HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

4333首目・・・松原みき in 松濤公園

2021-07-09 00:00:00 | 日記

6月のある日、かねてより行きたかった渋谷のある場所に向かった。

、、「鍋島松濤公園」。文化村通りからではなく、神泉駅から歩いた。早朝6時。

ここは、かつてFMラジオの屋外収録で、松原みきが訪れた公園。

『小室等の音楽夜話』だ。月曜日から金曜日までの23時30分からの15分間。小室等がホストで毎週一人のゲストを迎えてのトーク番組だった。



(参考;昭和54年2月5日(東版)タイムテーブル)

YouTubeに、松原みきがゲストだった週がアップされている。(惜しむらくはフルの5日分ではなく、3日分のみ。)そのうちの初回分が、「松濤公園」での収録。彼女の肉声が聞ける数少ない音源だ。


オンエア曲からすると、1stアルバム『POCKET PARK』発売間もない昭和55年の2~3月頃の収録か。

つまり、彼女にとっては大阪から上京して3年弱、20歳になって間もない時になる。




音源がレアなだけでなく、みきの大阪弁が時々顔を出すので、ファンの私にとっては、恥も外聞もなく、ひたすら可愛い。

何十回と聞いているので、みきのお喋りも殆ど覚えてしまっている。


さて、公園は、収録当時と様子は変わっているのかもしれない。でも水車は健在だ。




みきと小室等は一体どのベンチに座ってダイアローグしていたのだろうか。

ここだ、と決めて、あるベンチに腰を掛ける。

公園内は私も含めて三人きり。日曜日の早朝とあってか、とても、とても静かだ。




も一度、YouTubeを聞く。40年前の、みきの声。若さとは、未来とは、何とまぶしいのだろう。

・・・鍋島松濤公園、素敵な「ポケットパーク」だった。



「公園で夢を語りし君去(い)にて入口は然(さ)も出口でもあり(新作)」
~松原みき in 松濤公園、at1980~

不尽


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