HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

5184-5185首目・・・ボタン2首

2024-12-17 00:00:00 | 短歌

「足つきの黒きボタンは僅かなる傾き持ちて掛け違はわれぬ(新作)」


「掛け違ふすゑに取れたるこのボタン少し明るき糸を探しぬ(新作)」



手先の不器用さは、父親譲りだ。ボタン付けは、玉留で、玉と生地の間に遊びがいつもできてしまう。

2首目。足付きボタンは、穴あきボタンより、糸が目立ちにくい。

一応、失恋歌ですが、、。

ちょうど50年前、布施明は彼の『積木の部屋』で

♪君にできることは、ボタン付けと掃除、、だけど満ち足りていた。♪

と唄った。(作詞は有馬 三恵子。)

当時(今も?)は、ボタン付けは難易度☆ひとつということ、、でしょうか(汗)

不尽


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