コロナが明けて飲み会が多くなった。
いずれも仕事がらみなので、週末の夜が多い。
すると、翌朝はぐったりしてしまい、貴重な休日の一日を無駄にしてしまうという悪循環。
飲み会は必要悪とまでは言わないが、加齢とともに体に堪えるようになってしまった。
せっかくの三連休だ。
ちょうど中日である土曜の天気がいいので、長めのウォーキングに出かけた。
今日のスタートは、西武多摩湖線の武蔵大和駅。
ここから狭山丘陵を縦断して八高線の箱根ヶ崎まで行こうというプラン。
だいたい14㎞くらいある。
地図上だとざっくりこんな感じ。
駅から10分ちょっと登ると多摩湖堰堤。
世界一美しい取水塔を眺める。
遠くに見える奥多摩の峰々は銀色に光っている。
昨日の冷たい雨は、山に雪を降らせたようだ。
多摩湖の周回道路には、通称サイクリングロードが整備されている。
サイクリングロードと言っても、ランナー、ジョガー、ウォーカー、サイクリスト、そして犬の散歩まで、多様な人々でにぎわう。
距離表示も細かく出ている親切設計。
しかし、コースに応じて様々な距離表示があるので、何が何の距離なのか今一つよくわからない。(笑)
鹿島橋を渡ると、多摩湖の下湖南岸から上湖南岸の道へと移る。
まだまだ序の口だ。
ここから先も同様の道が続くが、人の数はぐっと減ってくる。
ほとんどの人は、下湖を一周するからだ。
サイクリングロードがヘアピンカーブに差し掛かるところで武蔵野の路に入る。
ここで周回道路とはおさらば。
ショートカットしてかたくりの湯に下りるルートをとる。
ぼーっと歩いていたら、分岐を見逃して2回も道を間違えた。
ヤマップの地図を見て軌道修正。
地図に載っていない小径もあるので厄介だ。
車道を横断して、かたくりの湯から野山北公園へ進む。
野山北公園内の小径も通行止めになっている小径があり、予定していたルートとは若干違うトレースになってしまった。
さきほど、ルートミスをしているので、地図を見ながら進む。
都立野山北・六道山公園インフォメーションセンターでトイレ休憩。
パンフレットをもらったり、動物の剝製を眺めたり。
ちなみに、狭山丘陵の西側を網羅しているこの公園は、都立公園の中で最大面積らしい。
尾根道は陽だまりになっていて、歩いていると結構汗ばんできた。
オフロードのためか、ランナーは見かけず、かわりにマウンテンバイクが増えてきた。
にぎやかなおしゃべりが聞こえてきた。
六道山の展望台だ。
展望台のてっぺんに登って眺望を楽しむ。
画像ではわかりにくいが、中央左側に西武ドームが見える。
けっこう歩いてきたなぁ。
六道山から先は、再び舗装された道になった。
そろそろ終盤戦に差し掛かる。
出逢いの辻。
右に曲がる。
庚申塔。
この手前でまたまた道を間違えて車道に出てしまった。
あわてて戻る。
狭山懸橋を渡ると三角点広場(194m)だ。
ここが本日の最高標高点。
三角点は測量の基準点だから、通常見晴らしのよい場所につくるものだが、ここは樹林に囲まれている。
昔は木が無かったのだろうか。
三角点広場から、道は細かいアップダウンを繰り返しながら標高を下げていく。
狭山丘陵の終わりも近い。
浅間神社。
社には扉すらない、きわめて簡素な神社だ。
とりあえず、狭山丘陵完歩に感謝して二礼二拍手一礼。
浅間神社から少し下ったところに神社がもう一つ。
八雲神社。
こちらの方が、しっかりした造りになっていた。
二礼二拍手一礼。
参道の急坂を下って、狭山丘陵が終了した。
それなりに疲れた。
あとは車道を歩いて箱根ヶ崎駅まで行くだけだが、ゴール手前に寄りたいところがあるのだ。
それがここ。
手打ラーメンのお店、松屋さん。
創業1947年というラーメン店にしては、横綱級の老舗だ。
暖簾をくぐって店内に入ると、テーブル3卓のみ。
お客さんは、地元の人々のようだ。
お年寄りとそのお孫は、静かに麺をすすっている。
高齢の男性二人組は、地元議員の話で盛り上がっている。
昭和レトロなんて言葉では言い尽くせないタイムスリップ感。
席にすわったら、おばあちゃんが出てきて「ご注文は?」
チャーシュー麺を注文。
おばあちゃん一人で切り盛りしているようだ。
壁に掛けてあった調理師免許に記載されていた生年月日は、昭和12年。
私の父を同い年じゃないか。
ということは、87歳か。
恐れ入りました。
待つこと5分くらいで、チャーシュー麺が運ばれてきた。
もうもうと湯気が立っていて美味しそう。
おばあちゃんが手打ちしている麺は、平打ちのちぢれ麺。
ところどころ太さが違うのが素朴でいい。
スープは、まったく脂が浮いていない。
鰹節と煮干しの出汁が効いていて濃い目の醤油味が自分好みだ。
チャーシューは、赤身のモモ肉でしっかりした歯ごたえ。
最近、こういうチャーシューが乗っているラーメンは珍しくなった。
これで700円は破格である。
おばあちゃんがいつまでも元気でラーメンを作れますようにと拝むような気持で店を後にした。
松屋さんを出て、国道16号を渡れば本日のゴール、箱根ヶ崎駅だ。
ログを確認すると、距離13.6km(登り310m、下り258m)、タイムはラーメン休憩を含めて3時間51分だった。
そこそこアップダウンもあり、いい運動になった。
消費したカロリーはラーメンでチャラになったが、気持ちはすがすがしいぞ。
いずれも仕事がらみなので、週末の夜が多い。
