平等寺の春日神社から、椿井の春日神社まで近道が点線で記されてあるのですが、見失って遠回りをしてしまいました。それでも徒歩12分程です。
行く途中にありました。
これが、椿井井戸です。
現在も、水が貯まっていました。
椿井城跡の看板です。
この先、530mと記されてあったので、断念。(登りの山道・・・)
椿井の春日神社に到着と思ったところ・・・
神社の左側に、階段があります。
県指定の古墳があるようです。
石室内部です。
井戸や古墳など見どころが、多いなと思いつつ神社へ。
なお、中世の頃は、ここに「紀氏神社」があったのではないかという説もあります。
本殿前です。左側にも摂社があるようです。
本殿の右側にも摂社が、並んでいるようですね。
まずは、本殿にお詣り。祭神は、天児屋根命。
左側の摂社です。祭神は、素戔嗚命。
右側の摂社。お社が二つあるようです。
祭神は、下蔵大明神で、天照大神、天児屋根命、底筒男命、表筒男命、息長足比売命、住吉大神が祀られています。
祭神は、中央に火産霊神、天児屋根命、向かって左側に天照大神、向かって右側に金山毘古神と金山毘売神が祀られています。
これは、明治25年の神社明細帳ですが、この当時は左右の摂社は、牛頭(ごず)神社(八十四号)、下藏神社(八十三号)と独立していたのですが、明治44年に春日神社(八十二号)に合祀されたようです(明治12年の神社明細帳追記による)。
余談ではありますが、60号・63号の春日神社は、62号の船山神社と合祀され、81号・85号の春日神社は、80号の楢本神社と合祀され、(上には掲載されていませんが)88号の春日神社は、75号の平群坐紀氏神社と重複で、名前が消えました。
明治12年の春日神社、神社明細帳追記。(須佐之男社は牛頭神社と同じ。)
おそらく、明治末期の「神社合祀」によるものと思われます。
帰り道の、ナンテンが綺麗でした。