金ちゃんとデートに来た琴子。階段を登っていきます。
「ええか。絶対に振り返ったらあかんで。」
「うん」
「まだやで、まだやで」
「ええか?…せえの…ほら~すごいやろ!」
振り向くとそこは……入江くんと来た公園でした。
「な、気持ちええやろ?」
「ここは…」と琴子の胸に思い出が蘇ります。
回想シーン。
松本さんとのデートを尾行した後の初デートだよね。
あの時の松本裕子、災難だったよねぇ…入江くん、琴子連れて居なくなっちゃったもんね~。
そんな琴子に気づかない金ちゃん、はしゃいでいます。
「すごいやろ、琴子。めっちゃええ席があるねん。」と琴子の手を引いて見晴らしの良い場所に来ました。
「見てみぃ、でっかいなぁ、かっこええなぁ…これは封鎖できんわなぁ」と言う金ちゃん。
でも、そこも琴子には思い出の場所でしたね。
回想シーンその2
「オレはお前と同じ家に居てもイヤじゃないって言ってるんだ」
「それって、私のこと、きらいじゃないってこと?」
「…苦手だけど、きらいじゃないよ」
ぼんやりする琴子。
「おい、琴子、レインボーブリッジ、あっちやで」と金ちゃんに呼ばれて我に返りました。
「あ、ごめん。何でもない」
「さては腹が減ったんやな。何か美味いもん食べて行くか。腹が減っては~いくさは出来ぬ」とおどけてみせる金ちゃん。
「あはは、そうだね」と二人がその場を離れようとすると…
「まぁ、レインボーブリッジ、ステキ」という声が聞こえました。
…この声は?…と振り向くと
入江くん&サホコでした~!
慌てて二人に背を向ける琴子&金ちゃん。
「入江やないか。隣に居るのが婚約者か…うわ~めっちゃお嬢様っぽい感じやな」とひそひそ言ってると…
「あら?琴子さん?」
…見つかっちゃいました~。
「あら~サホコさん、先日はどうも」
「あら、偶然。琴子さんもデート中なの?」
「こちら婚約者の大泉沙穂子さん」と入江くんが紹介しました。
「はじめまして。大泉沙穂子です。よろしくお願いします。」
「どうも。池沢金之助です。琴子の親父さんの店で板前やってます。」
「まぁ、お父様の後継者でいらっしゃるのね。」
「いえいえ、まだまだ見習いなもので」
「サホコさんはどうして今日ここに?」
「実はこの後、銀座の美術展に行くの。その前にちょっと足を伸ばしませんか、って直樹さんが。とても気持ちのいいところがあるからって。」
「サホコさんが開放感のある場所に行きたいって言うから」
微笑みあう二人。
…アタシと一緒に来た場所なのに…そこにサホコさんを連れてくるんだ…
入江くんにとっては私とのファーストデートなんてなんでもない、どうでもいいことなんだよね。
ちょっとしょぼん。
大丈夫だよ、琴子。男の子って、女の子が思ってるほど「場所」や「物」に思い出は無いからね。
ウチのおじさんなんか、何も覚えてないから…入江くんみたいなタイプなら尚更だわ。
金ちゃん?…彼は特別でしょう~イベントや準備が大好きなタイプだけんね。
「あ、そうだわ。もしよかったら琴子さんと金之助さんもご一緒しませんこと?」とサホコが提案します。
「「…え?」」
「フランシスベーコンの初期作品が…」
「え?ベーコン?」と聞く琴子に
「ワシらはどちらかというとベーコンよりソーセージの方が…」と言う金ちゃん。
すると入江くんが笑いながら
「そういう無理強いはよした方がいいですよ、サホコさん」と言いました。
「そんなところに誘っても二人には苦痛になるだけです。彼らには彼らのレベルがありますから」
久々に出ました~!A組テイスト。
「まぁ」と驚くサホコ。
「レベル?おい、どういう意味や、入江」と金ちゃん。
「そうよ、私たちがバカだとでもいいたいわけ?」と琴子も詰め寄ります。
「何か間違いでも?」としれっと答える入江くんに
「直樹さん?」と驚くサホコ。
金ちゃんは呆れたようにため息をついています。
「行こう、金ちゃん。私たちは私たちのレベルに合うことしよう」と琴子。
「琴子さん」と引き止めるサホコに
「サホコさん、どうぞおふたりは思う存分、ベーコンを。私たちは思いっきりソーセージを食べますから。」と言って立ち去ろうとします。
そこに「琴子」と入江くんが声を掛けました。
ふりむく琴子に
「まったくお似合いだよ、お前ら」
ダメ押しです(´;ω;`)
「そりゃ、どうも」
売り言葉に買い言葉。
離れていく二人を見る入江くん。
あ~そんな顔して…(´;ω;`)
「どうしたの直樹さん、琴子さんにあんなひどいこと、おっしゃるなんて。直樹さんらしくないわ」
「俺らしくないですか」
ちょっと笑って
「大丈夫、サホコさんにはあんなこと、言いませんから」
「…」
「サホコさん?」
「直樹さんってお仕事もできるし、何でも知ってらっしゃるけど、ご自分のお気持ちだけはご存知ないのね」
「今日は帰ります」とサホコ、帰ってしまいました。
凹む入江くん…少し反省しなさいね(誰やねん)
こちらは琴子と金ちゃん…ホントにソーセージ、食べてるよ(笑)
しかも、この量…どういう頼み方したら、こんなに出てくるんだ?
