土曜日の晴れは久しぶりだ。
ラジオの天気予報を聞いていたら、東京における土曜日の雨は9週連続なんだそうだ。
レインウェアを着なくていいのだと思うだけで、気分がいい。
思い切って半袖で入渓だ!
今日はセブンイレブンに寄って、ちゃんとリポDを飲む。
これで儀式も完了だ。
五日市駅が近づくと、どの車も釣り人の車に見えてくる。
自分の前を走っている車がどこに進むのか、とても気になる。
さんざん後を着いていって、自分の入渓点に駐車されちゃたまったもんじゃない。
予定外の支流に逃げ込んだ。
予定が狂うと、リズムが狂う。
1本目の支流は、渓魚の気配が全くなくわずか30分で見切りをつけ退散。
移動、移動…
次の支流も、先行者あり。
車止めまでつっこんで、そこから遡行した。
美しい渓だが、流れが細い上に落差もあり、早い話がルアー向きではない。
至近距離から一発勝負でシンキングを送り込むと、小さいサイズが飛び出してくるが、ルアーを追い切れず、バイトに持ち込めない。
でも、魚の気配が感じられるだけでウレシイものだ。
苔むした渓を一歩一歩登っていき、いよいよ魚止めの滝に到着。
存在は知っていたが、見るのは初めて。
落差20mの2段滝。立派な滝だ。
画像を見れば、「ああ、あの滝ね。」とわかる方も多いだろう。
この滝壺で大物が釣れれば、世の太公望に夢と希望を与えるのであろうが…
お目見えしたのは12cmくらいのオチビさん。
こんなところにもヤマメがのぼってきているのか。
そっちのほうが驚きかも。
でもって、またまた移動!
いやはや今日は忙しい日だ。
もう、あっちこっちに釣り人と思われる車がある。
どこに行っても望みが薄いなら、過去にいい思いをしたところへ行こう。
そうそう、あのイワナの渓へ…。
いい思いをしたところでは、そのイメージを忠実に再現しようと努力するものだ。
同じルアーを結び、同じアプローチで近づき、同じポイントにキャストする。
…異常なし。
以前よりだいぶ水量が増えているので、イワナがルアーに気づかないかもしれない。
同じポイントに3~4度打ち込む。…異常なし。
ちょっとコースを変えてリトリーブする。…異常なし。
そんなことを繰り返しながら、「異常なし」のむなしい時間が過ぎていく。
でも、今日はこのままフェードアウトしなかった。
ファイト一発!リポビタンDを飲んでいるのだ。
昨年、尺イワナをあげたポイントをネチネチ攻め続けた結果、
どすん!
キター!
ドラグをジージー出しながら、右へ左へ走る走る。
この引きは尺どころではない。
ロッドをしっかり立てて、ドラグの調節をこまめに行う。
自分でも驚くほど冷静だった。
浅瀬に引き寄せ、そのままランディング。
イワナ自己レコード更新! なーんと42cm!!
これがリポDの威力か!
ん? まてよ、まさかこいつは?
昨年、私に2回も釣られたマヌケ君では?????
昨年の画像と比較してみる。
まずは。2007年5月12日の31cm。(過去記事)
次は、2007年6月2日、同じポイントで釣れた32cm。(過去記事)
尾びれの形もよく似ているのだ。
今回釣った42cmの尾びれがこれ。
そして、2007年6月2日に釣った32cmの尾びれがこれ。
なんともよく似ている。
1年で10cm成長というのもうなずける。
そして何より釣れた場所が同じだということ。
イワナは帰巣性が強い魚なので、十分あり得る話だ。
もし同じ個体だとしたら、3度も私に釣られたことになる。
よっぽど好かれているのか、それとも本当にマヌケなのか。
図体ばかりでかくて、大飯喰らいの出来の悪い息子を見ているような気分になってきた。
でもまぁ、よく生き残っていたものよ。
来年4度目の再会が果たせたら、その時は50cmオーバーか。
そしたら、もう、剥製にしちゃうぞ。
もう釣られるなよ、バイバイ!
ラジオの天気予報を聞いていたら、東京における土曜日の雨は9週連続なんだそうだ。
レインウェアを着なくていいのだと思うだけで、気分がいい。
思い切って半袖で入渓だ!
