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先週ようやく念願のイワナに出会えたので、釣欲はいったん落ち着いた。
翌日から梅雨入りも発表され、これからは天気予報とにらめっこの日々が続くのだ。
正月に木曽駒へ行って以来、山に登っていないことに気づいた。
気づいたというか、気にはしていたのだが、オミクロンの大流行で雪山に行くチャンスはことごとく失われ、そうこうしているうちに渓流解禁となり、しかもイワナが釣れないので懲りずに渓に立ち続け、気づいたら2022年も半分過ぎようとしている。
定期的に山に行かないと、体力は落ちていくばかりだ。
今週は何が何でも山にいく。
いきなりハードな山だと少々心配なので、安全に行けるところにした。
金峰山、しかも大弛峠からのピストン。
登山というよりハイキングに近い。
大弛峠の駐車場争奪戦に勝利すべく、かなり早出とした。
難なく駐車できたが、車はそれなりに多い。
いつも思うが、大弛峠は高速を下りてからが長いのだ。
登山よりこっちが核心部だったりする。
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車の中で朝飯を食べ、トイレを済ませたら出発だ。
登山靴に足を入れるのも久しぶりだ。
6時スタート。
まずは、朝日岳に向かって登っていく。
最初の登りが何気にきつい。
スタートの大弛峠が標高2300mを越えているので、体が慣れないのかもしれない。
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30分で朝日峠に到着。
ここで下山してくる人に会った。
昨日は金峰山小屋にでも泊まったの人だろうか。
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時折、縞枯現象のようなところが出てくる。
晴れていれば木々の向こうに富士山が拝めるはずだが、今日は真っ白の世界。
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朝日岳山頂のすぐ手前の開けたところ。
高曇りだが、まだ雨は降りそうにない。
ほぼ無風状態。
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7時10分。
朝日岳到着。
ここで10分ほど休憩して、アミノ酸注入。
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朝日岳ピークの西側からは、金峰山がどーんと現れる。
五丈岩もくっきり見える。
奥秩父の盟主と呼ぶにふさわしい堂々とした山容だ。
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朝日岳からはいったん下っていく。
そこそこ急な下りで、100mくらいは標高を下げているだろうか。
せっかく登ったのにもったいない。
帰りはこの登り返しがいやだなと思いつつ、しばらく下っていく。
一本道なので迷いようも無いが、変化に乏しいといえばそうである。
しかし、北八ツのような苔蒸した森とずっと囀っている鳥の声に癒されるのは悪くない。
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鉄山の表示が出てきたが、登山道はピークから外れている。
ここまでくれば、金峰山も近い。
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ポンと森林限界に飛び出した。
振り返ると通過してきた朝日岳が大きい。
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周囲にはハイマツが広がり、その間からキバナシャクナゲの花がのぞいている。
無風状態は続いているが、展望は雲に遮られている。
見えるのは、目の前の小川山と瑞牆山くらいだ。
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山頂まではあとわずか。
ハイマツと花崗岩と白い砂礫からなるロケーションは、まるで北アルプスを彷彿させる。
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8時10分。金峰山頂上(2599m)到着。
山頂碑が新しくなっていて驚いた。
それなりに疲れたが、コースタイムよりは若干早かった。
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山頂付近には、数名の登山者が談笑したりメシを食ったりしている。
五丈岩の近くに移動して、まったりとコーヒータイムを楽しむことにした。
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五丈岩に乾杯!
カップラーメンも持ってきたが、あまりお腹が空いていなかったので、メロンパンだけ食べた。
山座同定盤も新しくなったような。気のせい?
残念ながら完全にガスってしまい、眺望ゼロ。
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家族にLINEしたら、カミさんから「昔登ったね。富士山が綺麗だったけど、今日は見えない?」と返事が来た。
そういえば、結婚する前、山の師匠や山仲間にカミさんを紹介するため、みんなで金峰山に登ったことがあった。
あれは秋だったので、富士山が綺麗に見えたんだっけ。
なつかしいな。
なんて昔の思い出に浸っていたら、ガスが流れてきて寒くなってきた。
今日は、午後から天気も崩れるはずだ。
さっさと下りよう。
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地味にキツイ朝日岳の登り返しが終わり、少し気が緩んだのか、浮石を踏んで左足首を思い切り捻ってしまった。
メキッと音がした。
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ああ、こりゃやっちゃったかな?と思ったが、1~2分で痛みは無くなった。
ハイカットの登山靴に守られたこともあるが、私の足首は若いころ何度もひどい捻挫したことで、すでに数本の靱帯が切れている。
足首は、もうぐにゃぐにゃなのだ。
よく言えば、足首はものすごい柔軟性がある状態である。
まぁ、大ケガにならなくて良かった。
注意一秒、ケガ一生。
この後は慎重に歩いて、無事に大弛峠に戻ってきた。
10時50分、下山完了。
さすがにお腹が空いたので、大弛小屋でカレーライスを食べた。
その名も「山小屋カレー」。800円也。
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甘めのルーで、大きめの野菜がゴロゴロ入っている。
ナスが美味しかった。
大弛小屋は道路のすぐ脇にあるのだが、昔ながらのひなびた小屋で雰囲気がある。
テント場も整備されているので、いつかここを利用したいと思っている。
今日は静かに歩けて、いい気分転換になった。
体力が落ちていることは間違いないので、夏山に向けて体づくりをしないといけない。
また、梅雨の合間を見計らって、もう少し長い距離を歩きたい。
翌日から梅雨入りも発表され、これからは天気予報とにらめっこの日々が続くのだ。