「あーむかつく」
「琴子、大丈夫か」
「何が」
「…」
「何が?」
琴子の剣幕に何も言えなくなった金ちゃん。
「…何でもない、ソーセージ、たんと食いや」と勧めました。
という16話その2でした。
いや~これはサホコが可哀想だろう!
初めてサホコが可哀想だと思いましたよ。
原作では「ただのお嬢さん」としか思わず、台湾版ドラマではビアンカ・バイのサホコに何かイライラしておりましたが、このサホコには心から同情してしまう(T_T)
…余談ですが、ビアンカって美人すぎて、あまり主役向きじゃないみたい…と思いませんか?。
なんたって「ハートに命中…」のアンナだったしね。明道との「なんとかラバーズ」(思い出せよ)もイマイチだったし、「PS男」も脇だったし…あ、でも「スキップビート」のモー子さんは良かった。爽快でした。
…おっと、話が逸れてしまった。
「サホコさんには言いませんよ」という一言で全て分かってしまったサホコ。
お嬢さん育ちだけど、人の気持ちや痛みには、とても敏感な優しい子なんでしょうね。
これが、鈍感なおバカさんなら言葉のまま「そうなの、私には言わないのね、良かった」なんて思っちゃうかもしれない(笑)
サホコ、可哀想だよ~。何も悪くないのに~(´;ω;`)
…やっちまいましたね、入江くん。
でも、ま、入江直樹って、こういう男だったよね(おいこら)
イリママが言ってたじゃん?
「勇気出してラブレターを書いてきても、その場でこっぴどく振る」って。
そんな入江くんに泣かされた女の子は琴子を始めとして、たっくさん居たんですよ、サホコさん。
彼なりに、アナタにはずいぶん優しく接してましたから…許してやってね。
仕方ないですよね。
入江くん、金ちゃんと一緒の琴子を見て、明らかにイラっとしてたもん。
前回、琴子が金ちゃんとデートと聞いただけで、泣きそうな顔してたもんね。
琴子が「お店を手伝う」という言葉で「デートみたいなもんだろ」と突っ込んでたし。
…耳からの情報だけで、あんなに動揺してたんだから、金ちゃんと琴子のツーショットを目の当たりにしたら…そりゃ、いろいろ言いたくなるわねぇ。
で、出てきた言葉が懐かしのA組テイストなのね。
…アンタは子どもか!(´・ω・`) 仕方ないやつめ…。と言いつつ実は可愛くて仕方ない(^^ゞ
そして金ちゃん。
琴子を驚かせようと思って、いろいろ調べて準備したんだろうなぁ。
なのに、琴子が想うのは入江くんとの思い出のようで…。
謝恩会のときもいろいろ仕込んで、クリスマスもサンタの衣装で登場して…なのに、いつも裏目に出る…。
金ちゃん、不憫だ…・゜・(ノД`)・゜・
金ちゃんとのツーショットで入江くんはヤキモチ妬いてるし(本人、自覚なし)
楽しいはず(だった)のデートで、わけのわかんないイチャモン(としか思えない)つけられて、琴子にソーセージ、付き合わされて…
金ちゃん、やっぱり不憫だ…・゜・(ノД`)・゜・
次回は琴子パパが入江家を出る、とイリパパ、ママに話す場面から始まります。
お楽しみに。
「ええか。絶対に振り返ったらあかんで。」
「うん」
「まだやで、まだやで」
「ええか?…せえの…ほら~すごいやろ!」
振り向くとそこは……入江くんと来た公園でした。
「な、気持ちええやろ?」
「ここは…」と琴子の胸に思い出が蘇ります。
回想シーン。
松本さんとのデートを尾行した後の初デートだよね。
あの時の松本裕子、災難だったよねぇ…入江くん、琴子連れて居なくなっちゃったもんね~。
そんな琴子に気づかない金ちゃん、はしゃいでいます。
「すごいやろ、琴子。めっちゃええ席があるねん。」と琴子の手を引いて見晴らしの良い場所に来ました。
「見てみぃ、でっかいなぁ、かっこええなぁ…これは封鎖できんわなぁ」と言う金ちゃん。
でも、そこも琴子には思い出の場所でしたね。
回想シーンその2
「オレはお前と同じ家に居てもイヤじゃないって言ってるんだ」
「それって、私のこと、きらいじゃないってこと?」
「…苦手だけど、きらいじゃないよ」
