今週は風の強い日が続いた。
次第に緑が濃くなる街路樹が、無惨にも折れてアスファルトに散乱している。
それは山でも同じことで、林道に河原に風の強さを物語る痕跡がそこら中にあった。
GWが終わって1週間しか経っていないが、もう随分前のことのように感じるほど仕事が忙しく、週末が待ち遠しかった。
久しぶりにお気に入りの多摩川水系支流に行こうかと思ったが、やめておく。もうしばらくそっとしておこう。
そのかわり、長野で今ひとつ調子の出なかったイワナを釣りたくて、秋川水系支流に入った。
一週間前の長野が芽生えの季節だとしたら、ここはもう初夏。
濃い緑が深い谷を隠している。
うっそうと茂り始めた木々で、渓が狭くなったようにさえ感じる。
黄色い小さな花が苔の上にたくさん咲いていた。
蜘蛛の巣も見え始めた。
新品のストゥープを結んで(実は先週川に落として流されてしまったので…)、気分よくキャスト。
細かくトウィッチをして、岩の前でステイ。
出た!一発だ!
教科書通りの攻め方で出てきてくれた素直なイワナは28cm。いきなりの泣き尺。ツイてる~。
白点、朱点ともに細かい、この沢らしい色合いのイワナだ。
ちょっとアングルを変えて撮影すると…
Gijieの表紙っぽく撮れた。
リリースをして、置いてあったロッドを持ち上げると、流れに漂っていたルアーの先に何かついていることに気付く。
ん?チビイワナ?
ちがう?
なんと カジカだ。
生まれて初めてホンモノのカジカを見た。感動!
しかも、置き竿(?)で釣っちゃったよ。
こいつ、ルアーで釣れるんだ…
カジカは、水がきれいなところでないと棲めないと聞く。
なかなか捨てたもんじゃないぞ、都内の自然も。
しかし、今日はこれだけではなかった。
この前出会った餌師のおっちゃんから聞いた情報を確かめに上流へ車で移動。
その情報とは、秋の産卵シーズンに大イワナが溜まるという堰堤である。
しかも40UP…ホンマカイナ?
百聞は一見にしかず。
場所がばれてしまうので堰堤は写せない。そこから下流を見たところ。
ポイントをいくつかに区切り、手前から攻めていく。
いれば出るだろうから、あまり派手なアクションは付けず、ゆっくりめにリトリーブする。
4~5投目。
堰堤から落ちる白泡の脇に沈み石が見える。
その上を通した瞬間、「クン」という小さいアタリ。
ありゃ、小物かな?と思った瞬間、グーンと横に走った。
ファイトはそれほど重くないが、とにかく走る。
一度左岸のエゴに入られた時はヒヤッとしたが、ロッドを倒すとすぐに出てきた。
左右へ4~5往復して、ようやく観念した。
「はっはっはー。」私の大笑いが山に響く。
「あんだ、このやろー!」とイワナは私を睨む。
尺を越えていることは一目瞭然だ。
どれどれ、サンジュウ…
31cm またもや自己記録更新
今日は、いったいどうしたというのだ。
ついに釣りの神が降臨したか?
サイズもいいが、それ以上に美しいピンととがった立派な尾ビレ。
惚れ惚れしてしまう。
いつまで眺めていても飽きない。
手を水に浸してからそっとリリース。
ゆうゆうと泳いでエゴの中へ入っていった。
それにしても、あの餌師の話、まんざらホラ話でもなさそうだ。
この秋、40UPを狙うか!?
がんばったマイ・タックルに花を…
次第に緑が濃くなる街路樹が、無惨にも折れてアスファルトに散乱している。
それは山でも同じことで、林道に河原に風の強さを物語る痕跡がそこら中にあった。
GWが終わって1週間しか経っていないが、もう随分前のことのように感じるほど仕事が忙しく、週末が待ち遠しかった。
久しぶりにお気に入りの多摩川水系支流に行こうかと思ったが、やめておく。もうしばらくそっとしておこう。
そのかわり、長野で今ひとつ調子の出なかったイワナを釣りたくて、秋川水系支流に入った。
一週間前の長野が芽生えの季節だとしたら、ここはもう初夏。
濃い緑が深い谷を隠している。
うっそうと茂り始めた木々で、渓が狭くなったようにさえ感じる。
黄色い小さな花が苔の上にたくさん咲いていた。
蜘蛛の巣も見え始めた。
新品のストゥープを結んで(実は先週川に落として流されてしまったので…)、気分よくキャスト。
細かくトウィッチをして、岩の前でステイ。
出た!一発だ!
教科書通りの攻め方で出てきてくれた素直なイワナは28cm。いきなりの泣き尺。ツイてる~。
白点、朱点ともに細かい、この沢らしい色合いのイワナだ。
ちょっとアングルを変えて撮影すると…
Gijieの表紙っぽく撮れた。
リリースをして、置いてあったロッドを持ち上げると、流れに漂っていたルアーの先に何かついていることに気付く。
ん?チビイワナ?
