人は、「ありがとう」の数だけ賢くなり
「ごめんなさい」の数だけ優しくなり
「さようなら」の数だけ愛を知る。
尾道出身の映画監督、大林宣彦さんの言葉です。
どれもとてもいい言葉だな、と思いました。その中でも、今の私にとっては、「さようならの数だけ愛を知る」が強烈に心に響きます。
2019年後半は、父が亡くなり、長年介護してきた母は介護施設に入るという、家族との辛い別れを経験しました。それに伴い、父と母がお世話になった方々との、たくさんの別れもありました。人だけではなく、両親に関連した物を手放す、物との別れも数多くありました。
私にとって大切な大切なたくさんのものが失われ、しばらくの間はただ辛く悲しいだけの感情が渦巻いていました。でも、時間が経つにつれ、心の中に暖かい気持ちが芽生えてきているのが感じられたのです。
この不思議な感覚はなんだろう?
そう思っていると、大林監督の言葉に出会いました。
来年2020年は、まさに私にとっては再出発の年であり、第2の人生のスタートともいえる気がします。
皆様も、良いお年をお迎えください☆〃