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先週の滋賀遠征での疲労が抜けきらない一週間であった。
今週末も山に行こうかと考えていたが、なんだか気持ちが高まらず、土曜を迎えてしまった。
このまま家でだらだら過ごしても、それはそれでいいのだが、秋空があまりにきれいだったので、とりあえずテント泊装備を詰め込んで出発。
家族には、「場所が決まったら連絡するから」とだけ伝えて車に乗った。
中央高速を運転しながら、目的地を考える。
それなりに景色が良くて、アプローチが簡単なわりに山の中を満喫できる場所は無いかと、自分の脳みその過去データを検索。
富士見平小屋のテント場がふと思いついた。
韮崎から明野を抜けていく道は、南アルプスや八ヶ岳を眺められて気分がいい。
稲刈りが終わった田んぼの向こうに、秋の雲と八ヶ岳。
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瑞牆山の登山口である里宮平は、登山者の車があふれかえっている。
路上駐車も延々と続いている。
でも、大丈夫。
午後1時という中途半端な時間に到着したおかげで、朝一で登った人々が帰宅する時刻なのだ。
案の定、駐車場にすんなり停められた。
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ここから富士見平小屋までは50分の行程だ。
下山してくる人にテント場の様子を聞いたら、結構な混み具合だという。
でも、大丈夫。
この時間以降は、テントを撤収して帰る人もいるだろうから、きっと場所は空いているに違いない。
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瑞牆山を眺められるポイントで、ゆっくり大休止。
大型ザックにウレタンマットを括り付けている登山者が下っていく。
テント場の心配はしなくてもよさそうだ。
のんびり歩いたつもりだったが、1時間もかからずについてしまった。
お手軽でよい。
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紅葉の中でテントを張れたら素敵だろうなと想像してきたのだが、まだちょっと早かったみたいだ。
それでも周囲を見回せば、それなりに秋は見つかる。
富士山もよく見えた。
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幕営料1000円を支払ってから、テントを張る場所を物色する。
なるべく平らで明るい場所を探してうろうろしていると、なかなかいい場所が空いていた。
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風が強くなってなってきたが、テント設営はあっという間の作業である。
荷物を放り込んで、一息つく。
何はともあれ、コーヒータイム。
これが楽しみで来たようなものだ。
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陽が陰る前にテント場を散歩する。
山から下りてくる者、ベンチで談笑する者、トイレの行列、テントで昼寝をする者、山小屋は登山者の交差点である。
それにしても、こんなにテントが多い富士見平は初めてかも。
色とりどりのテントを眺めているだけでも楽しい気分になる。
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16時を過ぎたころから急激に気温が下がってきた。
ここで昼寝をしてしまうと、晩飯を食べるのが面倒になりそうなので、テントに戻って夕食の支度をした。
支度と言っても、大したことはしない。
フリーズドライのチキンライスとレトルトのビーフシチューだ。
セブンイレブンの金のビーフシチューはかなり美味い。
あとは、おつまみとウイスキー。
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暗くなったらいよいよ風がゴーゴーと吹き始め、森の木々を揺らし始めた。
周囲のテントからは、談笑が聞こえてくる。
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今回はあまり装備を考えずに家を出てしまったので、ちょっと失敗した。
まずは、テント。
この季節に本体がオールメッシュなのはまずかった。
フライシートがあるとはいえ、やはり寒い。
靴下も厚めにしておけばよかった。
シュラフカバーも持ってくればよかった。
シュラフにくるまって、風の音を聞きながらウイスキーをちびちびやって秋の夜長を楽しむしかない。
翌朝の気温は、マイナス1℃。
あまり眠れなかったが、それでも朝日を浴びるのは清々しい。
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カップスープを飲んだ後にコーヒーを2杯で体を温め、シリアルバーで簡単な朝食を済ませたら撤収開始だ。
秋は乾燥しているので、テントが夜露に濡れないのがいい。
夏とは比べ物にならないくらい撤収作業が捗る。
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ぶらぶら歩いて40分で下山完了。
お手軽に山の雰囲気に浸ることができて、よい週末であった。
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今回の教訓。
「氷点下でオールメッシュのテントはやめた方がよい。」
今週末も山に行こうかと考えていたが、なんだか気持ちが高まらず、土曜を迎えてしまった。
このまま家でだらだら過ごしても、それはそれでいいのだが、秋空があまりにきれいだったので、とりあえずテント泊装備を詰め込んで出発。
家族には、「場所が決まったら連絡するから」とだけ伝えて車に乗った。
中央高速を運転しながら、目的地を考える。
