昨夜はK先生から再び粘菌学者の南方熊楠がBSで放映されるという情報を得た。
10:00からだったので録画した。
が、リアルタイムで視聴できた。
以前の熊野古道が主だった番組より熊楠に集中した内容で面白かった。
明治の奇人変人だという。
その時代、ネイチャー誌に50を超える論文を掲載されたという日本人はすごいと言うしかないだろう。
しかも学歴なしで何カ国語も読んだり話したりできる人間である。
ストーリーに事欠かない。
民俗学者であり、普通にいうとその時代の楽しみごとの猥談にも優れている。
猥談と捉えることが俗人なのかもしれない。
私としては恐れ多いが、直感的に嫌いな人間の部類だ。
熊楠にとり、息子が狂人であったことは栄光のかげにある哀しみである。
それについてはTVでは語られていないが、誰にでもある光と影の部分である。
数日前、2ヶ月ぶりの英語があった。
懐かしさで一杯のクラスである。
夏休み中に行ったクラス旅行の写真ができていたりと楽しみが待っていた。
暑かった夏の日の思い出、その日を反芻して再び喜んだ。
授業は、休み中の発表で1時間が過ぎた。
年代的なものだろう・・短い期間にもいろいろな出来事があるものだ。
Mさんのドイツに行った話で盛り上がる。
来週から3期が始まるが、休んでいたAさんがカムバックするというニュースに喜ぶ。
ホームのような英会話教室である。
お昼はまだ学食が始まらないので外で摂った。
6人参加である。
ハルに妹が出来た。
帝王切開で早めの出産になってしまったが、母子ともに無事でありホッとした。
臨月になったばかりで出産という。
赤ちゃんは1820gであり、写真をみて驚いた。
1820gの赤ちゃんはまるで顔が年寄りだ。
誰かが書いていたが、人間の誕生までには一つの生物の大いなる歴史を経て人となる様があると・・。
受精から出産までの10ヶ月の中に人類発祥までの歴史があるというのだ。
それで思ったことだが、年取っているという状態、これは人間以前の時代の顔だと・・。
臨月で月が満ちるころにようやく人になるんだな~と。
ひと月でぐんと成長するのだ。
とにかく医療の発達した現在、命に別状はなく小さいだけである。
ご主人もハルもどんなにか喜んだことだろうと想像した。
写真は、そら豆を冷凍しておいたものをスープにした。
玉葱と牛乳とブイヨン、直ぐに煮えるのとMちゃんが喜んで飲むのでうれしいスープである。
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