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a green hand

一年に一度のピアノレッスン

このところ、ピアノが弾けなくなっている。
これは、スランプというのだろうか?


紛れもなく旅友でピアノ教師、Nのお陰?だ。

Nは、前回、いつうちに来たかも覚えていない。
私は1年ぶりだと思っていたが2年ぐらい来ていないという。

「エリーゼのために」を弾き始めて二年目なのだからそんなわけはないと調べてみる。

昨年何と同じ日にきている。
ブログをみると同じ日であることに驚いた。

そしてもっと不思議なことは、新聞の集金にNの親戚の人がうちに来ているのだ。
「ごめんください」の声に「あっ新聞やだ」とさっと玄関まで出て行って挨拶している。
Nも相変わらず変な人だ。

感覚の鋭いNのことだから・時間も日にちも気にしないNには妙に第六感というやつが働くようだ。

さて、月1で大判スケッチブック相手に心に残った花の絵と言葉を描き綴ったものを見せてくれた。
2012年版と2014年版である。
2012年版は見た事がある。
去年持ってきたのである。

美しい・・。


いろいろ積もり積もった話をして一段落・・「どれ?ピアノ・・?」
疑問点を少し聞き、ちょっと弾いてみたらバシッとご指導。

手の形が紡ぐ音についてだ。

手の形を意識すると弾けていた曲が弾けない。

私の中では、なるべくきれいな音でひきたいのだからNのご指導は願ったり叶ったりであるはず。

しかし、それが岡潔の言う、大脳前頭葉に届くまでには時間がかかるのだ。

しばらくの間、鍵盤を横目で見て過ごした。
触りたくないのだ。
ここまでの気持ちを生徒におこさせるのはNの音楽に対する信念のなせる技だ。


今日あたりからようやく弾いてみようという気分になってきた。

来年はまた新たな課題を出してくるんだろうな~。
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