すると、翌朝はぐったりしてしまい、貴重な休日の一日を無駄にしてしまうという悪循環。
飲み会は必要悪とまでは言わないが、加齢とともに体に堪えるようになってしまった。
せっかくの三連休だ。
ちょうど中日である土曜の天気がいいので、長めのウォーキングに出かけた。
今日のスタートは、西武多摩湖線の武蔵大和駅。
ここから狭山丘陵を縦断して八高線の箱根ヶ崎まで行こうというプラン。
だいたい14㎞くらいある。
地図上だとざっくりこんな感じ。
駅から10分ちょっと登ると多摩湖堰堤。
世界一美しい取水塔を眺める。
遠くに見える奥多摩の峰々は銀色に光っている。
昨日の冷たい雨は、山に雪を降らせたようだ。
多摩湖の周回道路には、通称サイクリングロードが整備されている。
サイクリングロードと言っても、ランナー、ジョガー、ウォーカー、サイクリスト、そして犬の散歩まで、多様な人々でにぎわう。
距離表示も細かく出ている親切設計。
しかし、コースに応じて様々な距離表示があるので、何が何の距離なのか今一つよくわからない。(笑)
鹿島橋を渡ると、多摩湖の下湖南岸から上湖南岸の道へと移る。
まだまだ序の口だ。
ここから先も同様の道が続くが、人の数はぐっと減ってくる。
ほとんどの人は、下湖を一周するからだ。
サイクリングロードがヘアピンカーブに差し掛かるところで武蔵野の路に入る。
ここで周回道路とはおさらば。
ショートカットしてかたくりの湯に下りるルートをとる。
ぼーっと歩いていたら、分岐を見逃して2回も道を間違えた。
ヤマップの地図を見て軌道修正。
地図に載っていない小径もあるので厄介だ。
車道を横断して、かたくりの湯から野山北公園へ進む。
野山北公園内の小径も通行止めになっている小径があり、予定していたルートとは若干違うトレースになってしまった。
さきほど、ルートミスをしているので、地図を見ながら進む。
都立野山北・六道山公園インフォメーションセンターでトイレ休憩。
パンフレットをもらったり、動物の剝製を眺めたり。
ちなみに、狭山丘陵の西側を網羅しているこの公園は、都立公園の中で最大面積らしい。
尾根道は陽だまりになっていて、歩いていると結構汗ばんできた。
オフロードのためか、ランナーは見かけず、かわりにマウンテンバイクが増えてきた。
にぎやかなおしゃべりが聞こえてきた。
六道山の展望台だ。
展望台のてっぺんに登って眺望を楽しむ。
画像ではわかりにくいが、中央左側に西武ドームが見える。
けっこう歩いてきたなぁ。
六道山から先は、再び舗装された道になった。
そろそろ終盤戦に差し掛かる。
出逢いの辻。
右に曲がる。
庚申塔。
この手前でまたまた道を間違えて車道に出てしまった。
あわてて戻る。
狭山懸橋を渡ると三角点広場(194m)だ。
ここが本日の最高標高点。
三角点は測量の基準点だから、通常見晴らしのよい場所につくるものだが、ここは樹林に囲まれている。
昔は木が無かったのだろうか。
三角点広場から、道は細かいアップダウンを繰り返しながら標高を下げていく。
狭山丘陵の終わりも近い。
浅間神社。
社には扉すらない、きわめて簡素な神社だ。
とりあえず、狭山丘陵完歩に感謝して二礼二拍手一礼。
浅間神社から少し下ったところに神社がもう一つ。
八雲神社。
こちらの方が、しっかりした造りになっていた。
二礼二拍手一礼。
参道の急坂を下って、狭山丘陵が終了した。
それなりに疲れた。
あとは車道を歩いて箱根ヶ崎駅まで行くだけだが、ゴール手前に寄りたいところがあるのだ。
それがここ。
手打ラーメンのお店、松屋さん。
創業1947年というラーメン店にしては、横綱級の老舗だ。
暖簾をくぐって店内に入ると、テーブル3卓のみ。
お客さんは、地元の人々のようだ。
お年寄りとそのお孫は、静かに麺をすすっている。
高齢の男性二人組は、地元議員の話で盛り上がっている。
昭和レトロなんて言葉では言い尽くせないタイムスリップ感。
席にすわったら、おばあちゃんが出てきて「ご注文は?」
チャーシュー麺を注文。
おばあちゃん一人で切り盛りしているようだ。
壁に掛けてあった調理師免許に記載されていた生年月日は、昭和12年。
私の父を同い年じゃないか。
ということは、87歳か。
恐れ入りました。
待つこと5分くらいで、チャーシュー麺が運ばれてきた。
もうもうと湯気が立っていて美味しそう。
おばあちゃんが手打ちしている麺は、平打ちのちぢれ麺。
ところどころ太さが違うのが素朴でいい。
スープは、まったく脂が浮いていない。
鰹節と煮干しの出汁が効いていて濃い目の醤油味が自分好みだ。
チャーシューは、赤身のモモ肉でしっかりした歯ごたえ。
最近、こういうチャーシューが乗っているラーメンは珍しくなった。
これで700円は破格である。
おばあちゃんがいつまでも元気でラーメンを作れますようにと拝むような気持で店を後にした。
松屋さんを出て、国道16号を渡れば本日のゴール、箱根ヶ崎駅だ。
ログを確認すると、距離13.6km(登り310m、下り258m)、タイムはラーメン休憩を含めて3時間51分だった。
そこそこアップダウンもあり、いい運動になった。
消費したカロリーはラーメンでチャラになったが、気持ちはすがすがしいぞ。
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