今日はセブンイレブンに寄って、ちゃんとリポDを飲む。
これで儀式も完了だ。
五日市駅が近づくと、どの車も釣り人の車に見えてくる。
自分の前を走っている車がどこに進むのか、とても気になる。
さんざん後を着いていって、自分の入渓点に駐車されちゃたまったもんじゃない。
予定外の支流に逃げ込んだ。
予定が狂うと、リズムが狂う。
1本目の支流は、渓魚の気配が全くなくわずか30分で見切りをつけ退散。
移動、移動…
次の支流も、先行者あり。
車止めまでつっこんで、そこから遡行した。
美しい渓だが、流れが細い上に落差もあり、早い話がルアー向きではない。
至近距離から一発勝負でシンキングを送り込むと、小さいサイズが飛び出してくるが、ルアーを追い切れず、バイトに持ち込めない。
でも、魚の気配が感じられるだけでウレシイものだ。
苔むした渓を一歩一歩登っていき、いよいよ魚止めの滝に到着。
存在は知っていたが、見るのは初めて。
落差20mの2段滝。立派な滝だ。
画像を見れば、「ああ、あの滝ね。」とわかる方も多いだろう。
この滝壺で大物が釣れれば、世の太公望に夢と希望を与えるのであろうが…
お目見えしたのは12cmくらいのオチビさん。
こんなところにもヤマメがのぼってきているのか。
そっちのほうが驚きかも。
でもって、またまた移動!
いやはや今日は忙しい日だ。
もう、あっちこっちに釣り人と思われる車がある。
どこに行っても望みが薄いなら、過去にいい思いをしたところへ行こう。
そうそう、あのイワナの渓へ…。
いい思いをしたところでは、そのイメージを忠実に再現しようと努力するものだ。
同じルアーを結び、同じアプローチで近づき、同じポイントにキャストする。
…異常なし。
以前よりだいぶ水量が増えているので、イワナがルアーに気づかないかもしれない。
同じポイントに3~4度打ち込む。…異常なし。
ちょっとコースを変えてリトリーブする。…異常なし。
そんなことを繰り返しながら、「異常なし」のむなしい時間が過ぎていく。
でも、今日はこのままフェードアウトしなかった。
ファイト一発!リポビタンDを飲んでいるのだ。
昨年、尺イワナをあげたポイントをネチネチ攻め続けた結果、
どすん!
キター!
ドラグをジージー出しながら、右へ左へ走る走る。
この引きは尺どころではない。
ロッドをしっかり立てて、ドラグの調節をこまめに行う。
自分でも驚くほど冷静だった。
浅瀬に引き寄せ、そのままランディング。
イワナ自己レコード更新! なーんと42cm!!
これがリポDの威力か!
ん? まてよ、まさかこいつは?
昨年、私に2回も釣られたマヌケ君では?????
昨年の画像と比較してみる。
まずは。2007年5月12日の31cm。(過去記事)
次は、2007年6月2日、同じポイントで釣れた32cm。(過去記事)
尾びれの形もよく似ているのだ。
今回釣った42cmの尾びれがこれ。
そして、2007年6月2日に釣った32cmの尾びれがこれ。
なんともよく似ている。
1年で10cm成長というのもうなずける。
そして何より釣れた場所が同じだということ。
イワナは帰巣性が強い魚なので、十分あり得る話だ。
もし同じ個体だとしたら、3度も私に釣られたことになる。
よっぽど好かれているのか、それとも本当にマヌケなのか。
図体ばかりでかくて、大飯喰らいの出来の悪い息子を見ているような気分になってきた。
でもまぁ、よく生き残っていたものよ。
来年4度目の再会が果たせたら、その時は50cmオーバーか。
そしたら、もう、剥製にしちゃうぞ。
もう釣られるなよ、バイバイ!
祝福の言葉、ありがとうございます。
以前、tetsuさんのコメントをいただいてから、イワナの帰巣性に強く関心を持つようになりました。
冗談じゃなく、今回は本当にタグを打ちたくなりましたよ(笑)。
当方のブログを読んで、ルアーを始められたとのこと、光栄に思います。
餌には餌の魅力、ルアーにはルアーの魅力、それぞれ違った面白さがあるのではないでしょうか。
釣りのスタイルは様々ですが、自分にあったものが見つかれば、それが最良なのでしょうね。
ルアーで釣る自然渓流の初物の感動を、ぜひ味わってください。
これからも当方のブログをよろしくお願い致します。
しかも 特徴のある尾びれ。。。。 似てますね~~~~ やはり そうなのではないでしょうか???
だとしたら うれしさ倍増ですね!!!
タグでも打ってみますか????
冗談はさておき 本当にオメデトウゴザイマス!!!
