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さて、今回第16回目に取り上げたテーマは、
「知られざるドーハの「真なる」悲劇」
です。まあ今ワールドカップの最中ということですしw
みなさん「ドーハの悲劇」をご存知でしょうか?1993年10月28日、カタールのドーハという地で行われた、1994年のFIFAワールドカップ最終予選の日本代表最終戦において、相手国だったイラクにロスタイムで同点ゴールを決められ、目前で本大会出場を逃してしまったという出来事です。この言葉を最初に使ったのが夕刊フジという夕刊紙で、逆にこの出来事で本大会出場が決まった韓国では「ドーハの奇跡」と呼ばれています。
しかし
ホントに悲劇を味わっていたのは実は、対戦相手だったイラクだったのです。
まずその1つに、1991年の湾岸戦争にてアメリカとイラクは極度の対立関係にあったことです。(ちなみに勝利したのはアメリカ)その様な状況でワールドカップ本大会が行われるアメリカにイラクがいくことがどういうことか、火を見るより明らかでした。そしてもちろん公式ではあらわにされてませんが、明らかに「イラク潰し」としか思えない自体が起こっています。
・異常ともいえる出場停止人数
予選での同グループの、最終戦直前までの出場停止人数は、
日本…2人、サウジアラビア…3人、韓国…0人、イラン…3人、北朝鮮…1人
そして、イラクはなんと6人です。この差はなんなんですか?
しかもほとんどが主力選手、しかも通達があったのが最終戦の前日というあまりにふざけている内容です。
・日本寄りとも取れるジャッジ
「ドーハの悲劇」が起きた日本vsイラクの試合においても、イラクのゴールが得点として認められない、日本選手の後ろからの行為により転倒したにもかかわらず日本側に警告なし、明らかに日本側の反則にもかかわらずイラク選手が警告を受ける、日本の勝ち越しゴールもビデオで見る限りオフサイドの疑いが非常に濃いなどの、日本寄り、もしくはそうと見られるジャッジがあまりに多く見られたそうです。
さらに当時イラクのスポーツ大臣だったウダイという人物(イラクのフセイン元大統領とその妻の間で生まれた長男だそうです)がもう悪魔のような人物で「勝てばボーナス、負ければ拷問」とイラク選手を脅すのは日常茶飯人。「ドーハの悲劇」において引き分けだったにもかかわらず、選手の多くが投獄され、ロスタイムでの同点ゴールを決めた選手ですら手当没収+海外移籍を握りつぶされ、さらに監督宅にはミサイルを撃ち込み爆破するなど、もうただのアホとしか思えないような人間がイラクのスポーツを取り締まっていたのです。
ワールドカップに行けたにもかかわらずこんな非情な目にあっているイラク。日本がワールドカップに行けなかったことなんて、本当にまだマシだったのかもしれません。
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さて、今回第16回目に取り上げたテーマは、
「知られざるドーハの「真なる」悲劇」
です。まあ今ワールドカップの最中ということですしw
みなさん「ドーハの悲劇」をご存知でしょうか?1993年10月28日、カタールのドーハという地で行われた、1994年のFIFAワールドカップ最終予選の日本代表最終戦において、相手国だったイラクにロスタイムで同点ゴールを決められ、目前で本大会出場を逃してしまったという出来事です。この言葉を最初に使ったのが夕刊フジという夕刊紙で、逆にこの出来事で本大会出場が決まった韓国では「ドーハの奇跡」と呼ばれています。
しかし
ホントに悲劇を味わっていたのは実は、対戦相手だったイラクだったのです。
まずその1つに、1991年の湾岸戦争にてアメリカとイラクは極度の対立関係にあったことです。(ちなみに勝利したのはアメリカ)その様な状況でワールドカップ本大会が行われるアメリカにイラクがいくことがどういうことか、火を見るより明らかでした。そしてもちろん公式ではあらわにされてませんが、明らかに「イラク潰し」としか思えない自体が起こっています。
・異常ともいえる出場停止人数
予選での同グループの、最終戦直前までの出場停止人数は、
日本…2人、サウジアラビア…3人、韓国…0人、イラン…3人、北朝鮮…1人
そして、イラクはなんと6人です。この差はなんなんですか?
しかもほとんどが主力選手、しかも通達があったのが最終戦の前日というあまりにふざけている内容です。
・日本寄りとも取れるジャッジ
「ドーハの悲劇」が起きた日本vsイラクの試合においても、イラクのゴールが得点として認められない、日本選手の後ろからの行為により転倒したにもかかわらず日本側に警告なし、明らかに日本側の反則にもかかわらずイラク選手が警告を受ける、日本の勝ち越しゴールもビデオで見る限りオフサイドの疑いが非常に濃いなどの、日本寄り、もしくはそうと見られるジャッジがあまりに多く見られたそうです。
さらに当時イラクのスポーツ大臣だったウダイという人物(イラクのフセイン元大統領とその妻の間で生まれた長男だそうです)がもう悪魔のような人物で「勝てばボーナス、負ければ拷問」とイラク選手を脅すのは日常茶飯人。「ドーハの悲劇」において引き分けだったにもかかわらず、選手の多くが投獄され、ロスタイムでの同点ゴールを決めた選手ですら手当没収+海外移籍を握りつぶされ、さらに監督宅にはミサイルを撃ち込み爆破するなど、もうただのアホとしか思えないような人間がイラクのスポーツを取り締まっていたのです。
ワールドカップに行けたにもかかわらずこんな非情な目にあっているイラク。日本がワールドカップに行けなかったことなんて、本当にまだマシだったのかもしれません。
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