
墓参から駒場(日本近代文学館(目黒区))に至るまでの単なる日記、、。
途中から特急になるらし普通にて都心に向かふ京王帝都
(京王多摩センターで列車種別が変更。)
明大前馬車軌間より乗り換へつ狭軌を見つむ井の頭ホーム
(国内では特殊な、京王本線・相模原線の1.372mm軌間。(馬車軌間))
思ひ出は結びつきをり中古屋と下北 レコファン、イエローポッブ
(街の雰囲気や佇まいは、中古レコード屋の記憶と分かちがたい。下北沢はいずれも閉店のようだが。)
下北沢ホームの端にて新代田駅に佇む各停見やる
(東松原と新代田間の駅間がより短いようだが、降りる用事は生憎なし。汗)
長き影似合はぬ若き俊英ら数多出入りす駒場キャンパス
(下手打って駒場東大前駅を東口から出たので、眩しき東大生。笑)
康成も尽力せしが公園の一隅ひそと
近代文学館
(正式には「日本近代文学館」。川端が骨を折ったのは知っていた。)
原稿と書簡を見しがことさらに破戒とふ文字重々しかな
(企画展は『島崎藤村の世紀』。正直言って藤村の小説が苦手。)
付記
訪問記念で、『アルバム有島武郎』を購入。有島武郎の作物が好きだ。ニセコ町の有島記念館は遠くて訪問しずらいが、、。今年は没後100年だし、全集を読破したい。
100年前の昨日は、有島武郎が軽井沢で事を起こした日。(発見されたのは、約一月後だが、、。)
不尽
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