最近学んだ事ですが、ノーベル経済学賞の受賞対象ともなった「契約理論」には、「情報の非対称性」についての説明が含まれており、この「情報の非対称性」では、
[1]逆選抜
[2]モラルハザード
[3]ナレッジの独占
[4]その他
といった「取引の非効率」や「市場の失敗」の問題が発生する恐れがあると懸念されています。
中でも、広義でのモラルハザードは、エコノミクスのみにとどまる問題ではありませんので、十分注意が必要です。
昔「知らない人について行ってはいけない」という親から子供に伝えられている教えをよく耳にしましたが、「情報の非対称性」の説明に照らし合わせて考えると、その理由が納得できる部分でもあります。
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