それなりに景色が良くて、アプローチが簡単なわりに山の中を満喫できる場所は無いかと、自分の脳みその過去データを検索。
富士見平小屋のテント場がふと思いついた。
韮崎から明野を抜けていく道は、南アルプスや八ヶ岳を眺められて気分がいい。
稲刈りが終わった田んぼの向こうに、秋の雲と八ヶ岳。
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瑞牆山の登山口である里宮平は、登山者の車があふれかえっている。
路上駐車も延々と続いている。
でも、大丈夫。
午後1時という中途半端な時間に到着したおかげで、朝一で登った人々が帰宅する時刻なのだ。
案の定、駐車場にすんなり停められた。
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ここから富士見平小屋までは50分の行程だ。
下山してくる人にテント場の様子を聞いたら、結構な混み具合だという。
でも、大丈夫。
この時間以降は、テントを撤収して帰る人もいるだろうから、きっと場所は空いているに違いない。
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瑞牆山を眺められるポイントで、ゆっくり大休止。
大型ザックにウレタンマットを括り付けている登山者が下っていく。
テント場の心配はしなくてもよさそうだ。
のんびり歩いたつもりだったが、1時間もかからずについてしまった。
お手軽でよい。
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紅葉の中でテントを張れたら素敵だろうなと想像してきたのだが、まだちょっと早かったみたいだ。
それでも周囲を見回せば、それなりに秋は見つかる。
富士山もよく見えた。
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幕営料1000円を支払ってから、テントを張る場所を物色する。
なるべく平らで明るい場所を探してうろうろしていると、なかなかいい場所が空いていた。
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風が強くなってなってきたが、テント設営はあっという間の作業である。
荷物を放り込んで、一息つく。
何はともあれ、コーヒータイム。
これが楽しみで来たようなものだ。
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陽が陰る前にテント場を散歩する。
山から下りてくる者、ベンチで談笑する者、トイレの行列、テントで昼寝をする者、山小屋は登山者の交差点である。
それにしても、こんなにテントが多い富士見平は初めてかも。
色とりどりのテントを眺めているだけでも楽しい気分になる。
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16時を過ぎたころから急激に気温が下がってきた。
ここで昼寝をしてしまうと、晩飯を食べるのが面倒になりそうなので、テントに戻って夕食の支度をした。
支度と言っても、大したことはしない。
フリーズドライのチキンライスとレトルトのビーフシチューだ。
セブンイレブンの金のビーフシチューはかなり美味い。
あとは、おつまみとウイスキー。
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暗くなったらいよいよ風がゴーゴーと吹き始め、森の木々を揺らし始めた。
周囲のテントからは、談笑が聞こえてくる。
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今回はあまり装備を考えずに家を出てしまったので、ちょっと失敗した。
まずは、テント。
この季節に本体がオールメッシュなのはまずかった。
フライシートがあるとはいえ、やはり寒い。
靴下も厚めにしておけばよかった。
シュラフカバーも持ってくればよかった。
シュラフにくるまって、風の音を聞きながらウイスキーをちびちびやって秋の夜長を楽しむしかない。
翌朝の気温は、マイナス1℃。
あまり眠れなかったが、それでも朝日を浴びるのは清々しい。
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カップスープを飲んだ後にコーヒーを2杯で体を温め、シリアルバーで簡単な朝食を済ませたら撤収開始だ。
秋は乾燥しているので、テントが夜露に濡れないのがいい。
夏とは比べ物にならないくらい撤収作業が捗る。
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ぶらぶら歩いて40分で下山完了。
お手軽に山の雰囲気に浸ることができて、よい週末であった。
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今回の教訓。
「氷点下でオールメッシュのテントはやめた方がよい。」
まあ山にはいい季節ですからねえ
ノンピ-ク、幕営、独り、なにもしないで楽しむ山飯
ガツガツ登らなくても、これだけで充分に幸せを感じられるのが我ら世代の特権でしょうかねえ!
こんにちは!
こんなにテントが多い富士見平小屋は初めてでした。
コロナ以降、ソロテントが主流になってきていることも要因の一つだと思います。
山に登らないでいると、無性に登りたくなりますし、その逆もしかり。
こんな楽しみ方ができるのは、本当に幸せなことだと思います。
今度真似してみようwww
でも、インナーオールメッシュは頑張りましたねw
まあ私もシングルウォールが基本なんで、似たようなもんかも知れません
こんにちは!
テント場でぶらぶらするだけでも、登山の雰囲気が味わえて、いいリフレッシュになります。
これから歳をとってくると、ますますそんな山行?が増えるかもしれませんね。
シングルウォールも軽くていいですよね。
私も昔シングルウォールを使っていました。
マイナス20℃までいけますよ!