テレビをつけるとレオナルド ダヴィンチの絵について放映されていた。
いろいろ面白かったが、どうしても悔しい思い出を払拭できないのがサンタマリアデレグラッツエ教会の「最後の晩餐」だ。
ミラノのドウモをゆっくり観た後に苦労して突き止めたその教会。
そこにはsolde out の表示。
我々2人は残念以上の思いを抱いて建物だけをたくさん写真に収めた。
その建物だけは決して忘れられない。
その後また迷いながらホテルへと帰って行ったあの日の事を思い出した。
過酷なイタリアへの旅であった。
それだけに思い出も半端ではない。
後に分かったこと。
最後の晩餐が飾られてあるサンタマリアデレグラッツエ教会の入場券は前売りでないとダメだったこと。
今でもそうなのかは分からないが、その教会がテレビから飛び込んできた。
忘れもしない大理石と赤茶色のレンガの美しい建物が。
食堂に飾られているはず、食堂ってどの辺かしらねと背伸びをしたところで見えるはずもないその絵を心に建物を一回りしたっけ。
個人旅行のリスク?
その絵をテレビでじっくり見せてもらった。
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