サクラサク

娘が第一志望の高校に合格した。


とにかく絵を描くことが好きな娘は、芸術コースがある高校を志望していた。
私もカミさんも高校は都立の普通科である。
そんな普通な親としては「普通科でいいんじゃないの？」と思っていたわけだが、娘の意志は結構固く、高校を受験するにあたって涙を流しながら、「絵を学べる高校に行かせてください。」と私に願い出てきた。


思い返せば、娘の中学生活は順風満帆ではなかった。
膝の靱帯・半月板損傷で手術。リハビリも含め、治療には２年近くかかった。
好きだったバスケットボール部も全くと言っていいほど活動できず終わった。
当然、私と一緒に山に行くことなどできなかった。

受験が近くなり、教科の勉強と実技の勉強を両立させるのは、大変だったことだろう。
私が仕事から帰宅する深夜にも、一人リビングでデッサンを繰り返していた。
のんびりした娘だが、がんばるときはがんばった。


今回の記事にアップした画像は、娘の受験勉強の一部。
無事合格できたのは、中学校の美術の先生や絵画教室の先生のご指導の賜である。
これからは高校生活を充実させることが、お世話になった先生方への恩返しとなる。

娘よ、おめでとう。
自分の好きな道を進みなさい。