おっとりと品よく花開いていくリッチフィールド・エンジェルの花びらは
淡い淡いアプリコットカラー...クリーミーアプリコットと呼ぶそうです。
開花につれて、淡く淡く変化していくと限りなく白に近いクリーム色に
なりますが、その色はクリーミーホワイトと呼ぶそうです。
クリーミーがキーワードですね。
クリーミーなたくさんの花びらが重なり、少し重たげにうつむいて咲く姿を
見ることが多いのですが、珍しく空に向かって晴れやかな笑顔を見せているような
リッチフィールド・エンジェルを見かけました。
゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2015 * 41 * リッチフィールド・エンジェル * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜
リッチフィールド・エンジェル 2006年 英国 デヴィッド・オースティン社作出 | |
うつむいて開いていくクリーミーホワイトの花びらは 淑やかなレディのように見えます。 | |
おっとりとした風情で広がる花びらの美しさ | |
デヴィッド・オースティン社の「バラのハンドブック」の解説によると...
「リッチフィールド・エンジェルとは、イギリスのリッチフィールド大聖堂で
近年発見された8世紀頃の石版画に描かれた天使のことです。」とのことです。
天使の名前にふさわしい、品のよい透明感のある佇まいの薔薇です。
バラのハンドブックには、「レッチフィールド」と表記されていますが、
今回は一般的な日本語の表記に従い「リッチフィールド」と書きました。
生田緑地ばら苑で撮影をしたのは、5月23日です。
今年の5月は、19日と23日の2回訪問しましたよ。
開苑直後の清涼な空気の中での薔薇たちとの出会い、
閉苑間際の、人影がまばらになる静かなひと時...
生田緑地ばら苑で友人とのんびりと過ごす時間は
薔薇の季節が巡り来る度に届く美しい贈り物のようです。
生田緑地ばら苑のサイトです:今年の秋の開苑期間は、11月1日(日)までですよ。
ようやく晴れ間が見えてきました。
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