オーラの泉 (ゲスト友近さん)の放送で、なんの努力もなしに、おまじないやジンクス、願掛けグッズなどに頼ろうとするのはよくない、という江原啓之さんの言葉に、私はうんうん!と強く頷きながら見ていました。
当たる当たらないという結果のみにスポットを当てる占いの危険性についても触れていたのは、とても興味深かったです。
今の世の中を見ていると、心を幸せにしてくれるアドバイスをくれる江原啓之さんのような人はまだまだ少ないし、それを求めている人の数もまだまだ少ない気がします。
それよりも、楽して運を上げられるとか、こうすればお金持ちになれるとか、ズバリ未来を的中する!といったキャッチフレーズに多くの人はなびいていくのを感じます。
心の幸せより、他人が見てもわかるような物質的繁栄こそが幸せ。…と信じている人は多いような気がします。
たとえ人から見れば貧しく不便な暮らしぶりをしている人でも、自分らしい人生を充実して生きている実感が持てるなら、その人は物凄く強運な人だと思いますね。
逆に、どんなに大豪邸に住んで高いステイタスを持っていても、不平不満ばかりで幸福感が得られなければ、パッと目には運がいい人のように見え、実は物凄く運が悪い人だと思うのです。
この世に生まれてきたからには、物質的な豊かさも精神的な豊かさも、両方手に入れることができればベストですね。
安定した幸せを得るにはやはり、それを得るまでの努力をきちんと払う必要はあると思うし、その努力をする喜びに気づくために人は生まれてきたんだと思います。