「しょっぱい」とは、山屋の隠語で「辛い、危険」の意。
「このルートは、しょっぱかった」などと使う。
今日はいろんな意味で「しょっぱい」釣行だった。
1ヶ月も前からDOLさんと約束していた今日。
待ちに待った「持ってる男」とのコラボ釣行である。
その割には、前日になって「まぁ、あそこに行ってみましょうか…」的なゆるーい感じで行き先を決めた。
このあたりで既に怪しい雲行き?
今日は、あえて川の名前は記さないが、二人とも初めての所であった。
少し前に「いい釣りをした」という○○さんの抽象的な情報のみである。
とりあえず、本流との出合付近に車を停めてイージーな入渓。
すぐに堰堤に突き当たる短い区間だったが、私はイワナ、DOLさんはヤマメをそれぞれ1匹ずつ釣って、余裕の出だしだったのだが…
一旦車に戻り、林道を突き進む。
車止めまで行くも入渓点がさっぱりわからない。
林道から川までは結構な落差と急斜面である。
二人の持ついい加減な情報だと「かなり歩いてから入渓する」ということしか知らない。
しかし、体力・気力共に減退の一途をたどる二人は、そんなに辛抱できない。
適当に降りられそうなところを見つけて下ってみたが、これがけっこうしょっぱい!
足下がぐずぐずに崩れる斜面を降りていったが、途中で左の沢筋にはいるか右の沢筋に入るか少し考えた。
見通しがいいのは左だが、途中でナメっぽくなっているのでイヤーな予感がして、右のザレた方に入って下った。
下まで下りきって、左を確認しに行くと予感は当たった。
左は落ち口が滝になっていたのだった。
あのまま下っていたらにっちもさっちも行かなくなっていただろう。
いやはや、しょっぱい。
こんだけ苦労して入渓したのだから、ここから先はパラダイス間違いなし!
渓相だって素晴らしい!
しかし、釣り人のやる気と反比例して魚の反応はあまりよくない。
本来だったら釣れ過ぎちゃって困っちゃうくらいの展開になっても良さそうなものなのに、なんと渋いことか。
鹿の足跡以外、人の痕跡はないのになぁ。
DOLさんが、岩陰からイワナをひっぱり出すものの、それっきり沈黙状態となってしまった。
しばらく遡行したが、雨も落ちてきたので退渓を決断。
しかし、これまた退渓点もわからない。
まずは登れそうなところをDOLさんがチャレンジするも、途中の岩尾根に取り付くところで断念。
少し移動して、今度は自分が挑戦。
ある程度登ったが、上の方の斜面が立っているので止めておくことにした。
また少し移動して、DOLさんが挑戦。
今度はよさそう。
なんとかジリジリ登っているので、後ろから自分も登り始めた。
足下は相変わらずぐずぐずなので、落石を避けるためにDOLさんのルートの右に10メートルほどトラバースし、両手両足でへばりつくようにそのまま直登。
病み上がりのふらつく体には、苦行そのものである。
いやはや、しょっぱい!
やっぱり初めての川っていうのは、うまくいかないもんだ。
それも含めて男のロマンである。いい勉強になった。
「このルートは、しょっぱかった」などと使う。
今日はいろんな意味で「しょっぱい」釣行だった。
1ヶ月も前からDOLさんと約束していた今日。
待ちに待った「持ってる男」とのコラボ釣行である。
その割には、前日になって「まぁ、あそこに行ってみましょうか…」的なゆるーい感じで行き先を決めた。
このあたりで既に怪しい雲行き?
今日は、あえて川の名前は記さないが、二人とも初めての所であった。
少し前に「いい釣りをした」という○○さんの抽象的な情報のみである。
とりあえず、本流との出合付近に車を停めてイージーな入渓。
すぐに堰堤に突き当たる短い区間だったが、私はイワナ、DOLさんはヤマメをそれぞれ1匹ずつ釣って、余裕の出だしだったのだが…
一旦車に戻り、林道を突き進む。
車止めまで行くも入渓点がさっぱりわからない。
林道から川までは結構な落差と急斜面である。
二人の持ついい加減な情報だと「かなり歩いてから入渓する」ということしか知らない。
しかし、体力・気力共に減退の一途をたどる二人は、そんなに辛抱できない。
適当に降りられそうなところを見つけて下ってみたが、これがけっこうしょっぱい!
