先週の長野での釣りが遠い過去に思えるほど、毎日が忙しい。
連日続く雨にもいい加減飽きてきた。
例年ならスカッと晴れてもいい時期だ。青空に入道雲がわき出てくると、夏山登山の準備を始めるが、今年はそんな気にもならない。
お気に入りの多摩川水系の沢にはヤマユリが咲いていた。梅雨は明けなくても、すっかり夏の装いになっている。
この時期のヤマメは、背中の筋肉ががっしりしてきて立派な体高になる。川は、連日の雨で水量が増し、大型が出そうな気配。
でも、なかなかヤマメは顔を出さない。
流れの押しが強いので、ルアーはミディアムディープ。しっかり流れをつかませてはいるが、反応はない。
釣り始めて30分…
一発目はこいつ。
目つきが挑戦的なハヤが釣れた。釣りに外道はつきものだが、ヤマメをねらっていて、これが釣れるときほどガッカリするものはない。おまけに、次に釣れたのもハヤだった。
早々に見切りをつけ、となりの沢に移動することにした。
すでに時間は7時近くになっていたが、厚い雲のせいで谷底は暗い。
こちらの沢も水量がいつもより大分上がっている。でも、濁りはない。
こういうときは、流芯を外してルアーを通すとよい結果が出ることが多い。
ドンピシャリ!
20cmぐらいだが、体にハリのあるきれいなヤマメがヒット。
ハヤの洗礼を払拭してくれた一尾だ。
ここからが、大爆釣劇のはじまり。
次のポイントは、落ちこみ下の大石の両側に2本の流れの筋があった。
その流芯を両側に外してルアーを通すことに決め、まずは右岸に沿ってリトリーブ。ゴン!という強烈なバイトでヒット。26cmのヤマメをキャッチ。写真を撮ろうと思ったら、するりと逃げてしまった、残念。
今度は左岸を攻める。すると、さっきより強烈なバイトでヒット。そのとたん、ヤマメは流芯に乗ってどんどん流れを下り始めた。アップストリームで釣っているので、どんどん自分の方に向かってくるのである。糸フケをとろうと必死にリールを巻くが、間に合わない。あっという間に自分の横をすり抜け下流に走っていく。こうなるとこっちが不利な体勢だ。ドラグをジージー鳴らし糸が出ていく。自分が下流に下ってリールを巻いていく。ラインが2.5ポンドなので、切れるんじゃないかとヒヤヒヤした。
キャッチしたヤマメは、今シーズン最大の27cm。背中の筋肉のハリが逞しい夏ヤマメだ。
あせって写真を撮ったので尾ビレが写っていないが、もちろんヒレピンでしかも厚い。
会心の一尾だ。
この後も20~23cmの良型が続いた。
最後にヒットしたのがこのヤマメ。
これもヒレピンの美しい魚体だ。
霧雨は未だやまないが、気持ちは晴ればれとした。
<本日の釣果>
ハヤ2尾、ヤマメ7尾
連日続く雨にもいい加減飽きてきた。
例年ならスカッと晴れてもいい時期だ。青空に入道雲がわき出てくると、夏山登山の準備を始めるが、今年はそんな気にもならない。
お気に入りの多摩川水系の沢にはヤマユリが咲いていた。梅雨は明けなくても、すっかり夏の装いになっている。
この時期のヤマメは、背中の筋肉ががっしりしてきて立派な体高になる。川は、連日の雨で水量が増し、大型が出そうな気配。
でも、なかなかヤマメは顔を出さない。
流れの押しが強いので、ルアーはミディアムディープ。しっかり流れをつかませてはいるが、反応はない。
釣り始めて30分…
一発目はこいつ。
目つきが挑戦的なハヤが釣れた。釣りに外道はつきものだが、ヤマメをねらっていて、これが釣れるときほどガッカリするものはない。おまけに、次に釣れたのもハヤだった。
早々に見切りをつけ、となりの沢に移動することにした。
すでに時間は7時近くになっていたが、厚い雲のせいで谷底は暗い。
こちらの沢も水量がいつもより大分上がっている。でも、濁りはない。
こういうときは、流芯を外してルアーを通すとよい結果が出ることが多い。
ドンピシャリ!
