Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

鬱金(うこん)@多摩森林科学園桜保存林.。.:*・゜2021.。.:*・゜

2021-04-18 | おでかけ♪





鬱金は淡い黄色の桜として有名ですが、咲き始めは淡い緑、開花が進むと白くなり
その後は淡いピンクを帯びてくるので、ひと目見て「鬱金が咲いている。」と判断するのは
少し難しいかもしれませんね。
黄色(クリームイエロー)に見えるのは、淡い緑と白の間の期間ではないかと推測しています。

清酒「黄桜」の名は、この花にちなむのだそうですよ。
黄色を黄金色と見立てて金運アップの御神木にしている神社もあるそうです。

淡い黄色~淡い緑~クリームイエロー~白~淡いピンク...色彩の変化を見せながら見事に咲き誇る鬱金の花姿は、
うっとりと見惚れるほど美しいですよ。
見上げても先端まで見渡せないほどの大きな樹に、鬱金さんの花色が全て登場しています。





 














染料としての鬱金は鮮やかな黄色ですから、桜の鬱金さんは「鬱金色」ではないかもしれませんね。
黄色を帯びた桜は、今も鬱金だけと言われるほどに、黄色い桜は珍しい存在だったのだと思います。
その貴重な珍しさに「鬱金」と名付けたのかも...と思ったりもしています。

インド原産のウコンが染料として日本に渡来したのは室町時代だそうです。
白い布を紅く染める前に下染めとして使われていたそうです。
驚いたのは、たくあん漬けの鮮やかな黄色は本来はウコンの色なのだそうです。
たくあんの黄色が何の色なのか考えてみたこともありませんでした。 


新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...


 多摩森林科学園の桜保存林で撮影をしたのは、4月7日(水)です。






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