山ガール育成？

今の職場には、若者が多くとても活気に満ちている。
みんな休日はそれぞれスポーツに親しんでおり、とても健康的な連中ばかりだ。
まかり間違えば親子ほどの年齢差がある同僚だが、最近、「山に行きたいんですが、教えてくれませんか？」などと言われることが多くなってきた。。
始めは社交辞令かと思っていたのだが、ほんとに山に行きたいらしい。
でも、自分たちだけでは経験もないし怖いらしいのだ。

じゃあ、いっぺん行ってみる？　ということで、１０月に谷川岳へ。



紅葉真っ盛りで無風快晴。
上越国境の美しい山並みと山頂でのカップラーメンにすっかり魅了されてしまったらしい。


「また、連れて行ってください。すぐ行きたいです。」

などど可愛いことをいってくれるじゃないか。

しかし、行き先の選定がまた難しい。
彼らが期待しているのは、そこそこ有名な山で、景観がよく、登山道も変化に富んでいて面白いところ、みたいな。

今は、１１月下旬。もう山は、もう冬支度を始めている時季である。

いろいろ悩んだ末、安全第一で選んだのは、大菩薩嶺。
ここなら万が一雪が降っても何とかなる。


初参加の若者が、ばっちり山ガール仕様で登場。
最近の若者は、形から入るのがうまい(笑)
装備にウン万円かかったとか。


天気は、無常にもガスガス。
でも、「雲の中にいるんですよね。すご～い！」と、感動してくれた。


有名ブランドに身を包んだ、これぞ山ガール。
すれ違うオジサンたちに褒められて満足気（笑）



職場には、山ガールに志願したい者がまだ数名いるようである。
アラフィフになって若い子達と山に登るとは夢にも思わなかったが、こうなったら山ガール育成に本腰を入れるか？