20cmぐらいだが、体にハリのあるきれいなヤマメがヒット。
ハヤの洗礼を払拭してくれた一尾だ。
ここからが、大爆釣劇のはじまり。
次のポイントは、落ちこみ下の大石の両側に2本の流れの筋があった。
その流芯を両側に外してルアーを通すことに決め、まずは右岸に沿ってリトリーブ。ゴン!という強烈なバイトでヒット。26cmのヤマメをキャッチ。写真を撮ろうと思ったら、するりと逃げてしまった、残念。
今度は左岸を攻める。すると、さっきより強烈なバイトでヒット。そのとたん、ヤマメは流芯に乗ってどんどん流れを下り始めた。アップストリームで釣っているので、どんどん自分の方に向かってくるのである。糸フケをとろうと必死にリールを巻くが、間に合わない。あっという間に自分の横をすり抜け下流に走っていく。こうなるとこっちが不利な体勢だ。ドラグをジージー鳴らし糸が出ていく。自分が下流に下ってリールを巻いていく。ラインが2.5ポンドなので、切れるんじゃないかとヒヤヒヤした。
キャッチしたヤマメは、今シーズン最大の27cm。背中の筋肉のハリが逞しい夏ヤマメだ。
あせって写真を撮ったので尾ビレが写っていないが、もちろんヒレピンでしかも厚い。
会心の一尾だ。
この後も20~23cmの良型が続いた。
最後にヒットしたのがこのヤマメ。
これもヒレピンの美しい魚体だ。
霧雨は未だやまないが、気持ちは晴ればれとした。
<本日の釣果>
ハヤ2尾、ヤマメ7尾
爆釣(しかもナイスサイズ!)おめでとうございます!!
>そのとたん、ヤマメは流芯に乗ってどんどん流れを下り始めた。
ほか・・・
ブログ読んでて思ったんですが・・・
渓流って凄く難しそうに思えてきました。。。(大汗!
流れを読む。。。
俺にそんな芸当出来るかなぁ・・・
来年デビュー予定?がドンドン遠のいていきそうで恐いです。。。
>ヤマメをねらっていて、これが釣れるときほどガッカリするものはない。
やっぱりあるんですね・・・こういう魚。
俺の地元のベテランアングラーさんも先日釣ったって言ってました・・・
海の場合は、「これ」はボラですか・・・
オイラ、けっこうありますョ!(汗っ!
さっそくのコメント、ありがとうございます。調子がいいのは、ヤマメの方でしょうね。釣れてくれてありがとうって感じです。どのヤマメもベリーのフックに掛かっていたので、活性が高い証拠ですね。
流れの筋を読むといっても、自分はまだまだ未熟です。渓流は割合はっきりしていることが多いので、意識してルアーを通すようにしています。これが本流に行くと…まったくダメです。本流は深さもあるので、表層と中層と低層で流れのスピードが変わってきますから。見た目では判断できないです。
とにかく、実践あるのみ。回数をこなしているうちに、なんとなくヤマメが着きそうな流れって感覚で分かってくるものですよ。
外道のハヤ…、今でこそ釣れるとガッカリですが、子どもの頃はよく川虫で釣りました。ハヤも尺近くになると相当なファイトをします。小学生のころ、たしか5年生だったと思いますが、埼玉県の都幾川で、秋口に尺ハヤを釣りました。うれしくて魚拓をとって部屋に飾りました。引っ越しの時にどこかへいってしまいましたが…、なつかしい思い出です。
コメントとトラックバック
有難うございました。
しかも、綺麗な山女ですね!
犀川は、もしかしたら今シーズンは
先日の増水のせいで、ちょっとだめかも
しれません!
でも、機会があったら是非、お越し下さい!
ご案内いたしますよ!
さっそくのコメント、ありがとうございます。
都内のヤマメも捨てたもんじゃない?キレイと褒めていただけるのはうれしいです。
たしかに多摩川水系、とくに本流は成魚放流で成り立っているといっても過言ではない状況ですが、支流・枝沢には、まだまだヒレピンのヤマメがいます。きれいなヤマメが釣れたときは、本当にうれしいものです。
犀川の増水は、すごいですね。あれでは減水した後、まったく違う川になっていそうな気がします。そんな中でも渓魚がじっとガマンして生き残っていることを願いたいものです。
これからもよろしくお願い致します。
追伸 ちなみに尾瀬でブヨに刺されて左手の手首がひどく腫れ上がってしまいました。帰ってきてすぐ医者に行きました。もー、悲惨な状態ですよ。みなさんも入渓の際には防虫グッズをお忘れなく!
ブヨに刺されると腫れますよね。熱は出ませんでしたか?
お大事にしてください。
夏にアウトドアで遊ぶ者にとっては、ブヨは天敵です。
私は暑がりなので、ついつい半袖で入渓しますが、本当は長袖を着るべきなんでしょうね。
虫よけスプレーは必須アイテムになってます。
師匠、また一緒に釣りに行きましょう。
防虫対策を万全にして