)

何よりも、相手は年を取った親なんだから、と。

おっとの顔色も窺ってる。

ポーカーフェイスだと思っているこのオッサンは、感情駄々洩れのめんどくさい人なので。

ポーカーフェイスというのは、私のことを言うのだ、このハゲ、と思っている。

 

妹の顔色も、とんでもなくわかりやすく窺えます。

この人も駄々洩れにさせる人。

でも相手には「言っていない」からOKだと思っている人。

実家で生活していたころから、そもそもこういう人ですね、妹は。

私が母のおなかに忘れてきた図々しさを全部拾って生まれてきたんじゃないかと。

いや、私も結構図々しいけどね?

 

私は、母が妹と暮らすと、ストレスで弱るんじゃないかと思ってました。

今現在、思ったよりは弱ってません(笑)

が、めんどくさいのと一緒に暮らしたなとは感じているそうです。

 

母にすれば、娘のどちらかを選ぶことはできなかったと思います。

ましてや、娘二人を目の前にして、「長女と暮らす」「次女と暮らしたい」とは

入院している身では言えなかったんだろうなと思うんですよね。

 

前述のとおり、今回の同居は妹の立候補で決まったんですが、

どうやら妹は母に対して「姉は一緒に暮らせないと言った」と発言したようなんですね。

 

一言も言ってないです。

そもそも、私は妹と同居について打ち合わせも話し合いもしたことがないし、

母・妹・私の三人同席での場でしか話していない。

その時に「暮らせない」と言ったのならまだしも、その時にした発言は

「で、どうする? 私でも妹でもどっちでもいいよ」だけです。

それに対して妹が「いや、私らが暮らすって言ってるじゃん。それでいいでしょ」と母に確認し、

母はそれを否定しなかった、それだけのことです。

 

これは、母にはっきりと否定してきました。

母が否定できるわけはないと思っていたけれど、

妹と暮らすことになれば、母はもっと弱るかと思っていた、と(笑)

 

弱ってられない、バカくさい、と強気に発言はしてましたが、

疲れてはいるようでした(笑)

 

母は断捨離が苦手な人だとは思います。

でもまったくしないわけではない。

これは、私自身もそうなんで、言い訳に聞こえるかもしれませんが(笑)

 

母には母のペースがあると思うんです。

古くて使わないものでも、そこに思い出とかあって。

それをすべてバッサリ捨ててしまうのは、惜しいのではないかと。

 

私は、妹がバサバサと実家の物を捨てていくのを見ながら、

母は寂しいんじゃないかなと顔を見て感じていました。

そのくせ妹は、古い小物などを

自分の友達がこういうのが好きだからとポンポンと譲ってしまう。

母には「もういらないでしょ」と有無を言わさず。

それ、いらないのなら私が欲しかったなー…と思うものもありましたが。

妹は自分が良い顔したいだけだなと感じるのもこういうところです。

 

 

私が妹の立場なら、こんな風に切り捨てるような断捨離はしなかった。

そもそも、そんな度胸もないと思う(笑)

多分、私と母の片づけなら、母が「捨てて」と言ったものを

「えー…もったいなくない?」と私が渋る可能性の方が高い(笑)

(もちろん、母は決めたら捨てる人なので、私の意見は却下される)

 

私が惜しげもなく捨てたのは、父の仕事関係の書類。

相続放棄もしていますし、後継もないまま立ち消えた自営なので。

とりあえず、もしも何かあったら…と思ったので5年分ほどは残してありましたが、

父がなくなってから1年以上が経過して何もなかったので、もう何も起きないでしょう。

年内にはすべて捨ててやるぜ。

(ここ5年は、自分で受けた仕事はゼロに近く、下請けの仕事だけだったので、

 父が自分で作成した書類というのはほとんどなかったため、少量です)

だって、持ち主がいないんだもの。やりたい放題でしょ(笑)

 

これが、妹と母の暮らしなんだろうと眺めてはいますが、

ダメですね。なんだかつらい。

母の居場所が狭く小さくなっていくようで。

 

妹と母が打ち合わせをしたんだなと思っていた内容まで、

実はそうではなかった、概ね妹の主張だったと聞かされては、

ものすごく複雑な思いでいる深夜。