天気が良かったので、平群石床神社(へぐりいわとこじんじゃ)に行ってきました。
船山神社に続いて磐座信仰(いわくらしんこう)で有名な神社です。しかし、従五位上の式内大社で、いままでの神社の中では最も格の高い神社です(船山神社は、式内小社です)。
石床神社旧社地と記されていますが、昔のままの姿を留め、整備がされていて、現在も石床神社を訪れる人はほとんど参拝されているようです(後ほど、紹介させて頂きます)。消渇(しょうかち)神社は、平群石床神社の境内社です。
掲示板の「正勝の神」とは、アメノオシホミミ、別名、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)のこととしか考えられません。(但し、神社明細帳では、祭神不詳と記されています。)
消渇神社は、女性の方の参拝が多いようで、掲示板にもありますが、願掛けに土の団子を十二個つくってお供えするそうです。
平群石床神社の祭神なのですが、劔刃石床別命(けんじんいわとこわけのみこと)と、饒速日命(にぎはやひのみこと)の２説あります。
ちなみに、饒速日命は、アメノオシホミミの息子です。
ちょこっと、拝殿の中におじゃまさせて頂きました。
中央奥の石が、神篭石(かみごおりいし)と呼ばれている御神体の陽石です。
