男達は囲炉裏の火で心を癒す

今年も残すところあと１ヶ月ちょい。
紅葉シーズンも終わりを告げようかという時に、やまけんさんからメール。
「囲炉裏を囲んで飲む会＋奈良子渓流修行の会」なるものをやっちゃうよとのこと。
行きます、行きます、行きますとも。
メールをもらった瞬間、即参加を決意。
何事にも疲れやすい中年男の心を癒すのに、これ以上ないお誘いである。


山の端に日が沈み、夜のとばりが近づいてくるころ目的地に到着。
奈良子にこんな素敵な小屋があったんだね。

やまけんさんが手際よく炭で火をおこし、宴が始まった。


炭火で焼くとなんでも美味い。
みんな思い思いに語り、笑い、好きな酒を飲む。
男にとってこういう時間は絶対必要だ。


昨日獲ったばかりという鹿肉をナベさんが持ってきてくれた。
肋骨の部分。つまり、リブロース。

こいつはワイルドだ。
みんな手を脂でギトギトにしながら食らいつく。
どうしようもなく美味い！



赤々と燃える火をつついていると、時間なんてあっという間に過ぎていってしまう。
火を見て落ち着くのは、自分に原始人のＤＮＡがほんのちょっぴり、でも確実に脳の一部を支配しているから。


腹一杯食べて飲んで笑った。
幸せな気持でシュラフにもぐり込んだ。



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翌朝は、６時に起床。


みんな、ぼよーん、どよーんとしながら囲炉裏端に座り動かない（笑）
それでも、焼きそばやら焼き餅やらを食べると、「じゃ、釣り行きますか！」


明るくなって初めてこの小屋のまわりの様子を見て、紅葉の美しさに感動した。
朝日に光るモミジが素晴らしい。


足下も極彩色の絨毯である。

この写真は、今回の一番のお気に入りショット。


奈良子も紅葉が見事だった。

水の中も落ち葉が彩りを添えている。
ルアーに絡むのがちょっと難儀だけど、それもこの季節の風物詩である。
シーズン中には味わえない、風情を楽しむ釣りという点では、管釣りはうってつけだ。


みんな、釣っちゃ休んで、休んじゃ釣って、みたいな。
soraさんの淹れてくれたコーヒーが男の休日をさらに演出してくれる。



このゆる～い感じがいいね。


魚の活性が上がってきたのが、１０時半ごろから。
人間の活性も上がってくる。
流れの中からドンとヒットしたのが、このニジマスくん。

落ち葉の彩りに負けない鮮やかな体色のグラマラスボディ。
ファイトも充分楽しんだ。
あ～、いい休日だなぁ。。。


やまけんさん、楽しい企画をありがとうございました。
soraさん、shinichiさん、Gowyさん、たくさんお話しできて楽しかったです。
ナベさん、鹿肉美味かったです。ありがとうございました。
naoyukiくん、色々お世話になりました。今度一緒に飲もうね。