東北遠征2日目。
今日は、栗駒山に登る。
栗駒山の紅葉は、神の絨毯と呼ばれる絶景だ。
はたして、山の神は微笑むのか。
※東北遠征DAY1(世界遺産編)はこちら
栗駒山にはたくさんの登山道があるが、人気があるのは、いわかがみ平からの中央コースおよび東栗駒コース。
もう一つは、岩手と秋田の県境である須川高原温泉からの産沼コースだ。
今回は、自家用車のアドバンテージを生かすため、後者を選択した。
いわかがみ平には、交通規制のためシャトルバスに乗り換えなければならないので、ちょっと億劫に感じたのである。
しかし、須川温泉の駐車場も大混雑は必至。
駐車場ジプシーを回避すべく、朝5時に一関のホテルを出発した。
須川温泉までは約1時間半かかるが、道中はいたってスムーズ。
ちょっとビビりすぎたかなと思ったが、6時半に到着すると駐車場は残り1台しか空いておらず、ギリギリセーフ!
ビジターセンター前はガラガラだったが、こちらは8時オープン。
あやうく路頭に迷うところだった。
聞きしにまさる過熱ぶりだ。
みんな車中泊しているようだった。
支度を整えて、6時45分スタート。
須川高原温泉の横が登山口だ。
あたりは温泉がガンガン湧き出ていて、息子が苦手とする硫黄泉の匂いが強く漂っている。
温泉に手を浸すと、かなり熱い。
そこら中から温泉の湯気が噴き出している。
そのせいもあるのだろうか、登山道はぬかるみが多くマッディな感じ。
石を踏むように歩けば問題ないが、踏み外すとズブっといくところもあるので要注意。
しばらく歩くと周囲が大きく開けた。
名残ケ原と呼ばれる湿地帯だ。
木道が尾瀬っぽい。
涸れた沢を渡る。
見上げると黄葉が綺麗だ。
古びた指導標が立っていた。
三途の川という渡渉ポイント。
三途の川を越えると極楽浄土は近い?
それとも地獄?
標高を上げるにつれて樹木が低くなり、景色が開けてきた。
黄色が優勢だが、なかなか見ごたえがある。
産沼に到着。
水面に映る逆さ紅葉が見事だ。
産沼を越えると、ルートは尾根線をトレースするようになる。
いよいよ山は赤く染まり出した。
緑とのコントラストが美しい。
クライマックスに向けて、ぐいぐい行くよ。
とはいっても、息子よ、もう少しゆっくり行ってくれ。
私の4歩は、息子の2歩なのだ。
振り返るとこの絶景。
紅葉は、終わりを迎えつつあるが、それでも十分見ごたえがある。
8時49分、栗駒山(1627m)山頂到着。
いわかがみ平方面に広がる雲海が目に飛び込んできた。
山頂は、多くの登山者で大賑わいだ。
記念撮影の順番待ちも長蛇の列。
神の絨毯は最盛期を過ぎており、少々古びた絨毯になってしまっていた。
紅葉のベストタイミングをつかむのは、本当に難しい。
だが、念願の栗駒山に登れて大満足だ。
私の目には、こんな色合いに映っているのだ。
どう? きれいでしょう?
画像フィルターで処理したんだろ? ずるい! 反則だ! 詐欺だ!
なんて目くじらを立ててはいけない。
これは心眼というものよ、ふっふっふ。
行動食でエネルギー補給したら、大喧騒の山頂を後にする。
紅葉を愛でながらの下山だ。
あっという間に名残ヶ原まで降りてきた。
枯野の中を伸びる木道は絵になる。
須川温泉が見えてきた。
下山は、1時間25分かかった。
11時10分、須川温泉に帰還。
季節外れの陽気でたっぷり汗をかいたので、お楽しみの温泉だ。
カンカン照りの中、露天風呂に入るのはきつそうなので、内風呂にしておいた。
これは正解。
登山者が多かったわりには、温泉は空いていて助かった。
青白いお湯でサッパリした肌触り。
舐めてみると、塩味と酸味と苦みの同時にガツンときた。
いい温泉だ~。
温泉の真向かいにある須川ビジターセンターで山バッジも購入。
息子のコレクションがまた一つ増えた。
駐車場は完全にキャパオーバーで、路上駐車が連なっていた。
岩手県側も秋田県側も駐車場の空きを待つ車で大渋滞を引き起こしていた。
それを横目に秋田県側へす~っと下っていく。
明日は、秋田駒ケ岳に登る予定なので、登山口に近い田沢湖へ向かった。
須川温泉から3時間超のドライブだ。
今夜の宿は、ちょっと贅沢してリゾートホテル。
豪華な夕食に舌鼓を打ち、サウナ付きの温泉で疲労回復。
たまにはいいでしょ~。
※東北遠征DAY3(秋田駒ケ岳編)へ続く
今日は、栗駒山に登る。
栗駒山の紅葉は、神の絨毯と呼ばれる絶景だ。
はたして、山の神は微笑むのか。
※東北遠征DAY1(世界遺産編)はこちら
栗駒山にはたくさんの登山道があるが、人気があるのは、いわかがみ平からの中央コースおよび東栗駒コース。
もう一つは、岩手と秋田の県境である須川高原温泉からの産沼コースだ。
今回は、自家用車のアドバンテージを生かすため、後者を選択した。
いわかがみ平には、交通規制のためシャトルバスに乗り換えなければならないので、ちょっと億劫に感じたのである。
しかし、須川温泉の駐車場も大混雑は必至。
駐車場ジプシーを回避すべく、朝5時に一関のホテルを出発した。
須川温泉までは約1時間半かかるが、道中はいたってスムーズ。
ちょっとビビりすぎたかなと思ったが、6時半に到着すると駐車場は残り1台しか空いておらず、ギリギリセーフ!