ぼんやりする琴子。
「おい、琴子、レインボーブリッジ、あっちやで」と金ちゃんに呼ばれて我に返りました。
「あ、ごめん。何でもない」
「さては腹が減ったんやな。何か美味いもん食べて行くか。腹が減っては~いくさは出来ぬ」とおどけてみせる金ちゃん。
「あはは、そうだね」と二人がその場を離れようとすると…
「まぁ、レインボーブリッジ、ステキ」という声が聞こえました。
…この声は?…と振り向くと
入江くん&サホコでした~!
慌てて二人に背を向ける琴子&金ちゃん。
「入江やないか。隣に居るのが婚約者か…うわ~めっちゃお嬢様っぽい感じやな」とひそひそ言ってると…
「あら?琴子さん?」
…見つかっちゃいました~。
「あら~サホコさん、先日はどうも」
「あら、偶然。琴子さんもデート中なの?」
「こちら婚約者の大泉沙穂子さん」と入江くんが紹介しました。
「はじめまして。大泉沙穂子です。よろしくお願いします。」
「どうも。池沢金之助です。琴子の親父さんの店で板前やってます。」
「まぁ、お父様の後継者でいらっしゃるのね。」
「いえいえ、まだまだ見習いなもので」
「サホコさんはどうして今日ここに?」
「実はこの後、銀座の美術展に行くの。その前にちょっと足を伸ばしませんか、って直樹さんが。とても気持ちのいいところがあるからって。」
「サホコさんが開放感のある場所に行きたいって言うから」
微笑みあう二人。
…アタシと一緒に来た場所なのに…そこにサホコさんを連れてくるんだ…
入江くんにとっては私とのファーストデートなんてなんでもない、どうでもいいことなんだよね。
ちょっとしょぼん。
大丈夫だよ、琴子。男の子って、女の子が思ってるほど「場所」や「物」に思い出は無いからね。
ウチのおじさんなんか、何も覚えてないから…入江くんみたいなタイプなら尚更だわ。
金ちゃん?…彼は特別でしょう~イベントや準備が大好きなタイプだけんね。
「あ、そうだわ。もしよかったら琴子さんと金之助さんもご一緒しませんこと?」とサホコが提案します。
「「…え?」」
「フランシスベーコンの初期作品が…」
「え?ベーコン?」と聞く琴子に
「ワシらはどちらかというとベーコンよりソーセージの方が…」と言う金ちゃん。
すると入江くんが笑いながら
「そういう無理強いはよした方がいいですよ、サホコさん」と言いました。
「そんなところに誘っても二人には苦痛になるだけです。彼らには彼らのレベルがありますから」
久々に出ました~!A組テイスト。
「まぁ」と驚くサホコ。
「レベル?おい、どういう意味や、入江」と金ちゃん。
「そうよ、私たちがバカだとでもいいたいわけ?」と琴子も詰め寄ります。
「何か間違いでも?」としれっと答える入江くんに
「直樹さん?」と驚くサホコ。
金ちゃんは呆れたようにため息をついています。
「行こう、金ちゃん。私たちは私たちのレベルに合うことしよう」と琴子。
「琴子さん」と引き止めるサホコに
「サホコさん、どうぞおふたりは思う存分、ベーコンを。私たちは思いっきりソーセージを食べますから。」と言って立ち去ろうとします。
そこに「琴子」と入江くんが声を掛けました。
ふりむく琴子に
「まったくお似合いだよ、お前ら」
ダメ押しです(´;ω;`)
「そりゃ、どうも」
売り言葉に買い言葉。
離れていく二人を見る入江くん。
あ~そんな顔して…(´;ω;`)
「どうしたの直樹さん、琴子さんにあんなひどいこと、おっしゃるなんて。直樹さんらしくないわ」
「俺らしくないですか」
ちょっと笑って
「大丈夫、サホコさんにはあんなこと、言いませんから」
「…」
「サホコさん?」
「直樹さんってお仕事もできるし、何でも知ってらっしゃるけど、ご自分のお気持ちだけはご存知ないのね」
「今日は帰ります」とサホコ、帰ってしまいました。
凹む入江くん…少し反省しなさいね(誰やねん)
こちらは琴子と金ちゃん…ホントにソーセージ、食べてるよ(笑)
しかも、この量…どういう頼み方したら、こんなに出てくるんだ?
