やらなければならないことが山積みで、忙しさにおしつぶされそうになるってこと、私にはよくあることだった。
不安なこと、心配事が頭に浮かんできたら、もうそのことで頭がいっぱいになって、消し去ることができなくなることも、私にはわりとよくあることだった。
ところが、つい最近ある考え方がふと浮かんだら、気が楽になってだいぶ解消されてきた気がするので記録しておこうと思う。
このような考え方はすでに別の形できちんとあるのかもしれないけれど、私は何かの本や情報を見て気づいたわけではないので、私の言葉と私特有のイメージになってしまうけど。
まず、今この瞬間この世に存在しているのは、私が五感ではっきり認識しているものと、頭の中で考えていることのみ!だと思ってみた。
目の前にあってもその物質の存在に気づかないものは存在していないし、逆に、頭の中で考えたりイメージしたりしていることは目には見えなくても存在しているんだ、と。
なので、たとえ同居している家族でも、その存在を忘れている間はこの世界には存在していない、と思ってみる。
逆に、亡くなった家族のことを思い出している間は、その肉体は見えなくても、この世界に存在している、と考えてみた。
今この瞬間私が認識していないすべては、なにもない宇宙の真っ暗な空間に飲み込まれているようなイメージ。
そのようにイメージしてみたら、この世界をどう創るかは、ほぼ自分の手にかかってくるんだなと思った。
常にこの自分世界の多くの部分を占めるのは、目の前に起こっている現実よりも、これから先に起こるかもしれない心配や、何等かの不快な感情が幅を利かせていることが多々あったことに気づいた。
常に目の前に起こることは、それがかなり一大事的なことであったとしても、瞬間単位でみていければ、そんなに苦労することなくこなしていけることなのだろうと気づいた。
今やらなければならないこと向かっている時は、そのことだけに集中できるように自分世界をシンプルに縮小してみる。
今この世界にはこれしかない!と集中してみる。
それを邪魔する余計な思いは、この世界には存在しないものにできる力が自分にはあると信じて、このイメージを深めてみたいと思っている。