20日早朝。昨日よりも雲が重く、5時でも暗い。
今朝は、昨日と川を変えることにした。
同じ上小管内の川だが、ここは周囲に民家がある里川。
水温が比較的高いので、春先にいい結果が出る川だ。
そのかわり、夏はボサ川になってしまい、川に降り立つことも難しい。これまで、夏は敬遠してきた。
でも、あの大雨のおかげ(?)で、ここも濁流だったのだろう。密生する葦はなぎ倒され、簡単に川に降りられた。
それから、この川の特徴としては堰堤が多いこと。昨日のチャラ瀬の反動で、深場をねらいたいという気持ちもあった。
だが、堰堤下も砂や砂利でかなり埋まっていた。
ルアーは表層狙いで、フローティング。
こんな状況でも、活性の高いヤマメをねらいたい。
まだ、辺りも薄暗く、ルアーの着水点もよくわからない中、最初のヒットは力強かった。
立派な体高を持つ25cmのヤマメ。顔がとがっていて、精悍だ。
この後、17cmと12cmのヤマメを追加。
昨日の貧果から比べれば、釣れるのは確かに楽しい。
だが、堰堤下ばかりをねらう釣りに少し辟易してきた。
やはり、源流指向の自分としては、流れの中で釣りたい。
時間は6時。意を決して移動。
次に入った川は、年間通して源流域でも笹濁りの川。
あくまで予想だが、おそらく、石灰質の成分が流入しているのだと思う。
ここも、漁協の放流実績は無い。イワナの沢である。
いつ来ても思うが、この沢は暗くて狭い。はっきり言ってあまり気持ちのいい沢ではない。退渓点が少なく、高巻きで土の斜面をズルズル上り下りするのもいただけない。夕まずめには絶対入りたくない沢である。
果たして、この沢も様変わりしていた。
以前のチャラ瀬が深場に、深場だったところがチャラ瀬に。
自然の力の凄まじさを感じる。
イワナ狙いということで、徹底して白泡の下を探った。水の透明度が低いのが幸いして、ストーキングでポイントの近くまで接近できる。
キャストは4~5m。ルアーの重さを利用したフリッピングキャストで十分だ。
ルアーは、ストゥープ・ミディアムディープ。
ルアーが着水した後、すぐにティップを引いてルアーを沈める。そして、トゥイッチを一発、二発、ゆっくりリトリーブして…バイト!
イメージ通りのヒットで上がってきたのは、20cmのイワナ。腹がオレンジ色の居付きである。
ようやく、思い通りの釣りができてすごく嬉しい。
魚をネットに入れて、ロッドを置いて、さて写真を撮ろう…と思ったらいない。
いつの間にネットから逃げたの?????
そのあとすぐに釣れたのが、さきほど釣ったのと瓜二つ。そっくりなイワナだった。
ちょっと画像ではわかりにくいが、これも腹がうっすらオレンジ色。居付きの傾向があるか。
次のポイントは、左岸がほんの5~6mくらい護岸されている深場。かなり古い、年代物の護岸だ。山深く道も無いこんな源流域で、一体いつの護岸工事だろう?
とりあえず、アップクロスで護岸すれすれにキャスト。反応無し。
ルアーの着水点をいろいろ変えるが、やはり反応無し。
でも、何かあきらめきれなくて、立ち位置を変える。
今度は、ダウンクロス気味にキャスト。護岸すれすれに着水。ティップを引いて、ルアーを沈めた瞬間にバイト!
水の中でぐねぐね動くファイトの様子で、すぐにイワナだとわかる。
でも、寄ってこない。重い。デカイ?
すぐにメジャーを取り出して計測。
念願の尺イワナと思ったが、おしくも2cm足りず、28cm。それでも自分のイワナ記録は更新だ。あそこで粘って良かった。溜飲が下がる一尾である。
自然の猛威に耐え、けなげに生きる渓魚のたくましさに敬意を払う2日間であった。
今朝は、昨日と川を変えることにした。
同じ上小管内の川だが、ここは周囲に民家がある里川。
水温が比較的高いので、春先にいい結果が出る川だ。
そのかわり、夏はボサ川になってしまい、川に降り立つことも難しい。これまで、夏は敬遠してきた。
でも、あの大雨のおかげ(?)で、ここも濁流だったのだろう。密生する葦はなぎ倒され、簡単に川に降りられた。
それから、この川の特徴としては堰堤が多いこと。昨日のチャラ瀬の反動で、深場をねらいたいという気持ちもあった。
だが、堰堤下も砂や砂利でかなり埋まっていた。
ルアーは表層狙いで、フローティング。
こんな状況でも、活性の高いヤマメをねらいたい。
まだ、辺りも薄暗く、ルアーの着水点もよくわからない中、最初のヒットは力強かった。
立派な体高を持つ25cmのヤマメ。顔がとがっていて、精悍だ。
この後、17cmと12cmのヤマメを追加。
昨日の貧果から比べれば、釣れるのは確かに楽しい。
だが、堰堤下ばかりをねらう釣りに少し辟易してきた。
やはり、源流指向の自分としては、流れの中で釣りたい。
時間は6時。意を決して移動。
次に入った川は、年間通して源流域でも笹濁りの川。
あくまで予想だが、おそらく、石灰質の成分が流入しているのだと思う。
ここも、漁協の放流実績は無い。イワナの沢である。
いつ来ても思うが、この沢は暗くて狭い。はっきり言ってあまり気持ちのいい沢ではない。退渓点が少なく、高巻きで土の斜面をズルズル上り下りするのもいただけない。夕まずめには絶対入りたくない沢である。
果たして、この沢も様変わりしていた。
以前のチャラ瀬が深場に、深場だったところがチャラ瀬に。
自然の力の凄まじさを感じる。
イワナ狙いということで、徹底して白泡の下を探った。水の透明度が低いのが幸いして、ストーキングでポイントの近くまで接近できる。
キャストは4~5m。ルアーの重さを利用したフリッピングキャストで十分だ。
ルアーは、ストゥープ・ミディアムディープ。
ルアーが着水した後、すぐにティップを引いてルアーを沈める。そして、トゥイッチを一発、二発、ゆっくりリトリーブして…バイト!