足下がぐずぐずに崩れる斜面を降りていったが、途中で左の沢筋にはいるか右の沢筋に入るか少し考えた。
見通しがいいのは左だが、途中でナメっぽくなっているのでイヤーな予感がして、右のザレた方に入って下った。
下まで下りきって、左を確認しに行くと予感は当たった。
左は落ち口が滝になっていたのだった。
あのまま下っていたらにっちもさっちも行かなくなっていただろう。
いやはや、しょっぱい。
こんだけ苦労して入渓したのだから、ここから先はパラダイス間違いなし!
渓相だって素晴らしい!
しかし、釣り人のやる気と反比例して魚の反応はあまりよくない。
本来だったら釣れ過ぎちゃって困っちゃうくらいの展開になっても良さそうなものなのに、なんと渋いことか。
鹿の足跡以外、人の痕跡はないのになぁ。
DOLさんが、岩陰からイワナをひっぱり出すものの、それっきり沈黙状態となってしまった。
しばらく遡行したが、雨も落ちてきたので退渓を決断。
しかし、これまた退渓点もわからない。
まずは登れそうなところをDOLさんがチャレンジするも、途中の岩尾根に取り付くところで断念。
少し移動して、今度は自分が挑戦。
ある程度登ったが、上の方の斜面が立っているので止めておくことにした。
また少し移動して、DOLさんが挑戦。
今度はよさそう。
なんとかジリジリ登っているので、後ろから自分も登り始めた。
足下は相変わらずぐずぐずなので、落石を避けるためにDOLさんのルートの右に10メートルほどトラバースし、両手両足でへばりつくようにそのまま直登。
病み上がりのふらつく体には、苦行そのものである。
いやはや、しょっぱい!
やっぱり初めての川っていうのは、うまくいかないもんだ。
それも含めて男のロマンである。いい勉強になった。
しかし、行く前に良い思いを想像して残念な結果だと、ダメージも大きいですね。
しょっぱかったですか^^;
まあ、そんな日もありますよね。
次はアマーイ釣行になりますように(笑)
初めての川は入退渓に苦戦しますよね。
で、苦戦して入ったのに先行者がいたりするもんです(笑)
でも初めて見る景色や渓相が新鮮でイイんですよねー^^
ロマンを求めて行ってしまいます。
でもこれが本流の釣りだと「釣れなかった、終わり。」になっちゃうところが、巻いたり登ったりルートを見極めたりと、釣れなくても楽しくなっちゃうのがこういう川の良いところだと個人的には思います。
こんにちは!
ちょっと安易に考えすぎていました。
意外に厳しい谷だということがわかりましたので、万全の準備で次回こそ! と言いたいところですが、もう二度と行かないかも…
>あなさん
こんにちは!
甘い釣行…いい響きですね。
あなさん、今度甘いところに連れてってくださいよ。
>ji_tsuさん
こんにちは!
確かに人の入りにくい所だけあって、渓相はバツグンでした。
それだけでもブログでたくさん紹介したかったのですが、撮る写真がみんなブレブレでほとんど使いものになりませんでした。
何かがこの谷に取り憑いているのか…
>masuturiさん
こんにちは!
山屋としては常にエスケイプルートを頭に置いてしまうのですが、今回はちょっと甘く考えすぎました。
何度か通うと、ここの良さがわかってくるような気もしますが、入退渓が辛くてちょっと考えてしまいますね。
沢そのものは遡行するのに楽しいところでしたよ。
噂を聞いてると気になってましたが
そんなにあま~い川ではないようですね
山の渓になれてるお二人が苦戦するんだから
入退渓かなりきつそうですね
事故が無くてなによりです
それよりやっぱり甘い釣行が良いですね!
私はもっとヘタレなので ちょ~ぬるい釣行があっているようです(汗)
「危険が危ない!」釣行は嫌です(爆)
でも、パラダイスを求めて先に進んでしまうんですよね・・・
釣り人って!
その辺りの支流には入ってないんですが、多分その沢僕が金曜日に叩いたと思います。(;・∀・)
結構遡行が大変な所ですよね!でもそれが逆に楽しいッス!(^□^*)
もしそうだとしたら意外と簡単に遡行出来るルートもありますよ。
今度3人でリベンジ行きましょう!