第三次産業に分類されるserviceという英語の単語は、ラテン語のservitium(奴隷の状態)という単語に由来しているそうですが、南北戦争でのEmancipation(奴隷解放宣言)を経たアメリカでは、serviceに奴隷という認識などは持っておらず、逆にサービス(を評価してそのサービス)にtip(チップ)を渡すという習慣が根付いています。tipを渡したから或いはtipを受け取ったから何方かが奴隷であるとか奴隷にならなければならないとかいう事はなく、それがキッカケでrevolt(反逆)が起きるという必然性もありません。日本人には馴染みの薄いtip文化ですが、アメリカなどに旅行する機会があれば、そういった文化の違いなどに触れるのも良い経験になるのかも知れません。
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