今年の3月から独学で渓流釣りを始めました。餌釣りです。場所は秋川水系と多摩川水系。少し釣れたのですが(一番大きいのが20cm、ヤマメ11匹・イワナ1匹)、やっていても全然面白くなってきません。目印の動きでアタリを読むことが出来ず、竿をあげたら釣れていたという釣り方なんですね。「以前からやってみたいと思っていた渓流釣りをやってみたが全然面白くなってこない。どうしたらいいか・・・?」と考えあぐねていたところ、このブログを読み、「ルアーのほうが面白いかもしれない。それに大物が釣れる確率が高いかも・・・」と思い、ルアーを始めました。ルアーは2回行ってボウズだったので、先日管理釣り場に行ってニジマスを釣り、初めてルアーで釣る感覚を体験しました。やっぱり餌釣りよりルアーのほうが面白そうです。自分も早く自然渓流で尺物を釣りたいです!
そうなんです、秋川にもいるんですよ~。
でも、釣ったのは堰堤下や滝壺じゃないんです。
さて、どこでしょう!?
秋川にもいるんですね。
嬉しいかぎりです。
堰堤下や滝壺は今まで以上に丁寧に探らないとですね(笑)
今回は迫力を伝えたくて、ちょっと大き目の画像でアップしてみました。
でも、動画を撮っておけばよかったと、つくづく後悔です。
それにしても都内の渓で本当に50upが釣れるんでしょうか? 夢というよりハッタリに近い妄想かも…(笑)
それにしても、sugarさん、「うらやましー」なんておっしゃってますが、sugarさんこそ爆釣ぢゃないですか!
そちらに遠征したいのですが、仕事がますます過熱しておりまして…、でもいつかは!
(場所がバレバレなので)滝は載せようかどうしようか迷いましたが、画像を楽しんでいただいて何よりです。
自分の見た目どおりの写真を撮りたいのですが、なかなか難しいですね。
おっしゃるとおり、リリース後の魚って本当に生きているのか心配になることがあります。
リリースの仕方次第で渓魚がきちんと生き残ってくれるのなら(もちろん毎回そのつもりですが)、リリースの意義と重要性をきちんと理解し、適切な方法で行うべきでしょうね。
今回のイワナが同じ魚であってもそうでなくても、リリースしたことで、更に岩魚が成長し、次世代につながればと思います。
なんつう大きさっ。。。
よ・よ・よんじゅう?に??せんちぃ~!!?
すげ~迫力ある画像ですね~!!
自己記録更新、誠におめでとうございます!!
ジツに、羨ましー・・・
>ん? まてよ、まさかこいつは?
・・・~(中略)~・・・
>でもまぁ、よく生き残っていたものよ。
んん~・・・なるほど~です。
ひとつひとつ、感心しながら読んでました。
>来年4度目の再会が果たせたら、その時は50cmオーバーか。
>そしたら、もう、剥製にしちゃうぞ。
ですね~!
も~、マジに来年まで大きくして(50オーバーにして)釣っちゃって下さぁ~い!!
いやぁ~!、それにしても その大きさに超~驚きました!!
魚止めの滝ほか・・・美しいですね~!!
惚れ惚れします。。。写真もスッゴク素敵です。
俺も見習わなきゃ。。。(汗)
同じ魚だったとしたら、きちんとしたリリースによって魚が生き残っているということだし(しかも順調に年々でかくなって!)
違う魚だとしたら、このプレッシャーの中で尺イワナが何匹も育っているということだし。
いや~、いい釣りしてますねぇ。
やりましたよぉ~!
ワイルド且つ美しい魚体でした。
持ち上げたら重量感がすごかった。
同じ魚…という視点でブログを書きましたが、確かに釣ったときはウレシイ反面、「またおまえかよ」と芸人ばりのつっこみを入れましたよ。
違う魚だったら、素直に喜べたかな?
記録更新☆おめでとうございます♪
プロポーションにイカツイ顔!
完璧な魚ですね☆
同じ魚?かはワカリマセンが、そ~思いたいような 思いたくない?ような複雑な心境でしょうね(^^;
出張前のコメント、ありがとうございます。
1年ぶりの再会を果たしたイワナは、引きもパワフルでした。
確かに、プレッシャーの高い秋川水系で、1年間無事に過ごしてきたのは奇跡に近いかもしれませんね。
情が移っちゃいそうですよ。
記録更新おめでとうございます!
ひょっとして、これはこの全支流域のレコードかもしれませんね。
それにしても、同じイワナだとするとちょっと可笑しいけど、
それより、誰にもお持ち帰りされずにpapachanさんだけをじっと
待ち続けているカワイイ奴なのかもしれません。