a green hand

そろそろ書けるかな?



何から書こう。
夫が流行り病にかかったと素直に書いてしまおう。

現在、退院して在宅4日目。
抗がん剤治療2クール3週間目を家で過ごしている。

病院嫌いの我々が人生の最終章あたりでこんなに病院で過ごすようになろうとは。

病名は「悪性リンパ腫」である。
さらに詳しくは「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」

今年に入り大雪が降り雪かきを例のごとく本気で頑張った数日後だった。
腋窩に結構大きなコブができた。

気づいてから何度も病院に行くよう促しても気力で治すと行こうとしない。
どの程度なのかも秘密主義で話してくれない。

そのうちその部分に熱を持ち神経が触るのか気力では治らないのではと迷っていたのだろう。

庭で動いている私を見て、タバコを片手にした夫がしみじみと結婚記念日の回数を話したりした。

業を煮やした私が、「良いよね、お父さんが死んでもすぐ慣れるかもしれないし」と呟くように脅迫した。

その途端、夫がようやく意を決した。
夫67歳 誕生日数日すぎの決心であった。

町医者に行くというが隣町の総合病院に行くように促す。

内科 外科 整形外科 と連日一人で受診し、3日目には市内の医大病院を紹介された。

我々は日にちを置かないぐらいに検査の為に通院した。
幸いなことに車で20分ほどの距離であり 、好きではないが私も運転ができることであった。

紹介されたところは整形外科の骨軟部腫瘍専門外来である。
腋窩が骨軟部であることさえ初耳であった。
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