「あーむかつく」
「琴子、大丈夫か」
「何が」
「…」
「何が?」
琴子の剣幕に何も言えなくなった金ちゃん。
「…何でもない、ソーセージ、たんと食いや」と勧めました。
という16話その2でした。
いや~これはサホコが可哀想だろう!
初めてサホコが可哀想だと思いましたよ。
原作では「ただのお嬢さん」としか思わず、台湾版ドラマではビアンカ・バイのサホコに何かイライラしておりましたが、このサホコには心から同情してしまう(T_T)
…余談ですが、ビアンカって美人すぎて、あまり主役向きじゃないみたい…と思いませんか?。
なんたって「ハートに命中…」のアンナだったしね。明道との「なんとかラバーズ」(思い出せよ)もイマイチだったし、「PS男」も脇だったし…あ、でも「スキップビート」のモー子さんは良かった。爽快でした。
…おっと、話が逸れてしまった。
「サホコさんには言いませんよ」という一言で全て分かってしまったサホコ。
お嬢さん育ちだけど、人の気持ちや痛みには、とても敏感な優しい子なんでしょうね。
これが、鈍感なおバカさんなら言葉のまま「そうなの、私には言わないのね、良かった」なんて思っちゃうかもしれない(笑)
サホコ、可哀想だよ~。何も悪くないのに~(´;ω;`)
…やっちまいましたね、入江くん。
でも、ま、入江直樹って、こういう男だったよね(おいこら)
イリママが言ってたじゃん?
「勇気出してラブレターを書いてきても、その場でこっぴどく振る」って。
そんな入江くんに泣かされた女の子は琴子を始めとして、たっくさん居たんですよ、サホコさん。
彼なりに、アナタにはずいぶん優しく接してましたから…許してやってね。
仕方ないですよね。
入江くん、金ちゃんと一緒の琴子を見て、明らかにイラっとしてたもん。
前回、琴子が金ちゃんとデートと聞いただけで、泣きそうな顔してたもんね。
琴子が「お店を手伝う」という言葉で「デートみたいなもんだろ」と突っ込んでたし。
…耳からの情報だけで、あんなに動揺してたんだから、金ちゃんと琴子のツーショットを目の当たりにしたら…そりゃ、いろいろ言いたくなるわねぇ。
で、出てきた言葉が懐かしのA組テイストなのね。
…アンタは子どもか!(´・ω・`) 仕方ないやつめ…。と言いつつ実は可愛くて仕方ない(^^ゞ
そして金ちゃん。
琴子を驚かせようと思って、いろいろ調べて準備したんだろうなぁ。
なのに、琴子が想うのは入江くんとの思い出のようで…。
謝恩会のときもいろいろ仕込んで、クリスマスもサンタの衣装で登場して…なのに、いつも裏目に出る…。
金ちゃん、不憫だ…・゜・(ノД`)・゜・
金ちゃんとのツーショットで入江くんはヤキモチ妬いてるし(本人、自覚なし)
楽しいはず(だった)のデートで、わけのわかんないイチャモン(としか思えない)つけられて、琴子にソーセージ、付き合わされて…
金ちゃん、やっぱり不憫だ…・゜・(ノД`)・゜・
次回は琴子パパが入江家を出る、とイリパパ、ママに話す場面から始まります。
お楽しみに。