七夕の朝の白い月.。.:*・゜そして．．．鮮やかな色彩のグラジオラス.。.:*・゜

昨日の朝、西の空に見えた白い月.。.:*・゜
久し振りに見えた白い月でした．．．
そして．．．ふと、向田邦子さんの短編小説の「大根の月」を思い出しました。
白い月が、切りそこねた大根の薄切りに似ている．．．そんな文章が心の中に蘇ってきます。
向田邦子さんが脚本家から小説家へと仕事の幅を広げていった．．．と思ったら、あっという間に
直木賞受賞．．．受賞作の短編集「思い出トランプ」の中で、私の心に残り続けている「大根の月」。
私は結婚はしていましたが、向田さんの小説を深く読み取るには、人生経験不足で若過ぎたような気がします。
それでも、心に残る作品の１つです。
ふとした折りに、ふっと私の心に浮かぶ小説です。
今では、向田邦子さんの享年を遥かに超えてしまった私．．．

	白い月と出会えるとは期待していなかったので 　一層嬉しさが込み上げてきました。
このまま晴れ続けて、夜には星も月も.。.:*・゜ 　と、つい期待してしまいました．．．
	緑道では、色鮮やかなグラジオラスが咲き始めています。 　空には白い月、地にはグラジオラス．．．
開花間もない端正な花姿。
	白い月とグラジオラスのコントラストが心に残る．．． 　早朝散歩でした。

グラジオラスも百日紅と同じように、夏の校庭に咲く花のイメージです。
やはり、年々開花が早くなって行くように感じています。
久し振りに、向田さんの「思い出トランプ」を再読してみたくなりました。　


　グラジオラスについて


　梅雨空再び．．．でしょうか？