一月のことですが、夫と千葉市美術館に行ってきました~
美術館では開館15年週記念 「ギッター・コレクション展」が開催していました。
『 アメリカ・ニューオーリンズのギッター・コレクションは、個性溢れる日本美術コレクションのひとつとして知られています。
カート・ギッター博士は、1963年から65年までの日本滞在を機に、日本美術の蒐集を始めました。日本美術の持つ「純粋で、シンプルで、素朴な」美しさ、とりわけ墨線の持つ多様な表現に魅せられた彼は、コレクションの中心に禅画を据えました。そして、妻のイエレン女史とともに文人画、円山四条派、琳派、浮世絵、奇想の画家へと幅を広げ、円山応挙、伊藤若冲、俵屋宗達、酒井抱一など江戸時代を代表する画家たちの一大コレクションを築き上げました。2005年に、ハリケーン「カトリーナ」でアメリカ南東部は甚大な被害を受けましたが、ギッター・コレクションは奇跡的にもこの被害から守られたのです。
この展覧会は、ギッター・イエレン夫妻の所蔵する日本美術コレクションの中から、江戸絵画を中心とする優品を選りすぐり、日本で初めて本格的にその全容を紹介するものです。アメリカ人の見た日本美術という視点から、「若冲と奇想の画家たち」「琳派の多彩」「白隠と禅の書画」「自然との親しみ」「理想の山水」「楽しげな人生」という六つのセクションに分けて構成いたします。若冲をはじめとした個性的な画家たちの卓越した画力、琳派の瀟洒なデザイン、禅画のユーモア溢れる画風と豊かなイマジネーション、そして山水画、花鳥画、浮世絵に見られる自然や日常生活へのあたたかなまなざしは、われわれに改めて江戸絵画の奥深さに気づかせてくれることでしょう。 』
(注:パンフレットからの説明をそのまま引用しました。)
他国で保存されていた日本美術作品の多さと、それを収集できる力に圧倒されてしまいました。
その時代の生活の様子が事細かに、そして繊細に描かれている作品とか
また、無名の作品もいくつかありまして、時を越えて作者の声が聞こえてきそうでした。
実はこの日の夜から夫は発熱しました。
体調がすぐれないのに、私に気を使ってか連れって行ってくれたのです。
私はやめようと言ったのですが、夫が大丈夫だと言うので、
ついつい、歩きまわしてしまいました。
いけない妻・・・・・・