イメージ通りのヒットで上がってきたのは、20cmのイワナ。腹がオレンジ色の居付きである。
ようやく、思い通りの釣りができてすごく嬉しい。
魚をネットに入れて、ロッドを置いて、さて写真を撮ろう…と思ったらいない。
いつの間にネットから逃げたの?????
そのあとすぐに釣れたのが、さきほど釣ったのと瓜二つ。そっくりなイワナだった。
ちょっと画像ではわかりにくいが、これも腹がうっすらオレンジ色。居付きの傾向があるか。
次のポイントは、左岸がほんの5~6mくらい護岸されている深場。かなり古い、年代物の護岸だ。山深く道も無いこんな源流域で、一体いつの護岸工事だろう?
とりあえず、アップクロスで護岸すれすれにキャスト。反応無し。
ルアーの着水点をいろいろ変えるが、やはり反応無し。
でも、何かあきらめきれなくて、立ち位置を変える。
今度は、ダウンクロス気味にキャスト。護岸すれすれに着水。ティップを引いて、ルアーを沈めた瞬間にバイト!
水の中でぐねぐね動くファイトの様子で、すぐにイワナだとわかる。
でも、寄ってこない。重い。デカイ?
すぐにメジャーを取り出して計測。
念願の尺イワナと思ったが、おしくも2cm足りず、28cm。それでも自分のイワナ記録は更新だ。あそこで粘って良かった。溜飲が下がる一尾である。
自然の猛威に耐え、けなげに生きる渓魚のたくましさに敬意を払う2日間であった。
あと2cmで尺ですか?シャクですよね?
釣りキチの世界では尺岩魚ってレアですよね?びっくりです!
デュエル・ストゥープ・ヤマメカラー、最強ですね。DUELのスポンサードをうけてテストフィッシャーになってはいかがですか(笑)
しかし~相変わらず好釣でうらやまし~!
私もつりにいくぞ~~~!!
最後のイワナはラッキーでした。ダウンクロスのタクティクスなんて自分にはないので、「釣った」というより「釣れた」って感じです。
結局は、ストゥープのおかげですね。
テストフィッシャーになったら、今の仕事を辞めて毎日釣り三昧…って世の中そんなに甘くない!?
でも、多摩川水系ではちょっとお目にかかれないサイズでしたから、さすがは長野県です。自然の懐の深さが違いますね。何はともあれうれしいです。
本文にも書きましたが、川の様子が一変していました。
19日に入ったあの川(温泉の上流ね!)なんて、この先どうなるのかな?あのままイワナが枯渇してしまうのではないかと心配です。かといって、安易に放流なんかして欲しくないし。
自然の回復力を期待するのみです。
ご無沙汰してます。
なかなか良い魚でたんですね!
地元の川は、先月の集中豪雨で
流れが変わった上に、未だに
濁りがとれず、壊滅状態です。
新規開拓しないと暫くダメな状態です。
こちらこそ、ご無沙汰してます。
おかげさまでよいイワナに出会えました。
でも、どの川も厳しい状態のようですね。
私も新規開拓の必要性を感じてます。
でも、なじみの川ってなかなか離れられないんですよね。
いい釣りができた川には、ついつい足が向いてしまいます。
PCが入院中で暫らくお休みしてました。。。
「長野の釣り」イイですね~!
釣果もバッチリ決まって鱒ね~!
>キャストは4~5m。
>ルアーの重さを利用したフリッピングキャストで十分だ。
>ルアーは、ストゥープ・ミディアムディープ。
>ルアーが着水した後、すぐにティップを引いてルアーを沈める。
>そして、トゥイッチを一発、二発、ゆっくりリトリーブして…バイト!
>イメージ通りのヒットで上がってきたのは、20cmのイワナ。
超ォ~!カッコイイ~~!!
4~5mの間にもこんなにも川との会話が出来るなんてスゴイッ!!
こんな釣りを見て(?)聞いていると・・・
俺には、ドンドン(渓流のルアーフィッシングが)遠い存在になって行く・・・
実は、今日も(仕事で)山(渓流)の近く行って来たんだけど・・・
道路から下見たら~素敵なんだよね~・・・
魚も見えたし・・・
川のソバは凄く涼しそうに見えた。。。
papaさんの行っているフィールドは、標高も高い処みたいですし~超~涼しそう~!
涼しそうと言えば・・・「ポストカード!」。
有難う御座いました!!
写真も綺麗で川も清らかで~凄く素敵でしたよ~~
羨ましかったな・・・。
PC復活、おめでとうございます。大変でしたね。
さきほどコメントを残してきました。
ポストカード、届きましたか!よかったぁ。
よろこんでいただけて何よりです。
渓流(源流)は、流れも狭くて魚の付き場もピンポイントなので、自分は「イメージの釣り」だと思っています。「ここ」と思うところに絶対いると信じ込んで釣っているような部分は確かにありますね。
でも、そんなに難しく考えること無いですよ。
飲めるようなきれいな水の中で竿を振っていることそのものが渓流の醍醐味だと思うので。釣れた釣れないは時の運、日頃の行い、あとは…執念?
sugarさんも、はやく渓流デビューしてくださいね。
待ってますよ~。