正月に木曽駒へ行って以来、山に登っていないことに気づいた。
気づいたというか、気にはしていたのだが、オミクロンの大流行で雪山に行くチャンスはことごとく失われ、そうこうしているうちに渓流解禁となり、しかもイワナが釣れないので懲りずに渓に立ち続け、気づいたら2022年も半分過ぎようとしている。
定期的に山に行かないと、体力は落ちていくばかりだ。
今週は何が何でも山にいく。
いきなりハードな山だと少々心配なので、安全に行けるところにした。
金峰山、しかも大弛峠からのピストン。
登山というよりハイキングに近い。
大弛峠の駐車場争奪戦に勝利すべく、かなり早出とした。
難なく駐車できたが、車はそれなりに多い。
いつも思うが、大弛峠は高速を下りてからが長いのだ。
登山よりこっちが核心部だったりする。
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車の中で朝飯を食べ、トイレを済ませたら出発だ。
登山靴に足を入れるのも久しぶりだ。
6時スタート。
まずは、朝日岳に向かって登っていく。
最初の登りが何気にきつい。
スタートの大弛峠が標高2300mを越えているので、体が慣れないのかもしれない。
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30分で朝日峠に到着。
ここで下山してくる人に会った。
昨日は金峰山小屋にでも泊まったの人だろうか。
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時折、縞枯現象のようなところが出てくる。
晴れていれば木々の向こうに富士山が拝めるはずだが、今日は真っ白の世界。
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朝日岳山頂のすぐ手前の開けたところ。
高曇りだが、まだ雨は降りそうにない。
ほぼ無風状態。
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7時10分。
朝日岳到着。
ここで10分ほど休憩して、アミノ酸注入。
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朝日岳ピークの西側からは、金峰山がどーんと現れる。
五丈岩もくっきり見える。
奥秩父の盟主と呼ぶにふさわしい堂々とした山容だ。
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朝日岳からはいったん下っていく。
そこそこ急な下りで、100mくらいは標高を下げているだろうか。
せっかく登ったのにもったいない。
帰りはこの登り返しがいやだなと思いつつ、しばらく下っていく。
一本道なので迷いようも無いが、変化に乏しいといえばそうである。
しかし、北八ツのような苔蒸した森とずっと囀っている鳥の声に癒されるのは悪くない。
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鉄山の表示が出てきたが、登山道はピークから外れている。
ここまでくれば、金峰山も近い。
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ポンと森林限界に飛び出した。
振り返ると通過してきた朝日岳が大きい。
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周囲にはハイマツが広がり、その間からキバナシャクナゲの花がのぞいている。
無風状態は続いているが、展望は雲に遮られている。
見えるのは、目の前の小川山と瑞牆山くらいだ。
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ハイマツと花崗岩と白い砂礫からなるロケーションは、まるで北アルプスを彷彿させる。
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山頂碑が新しくなっていて驚いた。
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山頂付近には、数名の登山者が談笑したりメシを食ったりしている。
五丈岩の近くに移動して、まったりとコーヒータイムを楽しむことにした。
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五丈岩に乾杯!
カップラーメンも持ってきたが、あまりお腹が空いていなかったので、メロンパンだけ食べた。
山座同定盤も新しくなったような。気のせい?
残念ながら完全にガスってしまい、眺望ゼロ。
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家族にLINEしたら、カミさんから「昔登ったね。富士山が綺麗だったけど、今日は見えない?」と返事が来た。
そういえば、結婚する前、山の師匠や山仲間にカミさんを紹介するため、みんなで金峰山に登ったことがあった。
あれは秋だったので、富士山が綺麗に見えたんだっけ。
なつかしいな。
なんて昔の思い出に浸っていたら、ガスが流れてきて寒くなってきた。
今日は、午後から天気も崩れるはずだ。
さっさと下りよう。
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地味にキツイ朝日岳の登り返しが終わり、少し気が緩んだのか、浮石を踏んで左足首を思い切り捻ってしまった。
メキッと音がした。
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ああ、こりゃやっちゃったかな?と思ったが、1~2分で痛みは無くなった。
ハイカットの登山靴に守られたこともあるが、私の足首は若いころ何度もひどい捻挫したことで、すでに数本の靱帯が切れている。
足首は、もうぐにゃぐにゃなのだ。
よく言えば、足首はものすごい柔軟性がある状態である。
まぁ、大ケガにならなくて良かった。
注意一秒、ケガ一生。
この後は慎重に歩いて、無事に大弛峠に戻ってきた。
10時50分、下山完了。
さすがにお腹が空いたので、大弛小屋でカレーライスを食べた。
その名も「山小屋カレー」。800円也。
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甘めのルーで、大きめの野菜がゴロゴロ入っている。
ナスが美味しかった。
大弛小屋は道路のすぐ脇にあるのだが、昔ながらのひなびた小屋で雰囲気がある。
テント場も整備されているので、いつかここを利用したいと思っている。
今日は静かに歩けて、いい気分転換になった。
体力が落ちていることは間違いないので、夏山に向けて体づくりをしないといけない。
また、梅雨の合間を見計らって、もう少し長い距離を歩きたい。
我らにとってこれからの一年一年はとても大切な時間なのでくれぐれも注意したいですね
金峰山は僕も大着して大弛から一度だけ登りましたが
今なら金峰山小屋に一泊しないと帰ってこれないほどに衰えてしまいました~!
こんにちは!
足首を捻るなんて本当に久しぶりだったので、ちょっと焦りましたが、大事に至らずよかったです。
ちょっと気を抜くとこの有様なので、山も釣りも気を引き締め直さないとですね。
金峰山小屋は、とてもホスピタリティがいいと噂に聞いています。
一度は泊まってみたい山小屋ですね。