ビジターセンター前はガラガラだったが、こちらは8時オープン。
あやうく路頭に迷うところだった。
聞きしにまさる過熱ぶりだ。
みんな車中泊しているようだった。
支度を整えて、6時45分スタート。
須川高原温泉の横が登山口だ。
あたりは温泉がガンガン湧き出ていて、息子が苦手とする硫黄泉の匂いが強く漂っている。
温泉に手を浸すと、かなり熱い。
そこら中から温泉の湯気が噴き出している。
そのせいもあるのだろうか、登山道はぬかるみが多くマッディな感じ。
石を踏むように歩けば問題ないが、踏み外すとズブっといくところもあるので要注意。
しばらく歩くと周囲が大きく開けた。
名残ケ原と呼ばれる湿地帯だ。
木道が尾瀬っぽい。
涸れた沢を渡る。
見上げると黄葉が綺麗だ。
古びた指導標が立っていた。
三途の川という渡渉ポイント。
三途の川を越えると極楽浄土は近い?
それとも地獄?
標高を上げるにつれて樹木が低くなり、景色が開けてきた。
黄色が優勢だが、なかなか見ごたえがある。
産沼に到着。
水面に映る逆さ紅葉が見事だ。
産沼を越えると、ルートは尾根線をトレースするようになる。
いよいよ山は赤く染まり出した。
緑とのコントラストが美しい。
クライマックスに向けて、ぐいぐい行くよ。
とはいっても、息子よ、もう少しゆっくり行ってくれ。
私の4歩は、息子の2歩なのだ。
振り返るとこの絶景。
紅葉は、終わりを迎えつつあるが、それでも十分見ごたえがある。
8時49分、栗駒山(1627m)山頂到着。
いわかがみ平方面に広がる雲海が目に飛び込んできた。
山頂は、多くの登山者で大賑わいだ。
記念撮影の順番待ちも長蛇の列。
神の絨毯は最盛期を過ぎており、少々古びた絨毯になってしまっていた。
紅葉のベストタイミングをつかむのは、本当に難しい。
だが、念願の栗駒山に登れて大満足だ。
私の目には、こんな色合いに映っているのだ。
どう? きれいでしょう?
画像フィルターで処理したんだろ? ずるい! 反則だ! 詐欺だ!
なんて目くじらを立ててはいけない。
これは心眼というものよ、ふっふっふ。
行動食でエネルギー補給したら、大喧騒の山頂を後にする。
紅葉を愛でながらの下山だ。
あっという間に名残ヶ原まで降りてきた。
枯野の中を伸びる木道は絵になる。
須川温泉が見えてきた。
下山は、1時間25分かかった。
11時10分、須川温泉に帰還。
季節外れの陽気でたっぷり汗をかいたので、お楽しみの温泉だ。
カンカン照りの中、露天風呂に入るのはきつそうなので、内風呂にしておいた。
これは正解。
登山者が多かったわりには、温泉は空いていて助かった。
青白いお湯でサッパリした肌触り。
舐めてみると、塩味と酸味と苦みの同時にガツンときた。
いい温泉だ~。
温泉の真向かいにある須川ビジターセンターで山バッジも購入。
息子のコレクションがまた一つ増えた。
駐車場は完全にキャパオーバーで、路上駐車が連なっていた。
岩手県側も秋田県側も駐車場の空きを待つ車で大渋滞を引き起こしていた。
それを横目に秋田県側へす~っと下っていく。
明日は、秋田駒ケ岳に登る予定なので、登山口に近い田沢湖へ向かった。
須川温泉から3時間超のドライブだ。
今夜の宿は、ちょっと贅沢してリゾートホテル。
豪華な夕食に舌鼓を打ち、サウナ付きの温泉で疲労回復。
たまにはいいでしょ~。
※東北遠征DAY3(秋田駒ケ岳編)へ続く
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