最近ブログのネタがなかなか見つからず・・・
なので、今日は「パソコン教室」についてお話ししたいと思います。
一口に「パソコン教室」といっても、その形態は様々です。
それを大きく3つに分類することにします。
1.一般的な民間のパソコン教室
大半の教室がこの分類に入ると思います。
講座の形式は「ビデオ」だったり、「個別指導」だったり。
「ビデオ」はビデオを見ながら自分で操作して、わからないところを
教室の講師に聞く、という形式です。
「個別指導」はテキストを自分で進めながら、わからないところを
教室の講師に聞く、という形式です。でもこれ、結構、個別指導という
名の自主学習だったりするんですよね。
これらの形式は、ある程度自分で出来るようになっていなければ、
操作を進めることができませんよね。
ましてや、「パソコンで何ができるのか分からない」というときが
困ったもので、基本的に自分で講座を選ばないといけません。
ただ、たとえば「文書作成がしたい」→「じゃあワードしましょう」とは
言っても、ワードを使うにはパソコンの電源を入れて、
マウスをクリックしたりダブルクリックしたり、文字を入力したり、
というパソコン操作全般で使う基本的な操作の習得が事前に
必要です。が、当教室に現在通っていて、以前に別の教室に
通ったことがある方のお話を聞くと、そんな基本操作は習わないから、
結局自分で出来なくて、何も聞くこともできないし、
まったく習得できなかった、ということが多いようです。
なので、ある程度操作が分かっていて、かつしっかりとそれを
覚えている、という前提のもとに講座が成り立つ教室です。
そして、受講対象は比較的若年層で、ビジネス向けの内容に
なっているところがほとんどのようです。
2.公民館等で行っているパソコン教室
ものすごく安い価格で行っているパソコン教室です。
ただ、これはあくまでも「ワード」「エクセル」などを使って、
ビジネス向けのテキストで進めるところが多いようです。
ちょっと初心者向きではないところが多いようですね。
これがまたやっかいで、パソコン持ち込みのところが多く、
そうなると、持ってきている機種が昔のだったり、
今のだったり、で操作が違うので一貫性がなく、
講座としてどう成り立つのか?疑問なところが多いです。
3.シニア向けのパソコン教室
当教室がこの分類に入ります。
世の中には、たくさんのパソコン教室がありますが、
シニア専門の教室、となると、意外に少ないようです。
シニア専門をうたっていても、教え方がシニア向けではなかったり・・・。
この「シニア向け」というのは、パソコンをビジネス目的以外の
趣味の分野で使う内容を講座にしている教室です。
たとえば「ワード」だと、文書作成は基本的なことを行いますが、
一筆箋やメモ帳、ノート、ギフトボックス、といった作品をつくることが
多いのが特徴となっています。
そもそも、仕事で使わないのに、1.や2.のようなビジネス向けの
ことを行っても、仕方ないですよね!
その点、シニア向けの教室は、ビジネス向けと内容が全く異なります。
逆に、ビジネス目的の方が当教室のようなシニア向けの教室に
来てしまうと、ちょっと仕事では使えない内容です。
そして、この分類の最大の特徴は、講師の質なんです。
シニアの方々に講習を行うのは、若年層の方々への説明の仕方と
まったくもって異なります。
「どう教えてるのか?」それは企業秘密です!
ただ、シニア向けの講師は、1.や2.の教え方と全く異なるため、
特別な訓練が必要です。また、講座の準備やその後のフォローに
かなりの時間を費やしています。
もちろん、当教室で勤務している講師も、相当の訓練を積んでおり、
今でも、日々訓練を行っています。
私は、一応2つの教室の経営者ですが、勤務している講師から、
どうも怖がられているようです(苦笑)
まぁ、講師の訓練の時は、「何やってんだーっ!」って、
竹刀が「バーッン」となるくらいのことはしてますけどね!
でも、そのくらいの訓練でも足りないくらい、
シニアの方々に講習を行う、というのは難しいことなのです。
今日は長々と、文章だけのブログになりましたが、
ごくごくまれに、公民館等の教室と、シニア向けの民間教室を
一緒の内容のような感じに考えている方もいらっしゃるので、
今回はこんな日記にしてみました。
次回は「復習することの大切さ」を書きたいと思います。
(いつになることやら・・・)
(パソコン教室パソネット 平林拓未)