「夕間暮れ鮮(あたら)しく在る切り株に閉じざる指紋を当てつ悼みぬ(新作)」
以前から、指紋を詠んだ歌がいくつかある。
唇に指立て静かに脈を採るこの世にひとつの弓状紋で
最終章のページ繰るとき親指と小指の指紋擦れあふ
手のひらの小ささ比べあひたればわずかに擦れあふ渦状紋
実は、指を詠った歌はもっと多い。「末端フェチ」である。
不尽
「夕間暮れ鮮(あたら)しく在る切り株に閉じざる指紋を当てつ悼みぬ(新作)」
以前から、指紋を詠んだ歌がいくつかある。
唇に指立て静かに脈を採るこの世にひとつの弓状紋で
最終章のページ繰るとき親指と小指の指紋擦れあふ
手のひらの小ささ比べあひたればわずかに擦れあふ渦状紋
実は、指を詠った歌はもっと多い。「末端フェチ」である。
不尽
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