据え置き次世代機のダウンロード式レトロゲームの価格帯を見比べてみる

・PS3「ゲームアーカイブス」
現時点での配信タイトル数…24タイトル
価格帯…525円に統一

他の２機種と並べると確かにかなり良心的な価格。過去の遺産だからと割り切ってるのかもしれません。ホントにこれには素直に感心します。
また、レトロゲームではないのでここにはありませんが「鉄拳５　ダークリザレクション」のPS3仕様バージョンが2,000円で配信と、こちらも相当良心的な価格です。ただ、配信タイトル数が少ない…というか更新頻度が少ないんだと思います。せっかくいい感じですから、ここは勢いにのってユーザーの心をつかめるといいと思いますよ。
もっとも、PS3は何せハード自体がちょいと値が張るので、これだけのために買う人がどれだけいるか…？という感じですね。


・Xbox360「Xbox Live アーケード」
現時点での配信タイトル数…37タイトル(「Hexic® HD」は本体のハードディスクに含まれているものなので、対象外)
価格帯…400～1200マイクロソフトポイント＝600～1800円（1マイクロソフトポイント＝1.5円）

サイトを見て勘違いしてる人も多いかと思いますが、サイトに書かれているのは円ではなく専用のポイントです。だまされませんように。
そう考えると、パックマンが600円はちょっと高いかな…。ただ、逆に高めのソフトは高クオリティっぽいのでそういうのがいいのかもしれないです。というかボードゲーム、１つのトランプゲームに400ポイントですか…。せめてまとめて出してよねｗ


・Wii「バーチャルコンソール」
現時点での配信タイトル数…57タイトル（すでに発表されている、今後配信予定のタイトル…23タイトル）
価格帯…
ファミコン　500円
スーパーファミコン　800～900円
ニンテンドウ64　1,000～1,200円
メガドライブ・ＰＣエンジン　600円

確かに思うんですが…こう比べてみると任天堂の旧ハードのソフトって高い気が…。ファミコンとPS1がほぼ同等と考えるとちょっと…ね。スーファミ、64あたりは及第かなとは思いますが。
ただ、２月に配信予定の名作「ゼルダの伝説　時のオカリナ」はワンランク上の価格帯になっており、まあ作品が作品だから…と私は思ったんですが、周りのブログでは高いという批判しか聞かず。一番の原因は過去に特典として無料配布された「ゼルダの伝説　時のオカリナＧＣ」や、クラブニンテンドーの特典だった「ゼルダコレクション」に収録されたのが大きいみたいで、今さら現金で買う気がしないということなんでしょうね。有名作だからってちょっと表に出しすぎたのが仇となった感じです。
メガドライブとＰＣエンジンもソフトの種類によりますがまあまあ良心的だとは思います。


…こう見ますと、バーチャルコンソールが高く感じるのは確かにあります。おそらくコストパフォーマンスの面があるとは思いますけどね。任天堂は今後、価格帯を下げないと若干厳しいことになるかもしれませんが、なんかそういうことをやりそうな気配はないですね。今のところは。