梅雨の中休みどころではない猛暑・酷暑の日々が続いている。
もう梅雨明けなのか?
あまりに激しい気象の変化について行けない。
そろそろ梅雨という概念が通用しなくなっている気がする。
この調子でいくと、ホームリバーも渇水は避けられないだろう。
厳しい夏になりそうな予感。
渇水が進むと釣りも厳しい。
渓魚にこちらの存在を気づかれないように、ストーキングが必須なのは言うまでもないが、キャスティングもかなら離れた位置からアプローチするようになる。
瀬尻に着いているヤマメに気配を悟られたら一発でアウトだ。
一目散に上流へ向かって伝令に走られてしまう。
そうなったら、そのポイントは終了。
遠くへキャスティングすると、バラシ率も高くなる。
長く伸びたラインの先で確実にフッキングするのは、かなり難しい。
低伸長のPEやフロロでダイレクト感を高めてはいるが、トゥィッチングで生じたラインスラックは、ヤマメがルアーに違和感を感じて吐き出すのに十分な時間を与えてしまう。
ヤマメの電光石火のごときバイトに対して、こちらは反射神経が日に日に衰えていくおじさんなのだ。
戦う前から勝負は見えている。
運よくフックアップしても、手元から針先までの距離が長ければ長いほどバラシ率は高くなる。
シングルバーブレスならなおさらだ。
焦ってリーリングを早めようものなら、水圧でヤマメの体は浮き上がり水面で暴れまくってフックアウト。
遅すぎても、ヤマメは体をくねらせ、頭を振ってフックから逃れてしまう。
今日は、何とか小ぶりなヤマメを2尾キャッチしたが、4尾はバラシた。
相変わらずの貧果ぶりと己の未熟さは、自分の老化と正比例している。
キャッチよりバラシの数が上回ると、前述のように言い訳めいた分析をしながら遡行することになるが、そこに諦めや油断が上乗せされると千載一遇のチャンスをもふいにしてしまうものだ。
退渓点がすぐ先に見えてきたときだ。
消化試合のように浅瀬に向かって無気力にキャスティング&リトリーブをしていたら、確実に尺越えとわかるサイズのヤマメが稲妻のようにジグザグに動いてルアーを追いこんできたのだ。
何の心の準備もないまま、無意識にトゥィッチしたらルアーのフックが底の石を噛んでしまった。
ヤマメはすべてを悟り、自分の目の前をスーッと通り過ぎて下流へ行ってしまった。
わずか数秒のことである。
ダメな時は何をやってもダメである。
殺気が強くても釣れず、無気力でも釣れず。
こんな日は大人しく家に帰るのが正解だ。
午後から仕事だったので、家でシャワーを浴びてから着替えて出勤。
気温の上昇は凄まじい。
車の外気温計は43℃を示した。
6月だというのに、なんなんだ。
もう笑うしかない。
夜は、久しぶりにアメリカから一時帰国した親戚と寿司屋で乾杯。
アメリカは、とにかく外食が高くつくと聞く。
その割に美味しくないとのこと。
帰国するたびに、日本の外食産業のレベルの高さに感心している。
岩牡蠣、うまい。
身がプリプリで香り高い。
翌日は、息子とラーメン。
息子は最近忙しいみたいで、平日はあまり顔を合わせることがないが、ラーメンに誘うと喜んでついてきた。
このお店は、白河中華そばの名店「とら食堂」の孫弟子が営んでいる。
きりっとした醤油味のスープは鶏の出汁が強く感じられる。
麺は手打ちでもちもちプルプル。
チャーシューも部位の違うお肉が乘っていて、ワンタンも滑らかで美味しい。
最近食べたラーメンの中では、トップランクだ。
猛暑だったり、貧果だったり、仕事だったり、美味しかったり、とりとめの無いごちゃっとした週末だった。
また、明日から一週間がんばろう。
もう梅雨明けなのか?
