風水といえば、環境に限って使われることですが、それを心の面に取り入れる方法を、このところ私は考えています。
たとえば、最初に気を招き入れる「玄関」に当たる心の部分は?
と考えてみると、「心を開く」ということになるのかな、と。
閉鎖的な心を持っていたり、人の好き嫌いが激しかったり、誰に対しても心の壁を置いて接する人は、常に玄関を閉ざしたままにしていたり、玄関に余計なものをゴチャゴチャ置いているような状態ですから、気の通り道を塞ぐことになり、幸運も招き入れることはできないはず。
かといって、誰に対しても無防備に心開けばいいってものでもないですよね。それだと、昼夜問わず、常に玄関を開放しているようなものなので、とても危険!
理想的な玄関は、
スッキリ片付いていて気の通りが良く、
花などが飾ってあり雰囲気も良く、
良い気だけを通し悪い気は通さない、気のフィルター的役割を果たす玄関マットなどが敷いてあり、招かれて嬉しい気持ちになるところです。
これを心の状態に当てはめてみると、
まず誰に対しても素直に接すること、
笑顔を絶やさず第一印象を良くしておくこと、
善悪を見抜くことの出来る洞察力を備えていること、
心を開いて大丈夫、と思える人には、大いに心を開き受け入れる、といった感じになるのではないでしょうか。
目は口ほどに物を言う、と言うくらいですから、心の玄関は「目」が担っている比率も高そうです。心のきれいな人は、きれいな目をしていますよね。それは大きいさとかまつ毛の長さとか、形が整っているとかは関係なく、済んだ目、真っ直ぐな目、優しい目、といった、心に訴えてくるような目です。
そのような目を持った人の心の玄関は、とてもいい状態にあり、幸運に恵まれやすいと思われます。
まずは、鏡を見るたび自分の目の状態を確認して、それから、客観的な視線で自分の第一印象をチェックしてみることは、心の玄関を風水的に整え、幸運体質に向かう第一歩になると考えています。