(文具)DAISOのコークスペン

2023-08-16 05:52:00 | 文房具

DAISOで
面白いものを見付けた



「コークスペン」と言うものらしい



もともと
10年くらい前から
「金属ペン」に興味を持っていた

2008年に
Good Design賞を受賞した
ドイツの
アクセルヴァインブレヒト社の
beta key ring
というキーホルダー状の
メタルペンが格好良くて
非常に欲しかった

「金属ペン」は
鉛筆の先祖である「Metal point」と呼ばれる
金属の先端を削ったもので
半永久的に使用できるらしい

鉛筆が発明されるまでは
中世の学者は細い線を描画するために
銀の先端を使用していたようだ

私が欲しかった
beta key ringは
4000円くらいしたので
なかなか高額である

1回ほど
現物に出会ったのだが
"半永久的に使用できる"と言う
謳い文句の割には
ペン先が丸くなっていて
「半永久的に…と言いながら減るんだ」
と思い一旦保留したところ
次にお店を訪れたときには売れていた

今回のペンは
この「メタルペン」かと間違えたが
どうやら「コークスペン」であった

「コークスペン」とは
石油コークスをペン先に加工したものらしい

「コークス」は石炭を乾溜(蒸し焼き)して
炭素部分だけを残した燃料で
年配の方であれば
学校のストーブの燃料として記憶していると思う

玖保キリコの漫画
「シニカル・ヒステリー・アワー」でも
小学校で生徒がコークスを取りに行く
シーンが描かれている

さて
そんな「コークスペン」だが
三角軸の普通サイズと太軸の2種類があった



両方とも
キャップが付いており
太軸の方は少し短く
キャップにクリップが付いている



キャップを取ると
黒くて太い芯みたいなものがあり
三角に尖っている



これが
鉛筆みたいなのだろう

イメージとしては
デッサン用の芯だけ鉛筆の先を
削って尖らせた感じ

シャーペンのように
繰り出す機能は見当たらないので
今見えている部分が全てで
それらが無くなったとき
終わりなのだろう


早速書いてみたところ
非常に薄い

H(エイチ)の濃さくらいかしらん?



鉛筆と比べてみようと
最近Seriaで購入した
シャーペンを出してみた



芯の太さ2mmの
鉛筆レベルで
濃さはBである



書いて比べると
明らかに違いが判る

やはりコークスペンは
薄い


なお
両方とも
ペンのお尻が消しゴムとなっていて
書いた文字を消すことができる





多分
普通の消しゴムでも消せるだろう

基本的には
減りが少ないとは言え
結局は鉛筆のようだ

しかも"薄い"ので
どのように使用できるか
難しいなぁ…



最新の画像もっと見る

コメントを投稿