ちがう?
なんと カジカだ。
生まれて初めてホンモノのカジカを見た。感動!
しかも、置き竿(?)で釣っちゃったよ。
こいつ、ルアーで釣れるんだ…
カジカは、水がきれいなところでないと棲めないと聞く。
なかなか捨てたもんじゃないぞ、都内の自然も。
しかし、今日はこれだけではなかった。
この前出会った餌師のおっちゃんから聞いた情報を確かめに上流へ車で移動。
その情報とは、秋の産卵シーズンに大イワナが溜まるという堰堤である。
しかも40UP…ホンマカイナ?
百聞は一見にしかず。
場所がばれてしまうので堰堤は写せない。そこから下流を見たところ。
ポイントをいくつかに区切り、手前から攻めていく。
いれば出るだろうから、あまり派手なアクションは付けず、ゆっくりめにリトリーブする。
4~5投目。
堰堤から落ちる白泡の脇に沈み石が見える。
その上を通した瞬間、「クン」という小さいアタリ。
ありゃ、小物かな?と思った瞬間、グーンと横に走った。
ファイトはそれほど重くないが、とにかく走る。
一度左岸のエゴに入られた時はヒヤッとしたが、ロッドを倒すとすぐに出てきた。
左右へ4~5往復して、ようやく観念した。
「はっはっはー。」私の大笑いが山に響く。
「あんだ、このやろー!」とイワナは私を睨む。
尺を越えていることは一目瞭然だ。
どれどれ、サンジュウ…
31cm またもや自己記録更新
今日は、いったいどうしたというのだ。
ついに釣りの神が降臨したか?
サイズもいいが、それ以上に美しいピンととがった立派な尾ビレ。
惚れ惚れしてしまう。
いつまで眺めていても飽きない。
手を水に浸してからそっとリリース。
ゆうゆうと泳いでエゴの中へ入っていった。
それにしても、あの餌師の話、まんざらホラ話でもなさそうだ。
この秋、40UPを狙うか!?
がんばったマイ・タックルに花を…
今朝はメールありがとうございました!
俺の携帯、未だに「ムーバ」なもので動画が静止画の数枚で再生されてしまいました。。。(汗)
動画、PCで見れましたよ~!
(PCなんとか直りました!)
・・・で、自己記録更新!!
やりましたね~!!
おめでとうございます!!
泣き尺イワナといい、尺越えイワナといい・・・
調子イイっすね~
姿かたちもカッコイイし~!!
けど、泣き尺イワナと尺越えイワナ、同じ川ですか?
尺越えイワナの色・・・えらく違いますが・・・?
>この秋、40UPを狙うか!?
狙いましょう!!狙いましょう!!
俺も頑張りま~す!(気合だけ・・・
カジカは、この辺ではよく獲れます。
夏キャンプを川辺でしてた頃は子供らと頑張ってた、「家族の季節」の、懐かしい想い出です。。。
>がんばったマイ・タックルに花を…
う~~ん、美しい~!!
ラスト決まりましたね~!
俺も今度そーしよっと!(汗。。。
PC直ってよかったですね~。
2尾のイワナは同じ沢で釣ったものです。
28cmの方が若干黒っぽい色をしていますが、基本的には同じ系統のイワナです。
色合いが違って見えるのは、カメラのせいだと思います。
フラッシュをたくのとそうでないのでは、結構色合いが違って写りますからね。
>カジカは、この辺ではよく獲れます。
そうなんですか。そちらでは割とポピュラーなんですね。
それだけ素晴らしい環境ということなんでしょう。うらやましいです。
先週、長野で地元のジイちゃんと立ち話をしていたとき、「この川も昔はカジカがいたんだけど、今はさっぱりだよ。」と言っていました。
長野でもそういう状況ですから、今回都内でカジカに出会えたのは本当にうれしかったです。
尺アップの岩魚もびっくり、カジカもびっくり!都内に尺岩魚とカジカが自然河川にいるってのがダブルびっくりです。よく釣りましたね(両方とも・・!)
私の田舎(四国・徳島)の川では、かなり海に近いところでもカジカ(”どんこ”って呼んでましたが)
がいました。しかもでっかい!鮎を掛ける網に外道で引っかかるのを漁師が捨てるのを子どもたちがもらうのですが、身近な魚でした。
尺が潜むというメジャーな堰堤っちゅうことは、餌師の猛爆をかわし続けたスレッカラシの魚でしょう。
どんな釣り方をしたのか詳しく教えてください!よろしくお願いします~~。
秋川水系支流、おそるべしです。
堰堤は、入経路に踏み跡があったので、たしかに釣り人は入ってますね。
ですが、「いても釣れねーんだわ」という餌師のおっちゃんの言葉の通り、スレているのは確かでしょうね。ただ、ルアーにはスレていなかったのかも知れません。それが幸運を呼んだのかも?
カジカはホントにたまげました。
見たのも初めてでしたからね。
ストゥープって何でも釣れるのね