あまりに激しい気象の変化について行けない。
そろそろ梅雨という概念が通用しなくなっている気がする。
この調子でいくと、ホームリバーも渇水は避けられないだろう。
厳しい夏になりそうな予感。
渇水が進むと釣りも厳しい。
渓魚にこちらの存在を気づかれないように、ストーキングが必須なのは言うまでもないが、キャスティングもかなら離れた位置からアプローチするようになる。
瀬尻に着いているヤマメに気配を悟られたら一発でアウトだ。
一目散に上流へ向かって伝令に走られてしまう。
そうなったら、そのポイントは終了。
遠くへキャスティングすると、バラシ率も高くなる。
長く伸びたラインの先で確実にフッキングするのは、かなり難しい。
低伸長のPEやフロロでダイレクト感を高めてはいるが、トゥィッチングで生じたラインスラックは、ヤマメがルアーに違和感を感じて吐き出すのに十分な時間を与えてしまう。
ヤマメの電光石火のごときバイトに対して、こちらは反射神経が日に日に衰えていくおじさんなのだ。
戦う前から勝負は見えている。
運よくフックアップしても、手元から針先までの距離が長ければ長いほどバラシ率は高くなる。
シングルバーブレスならなおさらだ。
焦ってリーリングを早めようものなら、水圧でヤマメの体は浮き上がり水面で暴れまくってフックアウト。
遅すぎても、ヤマメは体をくねらせ、頭を振ってフックから逃れてしまう。
今日は、何とか小ぶりなヤマメを2尾キャッチしたが、4尾はバラシた。
相変わらずの貧果ぶりと己の未熟さは、自分の老化と正比例している。
キャッチよりバラシの数が上回ると、前述のように言い訳めいた分析をしながら遡行することになるが、そこに諦めや油断が上乗せされると千載一遇のチャンスをもふいにしてしまうものだ。
退渓点がすぐ先に見えてきたときだ。
消化試合のように浅瀬に向かって無気力にキャスティング&リトリーブをしていたら、確実に尺越えとわかるサイズのヤマメが稲妻のようにジグザグに動いてルアーを追いこんできたのだ。
何の心の準備もないまま、無意識にトゥィッチしたらルアーのフックが底の石を噛んでしまった。
ヤマメはすべてを悟り、自分の目の前をスーッと通り過ぎて下流へ行ってしまった。
わずか数秒のことである。
ダメな時は何をやってもダメである。
殺気が強くても釣れず、無気力でも釣れず。
こんな日は大人しく家に帰るのが正解だ。
午後から仕事だったので、家でシャワーを浴びてから着替えて出勤。
気温の上昇は凄まじい。
車の外気温計は43℃を示した。
6月だというのに、なんなんだ。
もう笑うしかない。
夜は、久しぶりにアメリカから一時帰国した親戚と寿司屋で乾杯。
アメリカは、とにかく外食が高くつくと聞く。
その割に美味しくないとのこと。
帰国するたびに、日本の外食産業のレベルの高さに感心している。
岩牡蠣、うまい。
身がプリプリで香り高い。
翌日は、息子とラーメン。
息子は最近忙しいみたいで、平日はあまり顔を合わせることがないが、ラーメンに誘うと喜んでついてきた。
このお店は、白河中華そばの名店「とら食堂」の孫弟子が営んでいる。
きりっとした醤油味のスープは鶏の出汁が強く感じられる。
麺は手打ちでもちもちプルプル。
チャーシューも部位の違うお肉が乘っていて、ワンタンも滑らかで美味しい。
最近食べたラーメンの中では、トップランクだ。
猛暑だったり、貧果だったり、仕事だったり、美味しかったり、とりとめの無いごちゃっとした週末だった。
また、明日から一週間がんばろう。
冷えたビールが飲めたなら山女魚も心地よく眠りに就けるのにねえ
旨い岩ガキやラーメンを味わえる幸せ
人間に生まれて来て良かったとつくづく思いますねえ!
こんにちは!
自分の老化現象とともに釣りの難しさが増しているような気がしてなりません。
コンディションの悪い時にしっかり釣っている人が上手い人なんでしょうね。
岩牡蠣、美味でした~!