Anomalyは日本語で「変体(Anomaly)」という意味ですが、このAnomalyという言葉を聞くと映画マトリックスを思い出します。Blockbusterとなったマトリックスシリーズの映画の中では、「変体」とは言えない「変態(Transformation)」と思えるシーンがあるのですが、それはエージェントスミスが預言者に接触し、その後預言者がエージェントスミスに化けてしまったシーンです。尚、ここでいう「変態」とは、何世代も世代を経て起きる「進化」のような変化の事ではなく、ある生物が1世代の間に起きる変化の事(変態)を指しています。
さて、話を戻しまして、「変体」という単語を辞書で調べると、「霜露雨雪は水気の変体」という表現が見つかります。この発想で「血液」について考えると、「血液、唾液、吐息・・・」は血気の変体と言えるのでしょうか。
勿論、触らぬ神に祟り無しで、砂山のパラドクス的な問題に直面する事になりますが、AnomalyとTransformationの区別で考えたなら、受け入れられる「へんたい」と、受け入れられない「へんたい」があるという事は、生物学及び倫理学的に考えると明白な事実に思えてなりません。
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