a green hand

母の川柳

今日はまだ二日?
と思うほど、1日に大忙しだったのでもうお正月が終わった気分になっている私。

娘も帰り、もとの3人家族に戻ってしまった。
いつもより今日は娘を送ったあと、さびしくなった。

新年になり、一つ年を取ったせいかも知れない。
母が、年末から、川柳なるものに興味を示し始めた。

メモ書きをみて、今までにない感情を母に抱いた。

「今年こそレンジの側を離れまい」
「85歳、敬愛訪問受ける身に」

頑張っている老いを感じてしまった。

ガスレンジに鍋をかけ、その場を離れても失敗の少なさには感心する。

私なら99%忘れる。
だからほとんど離れない。

しかし、母はレンジから離れて何かをしていてもそこにもどってこられるのだから凄い。

それでも数回失敗をしたことに自信を無くしたのか、こんな歌が生まれたのだと思う。

老いとはさびしいものである。
自分の老いより、身近なものの方がさびしいものである。
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