沈没したタイタニック号を
見に行った観光潜水艦が
沈没をした
どうやら
水圧で押し潰されたらしい
一部報道で
従業員が
覗き窓の部分は水深1300mまでしか
耐えられないと指摘したところ
解雇された
…と言うものがあった
そんな中で
メートルとフィートを間違えた説が
浮上しており
1フィートは0.3048メートルなので
タイタニックが沈んでいる
水深3800mまで潜ることができるように
水深4000mの水圧に耐えるつもりで
4000フィートであったら
4000フィート=1219.2mなので
先述の1300mにかなり近い値となる
実際にNASAの火星探査機プロジェクトで
メートルとフィートを間違えて
墜落失敗をしたケースをあげて
"ある得るミス"との指摘もある
オーシャンゲート社は
タイタンの設計とエンジニアリングに
航空機メーカー「ボーイング」と
NASA(航空宇宙局)及び
ワシントン大学が協力したと
Webサイト上で主張していたが…
ボーイング社は発表資料にて
「タイタンのパートナーだったことはなく
設計や建造に関与したこともない」と説明
NASAも
「資材と建造プロセスについて助言したものの
テストの実施もしておらず
タイタンの建造にあたり
NASAの施設の使用や職員の派遣もない」
と公表
ワシントン大学応用物理研究所の広報担当も
タイタンの設計やエンジニアリングに
協力していないと述べている
つまり
いい加減な会社が
有名な機関の名前を借りて
信用を得ようとする
典型的な手段と同じと推測される
知床遊覧船の事故でもそうだが
中途半端な知識を持った企業が
安全性よりも利益を優先して
結果として事故が起こり
同業の他の会社へ損失を与えている
きっと
タイタニック号を見に行くツアーは
他の会社も行っていたはずだ
同乗していた
オーシャンゲート社の
CEOであるストックトン・ラッシュ氏は
「安全でいたいならば、ベッドから出ず、
車にも乗らず、何もしなければ良い。
ある時点で、人は何らかのリスクを負うことになる。
リスクとリターンの問題である。」
と述べている。
確かに
全く危険性のない冒険はないが
できるだけ安全性を求めるべきであり
「安全性」と天秤にかけられるもうひとつの皿に
「利益」がくるべきではないと思う
驚いたことに
今夜
映画「タイタニック」が地上波放送される
なんという偶然なのだと驚いた