

●= プレイステーション『影牢 ~刻命館真章~』 =●
1998年7月23日に発売されました。当時の価格は、5,800円(税抜)です。
テクモ(現:コーエーテクモゲームス)から発売された、アクションゲームです。
主人公の少女ミレニアは、直接の攻撃手段が無い代わりに、様々なトラップ(罠)を仕掛ける能力があります。プレイヤーはミレニアを操作して、館に侵入してくる人間をトラップにはめて倒していきます。トラップを使用するにはまず”開発”する必要があったり、連続でトラップにはめることで”コンボ”が発生したりといった要素もあります。
独特のプレイスタイルが話題を呼び、後に『蒼魔灯』という続編が発売。PS2でも『影牢II』が発売されています。また、今作と『蒼魔灯』はゲームアーカイブスでも配信中ですよ。
当時、お店での紹介映像や体験台を見ていて、少し気になってはいたんですよね~。ただ、敵をワナにはめるというプレイスタイルが当時の私には「なんか慣れにくそう」って印象になり、結局手を出さずじまいです。
今もなかなか類を見ないスタイルのシリーズですが、『影牢II』発売から8年。そろそろ次が出たりしませんかね?


●= ゲームボーイ『スーパードンキーコングGB』 =●
1995年7月27日に発売されました。当時の価格は、3,900円(税抜)です。
『スーパードンキーコング』シリーズのゲームボーイ版です。
位置づけとしては、初代『スーパードンキーコング』をベースにした派生作品になります。初代でキングクルールを倒したドンキー達に対し、クランキーコングは納得いかないご様子。そんなクランキーがドンキー達に挑戦状を叩きつけるため、なんとキングクルールと結託して再びバナナを盗ませることになります。
スーパーファミコン版にはなかった仕掛けなどを盛り込んだ、新たなステージが楽しめます。また、ゲームボーイでありながら、あの特徴的なグラフィックを頑張って再現しています。
私は小さい頃、友達に借りて遊んだことがあります。
そりゃもう、当時はビックリしましたよ。スーパーファミコン版でももちろんビックリしましたが、ゲームボーイの性能でそれを可能な限り再現していることにもビックリしました。
こう見ると、昔は「高水準なグラフィックを頑張って作っています」というのが感じられるだけでも、驚いたり楽しめたりしたものです。今ではもはや、海外ゲームに慣らされたこともあってか、そういうことにあまり驚けなくなりましたね。時代の流れですが、やっぱりなんか寂しいと感じるところがあります。
昨年のこの週に取り上げたゲームソフト :
7月21日 = ゲームボーイアドバンス『マリオカートアドバンス』(2001年)
7月22日 = プレイステーション『どこでもいっしょ』(1999年)
7月23日 = セガサターン『魔導物語』(1998年)
7月24日 = プレイステーション『モンスターファーム』(1997年)
7月26日 = ファミコン『ダウンタウンスペシャルくにおくんの時代劇だよ全員集合!』(1991年)
7月27日 = ゲームボーイアドバンス『bit Generations』シリーズ第2弾(2006年)
最近取り上げたゲームソフト:
前回(7月14日~20日) = PS1『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』(1999年)/ファミコン『ファンタジーゾーン』(1987年)
前々回(7月7日~13日) = ディスクシステム『夢工場ドキドキパニック』(1987年)/PSP『LocoRoco(ロコロコ)』(2006年)
前々前回(6月30日~7月6日) = PS1『ディノクライシス』(1999年)/GBA『ザ・ピンボール・オブ・ザ・デッド』(2002年)