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猫年のTさんから、5月15日暇~、冲方 丁と和合亮一のトークショーがあるから行かない?
それまで「天地明察」なる本の題名も著者もわからなかった。
江戸時代に生きた渋川春海の生きざまといったらいいだろうか、帯には「江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること。碁打ちにして数学者・渋川春海の20年間にわたる奮闘・挫折・喜び・そして恋!!」と記されている。
和合亮一は第4回、中原中也賞を受賞した。受賞当時は32歳で高校教師。
ここ、数年、同じく詩人の新実徳英と共にコーラス関係で会ったことがある。
詩から受ける印象は鋭く美しく澄み切った感性をもつ詩人。
対照的にご本人の話しぶりは福島に大きな夢と希望を抱くリーダー的であることに驚いた。
冲方 丁が吉川栄治文学新人賞と本屋大賞を受賞しているこの「天地明察」。
本屋大賞をもらうと必ず映画化が期待される。
私の好きな「博士の愛した数式」も本屋大賞の映画化である。
きっと素晴らしい作品になるだろうと今から愉しみにしている。
それと配役もイメージしながら読むのも面白い。
今のところ、竜馬役の福山をイメージしているが、少し違うなという場面があったりする。
江戸時代には碁打ちを生業とする仕事もあるんだと初めてしった。
数学者の関孝和と春海はまだ顔を合わせていないが、算額絵馬を通じての数比べというか、そこで春海が非常に恥ずかしい思いをし、落ち込む描写がなかなか共感を呼ぶ。
碁打ちに飽き、関孝和へ向けて絵馬に書き込んだ設問に対し、恥と自責の念で溢れそうなまま、命により北極星を頼りに各地の天測に出かける。
天体と数学の分野に入ってきたところまで読みすすんだ。
まだ3分の一ほど、天文と数学との関係など全く知らない分野だが読むのが楽しみになる本である。
ところでこういう人が何故福島でトークショーだったり、昨日あたりはテレビで県知事訪問なども放映されていたりするのか不思議に思うところがあり、調べるとご夫婦で福島在住なのである。
そういえば猫年さん、奥さんがS台に素敵な家を作り住んでいるとか言ってたようなあ・・。
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