マイナンバーについて
マスコミが色々と騒いでいる
個人的には
能力的にもモラル的にも
政府は信用できないので
嫌なのだが
時代の波に抗えないと
諦めている
能力的に信頼できない理由は
新型コロナのアプリでも証明されたとおり
政府は指示をするだけで
何も判っていないし
受託業者も入札で決まるか
電通や博報堂などに丸投げであり
監視体制は皆無である
事実
年金機構が委託した事務が
中国企業に再委託され
マイナンバーを含む個人情報が流出し
掲示板に曝された件も
政府は「重要な情報は流出していない」と
回答したが
個人的見解では嘘であろう
(そんなに限定して情報を管理するなんてあり得ない)
あのアメリカのペンタゴンにも
侵入するハッカーがいるのに
原則閉じていた国のネットワークを
インターネットに接続して
リモートワークできるようにするなど
「機密管理」よりも「便利」を優先する姿勢には
呆れてモノも言えない
また
モラル的にも
議員や上司に言われて
こっそり個人情報を教えたり
USBを家に持ち帰って紛失する教師がいるように
管理能力としても疑問点があり
多くの公務員さんは大丈夫だろうが
全国にあれだけの公務員がいれば
安易にデータを盗み取って
金儲けしようとする奴がいる可能性は
非常に高く
そのくせ危機管理意識が低すぎる
今回
ネットをさ迷っていると
面白い記事を見付けた
マスコミで
先日の他人の口座に誤入金したニュースにおいて
「他人のナンバーに口座番号を紐付けた」
と表現していることについてだ
そもそも口座番号の情報は
役所が管理しているものではないので
"マイナンバーと口座番号を紐付ける"
という事務は発生しないはずだ
という説明に納得がいった
そもそも
"紐付ける"というのは
2つのデータを氏名や生年月日などで
関連付けするのであり
役所は口座番号データを持っていないはずで
(一部の給付を受けている人は別だが…)
関連付けできるデータがないのに
どうして"紐付け"できたのか?
結論から言うと
説明不足である
マイナンバーと口座は
ちゃんと連動されていたが
今回給付した
高額介護合算療養費の管理をしている
医療・介護の管理システムと
マイナンバーの紐付けが
上手くされておらず
同姓同名で同じ生年月日の別人の
マイナンバーと紐付けしたため
誤入金が起きた
これは
マイナンバーの失敗ではなく
医療・介護の管理システムのミスであり
報道の視点が誤っているように思える
マスコミは
マイナンバーがまた失敗した!
と嬉々として放送した様子が見えるようだ
そもそも
システム管理にはミスがツキモノで
本来はダブルチェックなどの
チェック体制や
住民票データとの突合作業をすべきなのに
当初はカナ氏名を管理してなかったと言う
システム上の不手際や
あれだけのミスが発覚したと言うことは
パンチミスのチェックがされていたのか疑問であるし
そもそも子どものマイナンバーに
親の口座を登録するなんてのは
窓口係員(どうせ民間委託だろうが)への
制度の説明が不充分であったことが要因だろう
ずさんな
管理が改めて浮き彫りになった感じだ
「これで登録されましたが
間違いないですか?」と言う
チェックがあれば
容易に防げた気がするが
それすらできていないのか?
とは言え
今回のマイナンバーのミスは
全国民の中のパーセンテージで見ると
それほど多い気がしない
(ちゃんと数えてないが)
子どものマイナンバーに
親の口座を登録したケースを除けば
何パーセントだったのだろう?
話を戻すと
マスコミはちゃんと説明していない
と言うことであるし
もしかしたら理解もしていない
そのくせ
マイナンバーがちゃんと登録されているか
チェック方法も周知していない
(政府もだが…)
私個人は
頑張って抵抗したいが
多くの人が位置情報を公開し
様々なポイントサービスに個人情報を登録し
ネットに口座番号を入力したり
キャッシュレスで支払をしている
全てデータを抜き取られ
管理されているのだが
もうそれらを気にする時代ではないのだろう
Google+にも
登録したくなかったが
そうしないとAndroidが使えないし
マイナンバーも勝手に付番された
住基ネットは
いくつかの市町村が拒否をしたので
はっきり言って
"使えない"システムとなったが
マイナンバーはそれを認めていない
マイナンバーカードの返却が
騒がれているが
既にマイナンバーは全員に付番され
カードは証明書にすぎず
実際には
「カードの返却」は「カードの紛失」と同じで
(番号変更の手間がないだけ「楽」かも)
住民票を取れば番号の証明は可能で
何の意味もない
確かに
私の情報の何がそんなに機密かと言われれば
誰も欲しがらない
たいしたデータではないのだが
「個人情報」ってのは
そんなものだろう
でも
そう言う毎日のデータを
蓄積・管理されていることに
違和感を持たない人が
何と多いことだろう!
まぁ
そんな時代ではないのだろう